[1] アロウ◆lkwv8d8g1.

かなり前
広がるオリジナルストーリーで
お世話になってました
アロウです

無駄に長い&分かりづらい文章
独特すぎる世界観
暖かい目で見てやってください

書き込み時刻2012-07-01 18:02:07

[2] アロウ◆lkwv8d8g1.

ボクは認めないと言ったはずだ!
人の手でポケモンを
作り出すなんて!
間違ってる!
そんなの間違ってる!
この研究を中止するんだ!
父さんが来たら
ボクが言ったと伝えるんだ!






気が付くと
俺は地面に倒れていた

「…うっ……」

体中が酷く痛い
痺れるようだ

俺はなぜこうなった?
なにをしていたんだ?

思い出せない

嘘だろ?
記憶喪失なんて御免だ
俺にはやるべきことがある

それってなんだ?


今の俺は空っぽだった


誰なんだよ…俺…


土と草の匂いがする
人の気配はない








ゴトッ


力尽きかけたその時
目の前に木の実が落ちてきた

空腹なことを思い出し
俺は木の実に手を伸ばした

か、辛い!

本能なのか
いつのまにか木の実は
口のなかに入っていた



体が動く…

俺は立ち上がった
そして一つの黄色い物体が
こちらを見つめていることに
気付いた
こいつは?


「ピカチュー!」


黄色い物体は
勢い良く俺に飛び付いた

「ピカー…」

黄色い物体は
俺にしがみついている

何か思い出せそうだった


「ポ…ケモン…」


それ以外は
何も思い出せなかった


それよりも空腹だ
どこかに町はないか

その思考はどこから出てきた?
気にしても仕方がないか


黄色い物体を下ろし
歩き始める

黄色い物体はついて来る

そいつを「ポケモン」と
呼ぶことにした

書き込み時刻2012-07-01 18:03:07

[3] メスト

初めまして!
うわぁ、なんか出だしからドキドキさせるような感じです^^
主人公に何が起きたんだろう…すごく気になります(笑)
ピカチュウの絵も凄くうまい!見習いたいなぁ←
更新頑張ってくださいね^^

書き込み時刻2012-07-01 20:23:07

[4] アロウ◆lkwv8d8g1.

メストさん
コメントありがとうございます!

ピカチュウは苦戦しました(笑)
こんな絵をうまいと言ってくれて
ありがたいです


期待を裏切らないよう
努力していきます!

書き込み時刻2012-07-01 20:45:32

[5] アロウ◆lkwv8d8g1.

緩やかな傾斜
草むらがあり木がある
道はあるので迷いはしない

どことなく懐かしい



思い出すことはやめて
辺りを観察しながら歩いた

ポケモンは元気だ
少し前を歩いては、こちらを見て
立ち止まる
その繰り返しだ



「そこの兄ちゃん!」



近くから幼い少年の声がした
だが口調は荒い


「ちょっとバトルしようぜ!」


オレンジの帽子をかぶった
半袖短パンの少年だ


「行けぇ!ヨーテリー」


彼はボール状のものを宙に投げた



「……っ!」

知っている!
これは!


モンスターボールから
繰り出されたポケモンは
小さく、犬のようだ
少し薄い茶色の体
耳が大きく目はぱっちりし、
クリーム色の毛が顔を覆っている



ピカチュウは戦闘態勢に入り
電気をバチバチと鳴らしていた



「うぉ!かっけぇ!」

少年は目を輝かせた


「…じゃねぇや!」

少年はピカチュウを指差す

「ヨーテリー!体当たりだ!」

「わんっ!」


ヨーテリーは
こちらへ走り込んでくる



……ダメだ
どうしていいのか分からない

もう思い出せない


バシィッ!!

体当たりはヒットした


「ピッ!」

「きゃんっ!」

ピカチュウは
体当たりに耐えたようだ

ヨーテリーは
吹っ飛ばされてしまった



「ヨーテリー!!」

少年は叫んだ


しかし飛ばされただけで
ダメージはほぼ無い


「大丈夫か?!ヨーテリー!」


少年はヨーテリーに駆け寄った



少し胸が痛い



「ピカ…?」


ピカチュウは心配そうに俺を見た


「あぁ、大丈夫だ…」


言葉が聞こえたわけではないが
そう答えた



「なんでそんなに強いんだ?!
もしかして
どっかのジムリーダー?!」


ジムリーダー…


「ジムバッチ持ってんなら
見せてよ!持ってるだろ!?」


ジムバッチ…



「今は一つもない
けどいつかはジムを制覇して
チャンピオンになる」


俺はピカチュウの頭を
ガシッとつかんだ


「コイツと」



なに決めゼリフみたいなこと
言ってんだ
俺はそう思った

でもしっくりくるものがあった
何かは分からないが


「か、かっけぇぇぇ!
サインください!」


「あ、いや、有名になるとは
限らないから」


少年の頼みを丁重にお断わりして

また道を歩んだ


看板がある
[二番道路]


その先には町が見えた
広くはないが
変わった雰囲気の町だ



本当に俺は誰なんだ?

旅の目的はなんとなくできた

書き込み時刻2012-07-05 14:13:03

[6] メスト

こんにちは!
またまたコメさせてもらいます^^
主人公は記憶喪失になってしまったんですね…
戦い方も忘れてしまっているなんて…
でも、セリフがカッコイイです!←
続き楽しみにしてます!

