ポケモン フィーリングブロンズ!

[1] ワト

おはこんにちばんは!雑談板やらチャットやら、いろんな場所でお世話になっております、ワトです♪皆さんの素敵小説を見ていたら、どうしても書いてみたくなり・・・書いてみようかと!(←そんな無計画でいいのか)更新に波があるかもしれませんが・・・どうか、生ぬるく見守ってくださいorz

 この小説ですが・・・ハートゴールド、ソウルシルバーのライバルサイドverの物語とお考えクダサイ。なので、BW世代のポケは出さないつもりですのでご了承を(←そもそも私がBW非所持者なので笑)主人公がこういうことをしているとき、ライバルはこんなことをしていた!・・・かもしれないという妄s想像をふんだんに盛り込むつもりです★所々記憶違いな箇所あったら指摘お願いしますね(苦笑)あと、勝手な設定もありますので・・・そこは見逃してください←

 ・・・さて、こんなところですかね~。ではでは、始まり始まり~♪

書き込み時刻2012-09-03 00:20:44

[9] 空色飛竜◆8/rJfUc/Sc

こんばんは〜
ミツハニーって♀率がやたら低いんですよね〜(^-^;
厳選頑張っ(ry←ここ小説掲示板だから!小説のコメントしろよ!byボーマンダ←←

ムオンさんはワニノコですか〜確かにイメージに合ってますね(笑)
自分のライバルはメガニウムなんですが全然合ってない←
そして腹黒ヒビキ(笑)
今後の展開が楽しみです(笑)

書き込み時刻2012-09-09 19:23:16

[10] ワト

★コーラルさん
 お、こんな小説なんかを見てくださってましたか!?恐れ入ります(←?)腹黒にしてみました(笑)読者の皆さんの予想を裏切っての腹黒です★つまり、性格的にはツンdムオン<ヒビキという形で、負の力が強いです(え)のったり更新ですが、時間のある時にふらりと流し読みしていただければ幸いです♪

★空色飛竜さん
 小説掲示板ではあるが、それ以前にポケモン掲示板である!(キリッ)
 メガニウム持ちのライバル・・・想像した途端にライバルがかわいくしか見えないです(笑)今後も腹黒主人公にこうご期待★・・・あ、この小説の主人公はムオンかゴメンゴメン(笑)

書き込み時刻2012-09-14 18:38:26

[11] ワト

メタモンを・・・ぐいぐい引っ張りたいです・・・(←?)・・・では、更新♪



ヒビキ「 ヤ ダ 。 」
ムオン「フッ・・・吠え面かくなよってエエエェエエェェェ!?」
ワニノコ「ワニャワニャアアァァァ!?」
そしてこの即行拒否である。
ムオン「お前、空気読めないとか言われたことないか?」
ヒビキ「それはこっちのセリフだよ。ボクさ、今キミと目を合わせてないでしょ?まぁ、ぶっちゃけ、『目線が合えばバトル!』なんていう風習?っぽいの自体おかしいと思うんだけどさ」
まぁ確かに・・・と納得しかけて、ムオンはハッと我に返った。
ムオン「そ、そんなことはどうでもいいんだよ!・・・なんだ、もしかしてオレから逃げる気かよ?」
ムオンの安い長髪・・・挑発に、ヒビキはムッとする。
ヒビキ「・・・わかったよ、この勝負ノった。そっちこそ、情けない吠え面見せるなよ!いけ、ヒノアラシ!!」
ヒノアラシ「ヒノーーー!」
ヒビキが繰り出したのは、炎のポケモン、ヒノアラシである。タイプの相性上はムオンが有利だが、お互いにレベルが低いこの2匹にはあまり関係のないこととも言える。ヒノアラシで言えば火の粉、ワニノコで言えば水鉄砲といった、タイプ一致の技を、2匹ともまだ覚えていないためである。
ムオン「とりあえず殴り続けるか・・・ワニノコ、引っ掻く!」
ワニノコ「ワニャッ!」
ワニノコの鋭い爪がヒノアラシに襲いかかる。技は見事にヒットし、ヒノアラシはふらっとふらつく。が、なんとか体制を立て直す。
ヒビキ「まだまだ・・・!ヒノアラシ、体当たり!」
ヒノアラシ「ヒノッ!」
今度はヒノアラシの攻撃がワニノコを襲う。技は見事にヒットし、ワニノコはふらっとふらつく・・・では済まなかった・・・。なんと、まるでアニメのように、ワニノコはムオンの後ろまでぶっ飛んだのだ!
ヒビキ「あー・・・そっかぁー」
ムオン「・・・え?」
恐る恐るムオンが後ろを振り向くと、そこには片足を上げてピクピクと震えているワニノコがいた・・・。もちろん、仰向けになってダウンしている。ムオンが呆然としてその様子を眺めていると、ワニノコがスッとボールに戻ってしまった。
ムオン「え!?お、おい、ワニノコ!出てこいよ!!まだ戦えるだろ!?ちくしょう、何で!?」
混乱するムオンをため息交じりに見やり、ヒビキはヒノアラシをボールに戻す。
ヒビキ「『ポケモンのボールへの帰還は、ポケモンかトレーナーの意思にゆだねられる』。学校のポケモン講座で習ったんじゃないかなー。つまり、今回はキミの意思ではなく、キミのワニノコが『もう戦えない』と感じたからだね。・・・キミ、もしかして、今のが初バトルだったんじゃないの?」
ムオンはいかにもという風にギクリとする。
ムオン「な、なんでわかるんだよ・・・」
ヒビキ「だってねぇ・・・何も感じなかったし」
ムオン「?何を−−−
ヒビキ「あーーー!!!」
何を感じなかったんだと尋ねる前に、突然ヒビキが大声をあげた。
ムオン「な、何だよ!?」
ヒビキ「うわ、もうこんな時間!いい加減戻らないと博士に怒られちゃうよ!不審者と遊んでたら、すっかり時間感覚がおかしくなっちゃったなぁー」
ムオン「不審者言うな!」
ヒビキ「あ、もしよければキミも一緒に来る?」
ムオン「何でだ!」
いつか見たコントのようなシーン再び。面倒なことになってきたので、ムオンは早々に立ち去ろうとする・・・と。

