ポケダンスレ(2件目)

[1] 天空支配龍

このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください

書き込み時刻2013-08-12 18:59:38

[2554] センター

北部事務所。
コンコン。
キュウコンはドアにノックする。
ガチャと音が鳴りながらドアが開く。
???『貴方達は?』
キュウコン『私達は保安です』
???『保安...本部から?』
キュウコンは事情を説明した。
???『中にどうぞ....』
ポケモンは案内をし始めた。

書き込み時刻2020-08-04 22:36:08

[2555] センター

???『私はジュゴン。北部事務所の保安官よ』
アーボ『存じております。ジュゴンさん。そして「雪原の守護者」の通り名で有名でしたね』
ジュゴン『北部事務所の所属のポケモンが私しかいないからそう付けられたのよ』
キュウコン『「雪原の守護者」....カッコいいですね!』
ジュゴン『ありがとう。....あなたは...』
キュウコン『西部事務所所属のキュウコンです。お願いします!』
ジュゴン『「西部事務所」...ケッキングさんや「エビワラー」君がいる所ね』
キュウコン『知っていましたか!』
アリアドス『お久しぶりですねぇ。ジュゴンさん』
ジュゴン『見習い時代以来ねアリアドス君』
キュウコン『お知り合いですか?』
アリアドス『見習い時代の俺たちの講師みたいなものだ』
キュウコン『ええー!?』

書き込み時刻2020-08-04 22:42:18

[2556] センター

キュウコン『アリアドスさんの見習い時代の講師という事はエビワラーさんの講師でもあるという事ですね』
ジュゴン『ええ』
アリアドス『あの落ちこぼれを随分と評価してましたねぇ?』
ジュゴン『ええ。彼の取り組む姿勢は評価すべき事よ』
アリアドス『ふん。4年も見習い時代とかいう前代未聞の事やらかしているのに余程買っているようだ』
ジュゴン『落ちこぼれねぇ。私は彼が落ちこぼれだと思わないわ』
アリアドス『何?』
ジュゴン『彼は貴方達と違って飲み込みとかも遅かった。だけど、どれだけ馬鹿にされても彼は挫けず前を向いていたわ。そんな彼が落ちこぼれだとは思わない。たかが2.3年みんなより卒業遅れただけでしょ』
アリアドス『だから落ちこぼれなんですよ!。皆が出来る事が出来ない。即ち落ちこぼれ!』
ジュゴン『最終的に出来る様になったわよ?』

書き込み時刻2020-08-04 22:57:00

[2557] 黒樹蒼葉

コリンク『さてと、今更ですが、質問への
回答ありがとうございます!』
レントラー(旧ルクシオ)『さっさとお礼を
伝えればいいのにな』
コリンク『!!お兄様!進化して更に
格好良く……!!ガクッ……!!』
コリンクは 気絶した!
マタツボミ『コリンク様あぁーーッ!?』
レントラー『(センターさんの)番外編で顔合わせてるだろ……何で無駄に原作準拠
なんだよ……』
グライオン『……俺は見てたぞレントラー。
お前の勇姿。立派だったな』
※グライオンは死の間際に敬語を
止めています。
レントラー『グライオンッ……』
母『ああ……こんなに立派になって……
また会えて嬉しいわ……』
レントラー『母さん……ごめんな。あれから
家族みんなばらばらになって……また
会えて良かった』
レントラー父『……』
レントラー『何気まずそうにしてるんだよ
クソ親父!家族全員揃ったんだ!』
レントラー父『ああ。……良かった』

書き込み時刻2020-08-04 22:57:39

[2558] 黒樹蒼葉

レントラー父『「雪原の守護者」
ジュゴンか……以前から作者(蒼葉)が思っていたことを全て代弁してくれたな』
グライオン『そうですね。この保安官は決して落ちこぼれなどではない。寧ろその姿勢は
優等生だろう。結果もしっかりと
出している』
コリンク『ええ!逆に表面的な成績からしか人物を捉えず、徹底的に蔑み、嘲笑い、
見下す……そんな保安官はどれだけ地位が
上がろうと落ちこぼれなのよッ!!』
マルマイン『何でこいつらこんなにお前を
支持してるんだ?悪党で敵なのに』
エビワラー『絆のようなものが
芽生えたのかもね。ありがとうみんな』