書き込み時刻2012-07-05 18:17:11

[7] 日暮らし

はじめまして!
小説とても表現がすばらしいです!周りの背景、状況などがとても分かりやすいです
これからもがんばってください!!

書き込み時刻2012-07-05 21:24:53

[8] アロウ◆lkwv8d8g1.

メストさん
またまたありがとうございます!
バトルは重要なシーンですが
あえてこうしました(笑)
記憶喪失を強調したかったので
セリフ、ありがとうございます!
ちょっとベタかと思いましたが(笑)

日暮らしさん
初めまして!
ありがとうございます!
長々と文章書いちゃうんで
少しでも分かりやすくと
背景、状況を入れてます
でも誉められると照れます(笑)


週一ペースで更新できたらな
と思ってますので
これからもよろしくです!

書き込み時刻2012-07-06 14:47:29

[9] アロウ◆lkwv8d8g1.

週一といっときながら
二週間ほど日を開けてしまいました…

「あれ?放置かな?」
って思われたかもしれませんが
まだまだ頑張ります!

書き込み時刻2012-07-22 21:00:46

[10] アロウ◆lkwv8d8g1.

俺は町に入った


煉瓦のようなもので出来た家
玄関は少し高くしてある

赤い屋根の施設が目立ったが
何故か違和感は無かった


とにかく空腹だ
何か食べないと…

まずこの町は
なんという町なんだ?


その疑問は容易に晴れた

サンバイザーをした女が
話し掛けてきたのだ


「サンヨウシティへようこそ!
この町はトレーナーズスクールと
サンヨウシティジムが有名よ!
あと東にある夢の跡地は
腕を鍛える新人トレーナーが
集うわよ!」


ジム…


「あぁ、親切にどうも
飯の食える場所はないか?」

「ピカ?」


後ろに隠れていたピカチュウが
少し前へ出た


「あなた珍しいポケモン持ってるわね!


女は俺の質問そっちのけで言った
珍しいのか?

「飯の食える場所は…」


「あ、ごめんね!
サンヨウシティジムはレストランとしても
有名よ!
目の前のあの建物よ」


そこには
スプーン?のデザインがされた
落ち着きのある建物があった

なんとか聞けた
ジムがレストラン…
想像がつかないが

そういや何も持ってねぇ


これじゃ食えねぇな…

二番道路の少年みたいに
駆け出しのトレーナーとのバトルは
避けたほうが良さそうだ

ってことは…


今の俺に
ジムリーダーと戦える力があるのか
分からないが…





少しづつ記憶が戻ってきてるのだろうか?
何か俺を刺激するような
そんなことがあったか?

考えても仕方ないな




サンヨウシティジムに
足を踏み入れた

中に入ると空間は広く
テーブルと椅子が
きれいに並び
少し大人な雰囲気が流れている
客はまずまず多いか



「いらっしゃいませ!
お一人様ですね?
こちらの席へ」
「いえ、いいです」


「ジムリーダーへの挑戦の受け付けは
今していますか?」

「はい!かしこまりました!」


女店員は若干おどおどしながら
対応してくれた

てか、飯はどうした俺


飯うんぬんより
そんなに戦いたいのか?

ふとピカチュウを見ると


「ふ、準備は整ったぜ…」


みたいな顔をしている
あくまで俺の独断だが


なんやかんや考えているうちに
奥にある扉から
男店員が出てきてこちらに来た

あんなとこに扉があったのか


「準備が終わるまで控え室で
お待ちください
こちらです」


男店員は丁寧に部屋まで
案内してくれた

途中、食事中の客に
期待の目で見られた

今までなぜ気付かなかったのか
大きなモニターに
フィールドが写っている


男店員に連れられ
奥の扉を入り広い廊下へ出た
正面が部屋のようだ

「ごゆっくりどうぞ」

男店員は丁寧に扉を開け
頭を下げた

「ありがとう」

俺が部屋に入ってから
絶妙なタイミングで
男店員は扉を閉めた


テレビ、ソファー、テーブル、紙?

メニューか
こんなもの見てたら
腹が減って仕方がない…

ピカチュウは
さっそくソファーでくつろぐ

ふともう一度メニューを見ると
あることが書いていた


[サービス]


テーブルにベルが置いてあることに
気が付き
烈火の如くベルを鳴らした

先程の男店員が
ノックをして扉を開けた


「何かご注文でしょうか?」
男店員はメモ用紙とペンを出しながら
言った


とにかくうまそうなものを
言った

「ピカチュ!」

おっと危ないところだ
コイツを忘れていたようだ

「ポケモン…フードを一袋」

俺はどんな記憶を
持っていたのだろうか?

次々と思い出していくのに
肝心なことは思い出せない


「以上でよろしいですか?」
「あ、はい」

「かしこまりました
少々お待ちください…」

男店員は足早に部屋を出た
しかし丁寧な動きだった



さて、待つか…


俺はソファーに座った

そっと
ピカチュウが擦り寄ってきた


相当懐かれているな

何があったのだろう?
記憶を失う前は…

書き込み時刻2012-07-22 21:01:28

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