ドンッ
ムオン「痛ッ!」
ヒビキ「!?」

見事に2人はぶつかってしまった。悪気はなかったが、ムオンは気まずい雰囲気から逃げるようにしてその場を立ち去った。
これが今後何度もぶつかるであろう2人の、初めてのバトルであった・・・


ヒビキ「・・・なるほど。あの不審者くん、『ムオン』って名前なのかー」
バトルした場から、ムオンが走り去った方向を見つめながら、ヒビキは呟いた。ぶつかった際に見えたトレーナーカードから、ヒビキはその不審者(?)の名前を知ったのである。
ヒビキ「にしても、ただのおつかいに時間かけすぎたなー・・・まぁ、おつかいで受け取る物は結構前に受け取ってたんだけど。バトルに夢中になりすぎて、思った以上にヒノアラシのレベルが上がっちゃったな。ムオンのワニノコがぶっ飛んだ時にはすっごく驚いちゃったよ、あはははは(笑)」
ヒノアラシ(ヒ、ヒノ・・・)

書き込み時刻2012-09-14 18:39:21

[12] 空色飛竜◆8/rJfUc/Sc

どうもです^^

ムオンとヒビキの初バトルはヒビキの勝ちですか〜…ってことは、今のところゲーム通り。つまりこの先ムオンはヒビキに勝てない…わけはないか←
それにしてもムオンがヒビキに完全に不審者扱いされてますね〜(笑)

これからも楽しみにしてますね^^

書き込み時刻2012-09-23 21:48:35

[13] ワト

★空色飛竜さん
 さすがにヒビキ無双は酷いですよねそうですよね← ムオンにはヒビキとのバトルを通じて、ぜひとも挫折してほしいので・・・しばらくはこんな感じかもしれないです(笑)今後も不審者呼ばわりされ続けるムオンをお楽しみください★

書き込み時刻2012-09-24 23:39:21

[14] ワト

友に聞いた話では、またWi-Fiを使った大会が開かれるとか何とか・・・。皆さんは出るんでしょうかね?HGSS時代にそのシステム(?)があればなぁ・・・(苦笑)では、更新!