書き込み時刻2020-08-04 23:24:47

[2559] センター

蒼葉さん感想ありがとうございます!。

本編。
アリアドス『最終的に出来る様になった?。だからどうした!。既に評価決まってるんだ「落ちこぼれ」だと!』
ジュゴン『貴方達はそうやって「結果」だけしか見ないのね。彼の努力...つまり「過程」を見ようしたポケモンはいないのね.....』
アリアドス『「過程」?。「結果」が全て。誰も評価しないんですよ!』
ジュゴン『「結果」を求められるのは「即戦力」のポケモンだと思うけど。見習いのポケモンは「過程」が大事だと思うわ。見習いなんだもの。しっかりと知識や基礎を学ぶのよ。ゆっくりでいい少しずつ「過程」をこなして着々と「結果」を出す。それでいいのよ』
アリアドス『.......』

書き込み時刻2020-08-04 23:37:12

[2560] センター

ジュゴン『そして、やけにエビワラー君に突っかかるけど何かあったの?』
アリアドス『俺はあいつより優秀なんですよ!。落ちこぼれは何しても落ちこぼれだ!』
キュウコン『黙って聞いてりゃ散々落ちこぼれって言いますね!。私から言わせれば貴方の方が「問題児」ですよ』
アリアドス『なんだと!?』
ジュゴン『アリアドス君。君は東部事務所で浮いてるんじゃない?』
アリアドス『!?』
ジュゴン『恐らく、東部事務所で1番評価が低いんじゃない?。だから同期で「落ちこぼれ」の評価を受けているエビワラー君に突っかかって自分は優秀という評価されたいのかしら?』
アリアドス『.........』
ジュゴン『あはは。惨めね。そこまでしてまで優位に立ちたいのかしら。彼を貶めたり比べようとしたって貴方の評価が上がる訳ではないのに...』

書き込み時刻2020-08-04 23:53:02

[2561] 黒樹蒼葉

こんばんはセンターさん。
今回は会話形式ではない感想を書かせて
頂きます。
「自尊心を満たす」おそらくそれが彼が
エビワラーを見下す理由なんでしょう。
更にこれはあくまで僕の推測なのですが……
彼も昔は、それこそエビワラーと同じように真っ直ぐなポケモンだったのでは
ないでしょうか。(そもそも悪いポケモンは、保安官なんて志さないでしょうし)
そして東部で低い評価を下された時も、
評価を覆そうと努力も並以上に
したはず。何度も何度も、しかしその度に
変われなかった。それで少しずつ少しずつ、
前を向くことができなくなっていって……
ついには見下すことでしか、心の均衡を
保てなくなったのだと思います。
アリアドス『全部お前の妄想だがな』

書き込み時刻2020-08-05 22:11:09

[2562] 黒樹蒼葉

ゴローン『「金色(こんじき)の九尾姫」……
アイドルみたいで何だか違うな』
コリンク『え?実況はどうしたんですか
ゴローン』
ゴローン『ああ、あのジュゴンという保安官の通り名に触発されたのか、作者が西部の者達の通り名を考え出しまして……それを俺が何故か審査することになったんです』
マタツボミ『なるほど……してさっきの
ものは?』
ゴローン『キュウコンの物らしいです』
コリンク『作者の趣味が滲み出てますね……
一旦保留にしましょう。ちなみに他には?』
ゴローン『マルマインで「迅雷の修羅」
だそうです』
マルマイン『言葉だが聞いたら悪役だろ
それ……若干中二病の気配もするしよ』
マタツボミ『蒼葉のセンスには期待しない方がいいんですよ』

書き込み時刻2020-08-05 23:57:30

[2563] 黒樹蒼葉

誤・言葉だが 正・言葉だけ

マルマイン『……で?ちなみに元ネタは
何なんだ?』
マタツボミ『「迅雷」は激しく鳴る雷。そして「修羅」はそのまま「激しい戦い」の他に、「人の情を棄て、戦いの道を歩む者」、
更に「激しく苛立つ」という意味も含む「修羅苦羅」という言葉ともかけています』
マルマイン『……はぁ?』
マタツボミ『更には、「大切な人のために怒り、戦いに身を投じた」ものの、「思いやりのない正義」と「妄執」に囚われた結果、元いた世界を追放された正義の神、阿修羅もかけ……』
マルマイン『もういい!要は「無意味に知識を詰め込んだ俺への悪口」だろ?……次!
キュウコンは!』
コリンク『キュ……キュウコンは……
思いつかなかった結果、そのまま決めたらしいです』
マルマイン『よし、後で作者に雷だ』

書き込み時刻2020-08-06 20:05:37

[2564] センター

ジュゴン『さて、本題に戻りましょうか』
アーボ『協力してもらいませんか?』
ジュゴン『協力するのは山々だけどごめんなさいね。それは出来ない』
キュウコン『え!?』
アーボ『やはりそういう事ですよね』
アリアドス『ああ!?。どういう事だよ!』
アーボ『少しは頭を使って?。北部事務所はジュゴンさんしかいないんだよ?。俺達に協力したら誰が保安の活動するのさ?』
キュウコン『あ!。確かにそうでしたね....。ごめんなさい』
アリアドス『........』

書き込み時刻2020-08-07 18:23:35

[2565] センター

アーボ『では窃盗犯についての情報はありませんか?』
ジュゴン『申し訳ないけれどそれも無いのよ』
キュウコン『ええ!?』
アリアドス『使えねえ.....』
ジュゴン『........。そもそも北部にはあまり情報はこないわ』
アーボ『そうか!。この気候でペリッパーが来れないのか』
ジュゴン『ええ。それに窃盗犯がここには来ても意味がないのよ』
キュウコン『どういう事でしょう』
ジュゴン『ここに来たら私が逃さない』
アーボ『確かに、そうですね。北部での犯罪数はA大陸では1番少ないですしね』

書き込み時刻2020-08-08 06:12:05

[2566] 黒樹蒼葉

コリンク『ペリッパーが来れない……とういことは逆にいざという時も
応援も呼ぶことは難しい』
グライオン『本当に一匹で守って
のか。しかも犯罪率が一番低いし』
スリープ『「私が逃がさない」の一言から
分かる圧倒的実力よ。北部がどれだけの広さかは知らないが、極力行かない方が
よさそうだな』
マルマイン『そもそもこいつ(エビワラー)と
アリアドスの講師だ。実力がなきゃ
おかしい。そうだよな?』
エビワラー『うん。詳しいことはネタバレに
なるかもしれないから言えないけどね』
マタツボミ『下手したら棟梁様クラスも
あり得るかもしれませんね』
レントラー父『出来れば一度戦って
みたかったが……』

書き込み時刻2020-08-08 17:02:15

[2567] センター

アリアドス『大陸では1番犯罪が少ない?。当たり前だろ。東部と北部では住める環境が違う。北部は豪雪地帯だ。氷タイプしか適応できないからだ』
ジュゴン『そうね。そもそもここで犯罪を起こすポケモンはいないわ』
アリアドス『そういう事だ。数が少ないからって凄い訳ではないのだ』
キュウコン『それほどジュゴンさんが優秀って事ですよね!』
ジュゴン『あら。言い方を言ってくれるわねキュウコンさん。エビワラー君の指導の賜物かしら』
キュウコン『えへへ。エビワラーさんの教え方が丁寧でわかりやすいんですよ』
ジュゴン『流石ね。あの時にしっかりと基礎を叩き込んだのは間違いではなかったわ』
アリアドス『4年間も「基礎」ねぇ。俺はあいつが遅れていた3年間経験を積んでますからね。ま、なにせ。俺は1年で卒業したんで。お気に入りの教え子は惨めに問題児が集まる所で芽も出ずに散っていくんですよ』
キュウコン『エビワラーさんを侮辱して!。私が黙ってると思いますか!?』
アリアドス『ははは。何故肩を持つ?。お前はあの盗賊団を壊滅に貢献したんだろ?。もう、あいつより優秀なんだ。ほっとけよ。俺の部下になれば....』
キュウコン『火炎放射!』

書き込み時刻2020-08-08 19:54:11

[2568] センター

アリアドス『てめぇ!。何しやがる!?』
キュウコン『怒りました!。貴方を灰にさせて頂きます。火炎放射!』
アリアドス『てめぇ!。糸を吐く!』
キュウコンの足を止める。
キュウコン『く!』
アリアドス『ははは!。威勢はだけは良いな!。俺に歯向かったらどうなるか教えて.....』ゾク!。
な、なんだ!。この寒気は。
ジュゴン『冷凍ビーム....』
アリアドスの糸を凍らせる。
アリアドス『な、なに!?』
ジュゴン『少々痛い目に合わなければ治らないわね。キュウコンさん。私に任せなさい』
キュウコン『は、はい....』
ジュゴン『あんまり格下相手に使いたくないけど.....。流石に頭にきたわ』
アリアドス『う、動かない。背筋が寒く....』
ジュゴン『他人を馬鹿にする暇があるなら自分を磨いたら?。』
アリアドス『な、なんだとぉ!?』
ジュゴン『........絶対零度!』
一撃必殺!。
ジュゴン『話にならないわね....』
アリアドスは倒れた。

書き込み時刻2020-08-08 20:04:39

[2569] 黒樹蒼葉

ゴローン『「雪原の守護者」ジュゴンの絶対零度が「東の毒蜘蛛」アリアドスの意識を刈り取ったぁーーッ!!』
エビワラー『と、唐突な実況だね』
マルマイン『アリアドスの通り名は適当だしよ』
ゴローン『「紅玉の燈狐(こうぎょくのあかりきつね)キュウコンに上司の威厳を見せつけるッ!』
エビワラー『あれ、キュウコンの通り名?』
マルマイン『ああ、変に捻り過ぎてもはや
わからん』

書き込み時刻2020-08-08 21:24:17

[2570] センター

キュウコン『い、一撃.....』
アーボ『一撃必殺技の絶対零度....』
ジュゴン『ごめんなさいね。怖かったかしら?』
キュウコン『い、いえ!。カッコ良かったです!』
ジュゴン『そう?。.....変に遠慮はしなくて良いのよ?』
アーボ『うるさい奴が静かになってくれれば幸いです。ありがとうございます』
ジュゴン『....あなたも敵を作りそうな発言はしない方がいいわよ?』
アーボ『肝に銘じます』

書き込み時刻2020-08-09 08:47:46

[2571] センター

数時間後。
アリアドスさんが目覚めたので私達は再びジュゴンさんと再び話始めました。

ジュゴン『窃盗犯の情報。もっとくまなく探してみなさい。もしかしたら見つかるかもしれないわよ?』
キュウコン『はい!。アドバイスありがとうございます!』
ジュゴン『キュウコンさん』
キュウコン『はい?』
ジュゴン『頑張りなさい。貴方がもっと活躍すればエビワラー君の評価が上がる可能性がある』
キュウコン『本当ですか!?』
ジュゴン『ええ。大活躍した貴方を指導したのがエビワラー君ってなれば彼も貴方も本部を評価するでしょう』

書き込み時刻2020-08-09 08:57:13

[2572] センター

キュウコン『よーし!。私もっと頑張ります!』
アリアドス『..........』
アーボ『元気だな』
キュウコン『だってエビワラーさんの評価が低いのは納得行きませんよ!。もっと改めるべきです!。その為には私やマルマインさんがもっと保安の役に立てれば!』
ジュゴン『どうやら、エビワラー君は良い部下を持ったそうね。羨ましいわ』
キュウコン『あ....すみません。はしゃいでしまって』

書き込み時刻2020-08-09 09:05:20

[2573] 黒樹蒼葉

エビワラー『……ありがとうキュウコン。
こんな部下を持てて俺も幸せだ』
レントラー父『お前の接し方も
良かったのだろう。万練の拳衛者(ばんれんのけんえいしゃ)よ。その評価が少しでも
上がることを祈っている』
エビワラー『…………それはもしかして、
俺の通り名かな?』
レントラー父『そうらしい』
マルマイン『相変わらず分からねえ……』

書き込み時刻2020-08-09 09:26:13

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