ヨシノシティから、ムオンはそのまま30番道路を走って突っ切り・・・気付くとキキョウシティの入口に立っていた。
ムオン「ハァ・・・ハァ・・・」
ボールに戻って出てこなくなってしまったワニノコ。バカみたいに焦る自分。そんな自分を冷たく見下すあいつ。・・・初めての惨敗に終わったバトル。
ムオン「あいつ、『何も感じない』とか言ってた。・・・何が・・・何が足りなかったっていうんだよッ!」
歯を食いしばり、うつむき、イライラを吐き出してはみるものの、もちろん答えなど帰ってくるはずも無く・・・。はぁ~とため息をつき、ムオンは頭をブンブンと振った。
ムオン「やっぱり、あれだ!レベルが足りなかったんだ!初戦だったわけだしな!・・・よーし、ならオレがジム戦前に徹底的にワニノコを鍛えなおしてやるぜ!」
そう意気込み、31番道路の草むらに踏み込むムオン。とりあえず、野生ポケモンを倒しまくろうという安直な考えらしい。
ムオン(なんか・・・誰かにバカにされた気がする・・・)
と、その時。草むらが揺れ、茶色い何かが跳ね上がるのが見えた。すかさず、ムオンはその「何か」を素手で捕まえた。
ムオン「この程度のポケモンなら、人間のオレでも捕まえられるんだよな・・・っと!」
しかし、その直後、ムオンの視界は瞬間的にブレた。
?「きゃっ!もうやだっ!ムオン君、乱暴しないでよーッ!!」
そんな声と共に・・・。
ドカッ
?の カウンター!
ムオンのめのまえが まっしろに―――
ムオン「ならねぇよ!!」
そんなツッコミをご丁寧に入れた後、嫌な物でも見るような目で後ろを振り返る。
ムオン「・・・お前、何してるんだよ・・・コトネ」
コトネ「30番道路を歩いてたら、何か一生懸命走ってくムオン君が見えて・・・後をつけてk
チコリータ「チコチコーッ!」
コトネ「じゃなくて、追いかけてきちゃった♪・・・っていうか、トレーナーになったんなら、教えてくれればよかったのに~」
そんな慌しいやり取りをしながら、少女はよいしょっと立ち上がった。赤いリボンのついた大きな帽子を被り、2つに縛った茶色の髪をぴょこぴょこさせているその少女は、ムオンと同じ学校で同じクラスにいたコトネだった。そばには上手い(?)フォローに入ったパートナー、チコリータがちょこんと座っている。
ムオン「なんでわざわざお前なんかに・・・」
コトネ「むぅ~・・・でも、同じ新米トレーナーとして歓迎するよ、ムオン君!・・・ってことで、ハイどうぞ♪」
と言って、コトネはムオンにデジカメのような小型の機械を手渡した。
ムオン「これは?」
コトネ「『バトルレコーダー』だって!お母さんがなぜか2つもくれてさ・・・だから、1個あげる!」
ムオンは バトルレコーダーを てにいれた!フフンと偉そうに笑うコトネ。
コトネ「感謝しなさいよ~?」
そんなコトネに、ムオンは完璧なツンデレの模範解答で答えた。
ムオン「べ、別に感謝なんかしてねぇからなっ!!」

書き込み時刻2012-09-25 00:27:30

[15] ブイズ使い

コメントします、主人公ではなくライバルの小説はあまり見ませんが好きです、

ライバルはストーリー通りだったら永遠に勝てない....
ライバルが勝てるといいですね

これからも頑張ってください。

書き込み時刻2012-09-29 18:42:47

[16] 空色飛竜◆8/rJfUc/Sc

こんばんは〜
いつもの如くコメントしにきました(笑)
コトネが登場しましたね〜
コトネから渡されたバトルレコーダーに何かありそうですね(笑)
それにしても追跡とはいい趣味している…おや?こんな時間に客が…←

これからも楽しみにしていますね^^

書き込み時刻2012-09-29 22:48:56

[17] ワト

★ブイズ使いさん
 コメント、ありがとうございます♪ライバルサイドもいいかな~とか思って書いてみました(笑)永久に勝てない・・・さて、そうしようかどうしようか← 今後にご注目ください★

★空色飛竜さん
 えぇもちろんバトルレコーダーにはGPS機能搭載でいつでもムオンの居場所が把握可能nおやこんな時間にどこのゴーストポケモンだ?← 彼女の動向にも、ぜひご注目を(笑)

書き込み時刻2012-10-02 23:33:07

[18] ワト

最近は月が綺麗でテンションが上がりますね★何時間でも眺めていられます
♪クレセリア~(←何か違う)では、更新!


コトネから半ば逃げるように速歩きし、ムオンはキキョウシティに足を踏み入れた。
ムオン「まさか、あいつもトレーナーデビューしてたなんてな・・・大丈夫か、いろんな意味で」
彼女には何か変なところがある・・・はっきりとは言いにくいのだが、今までの経験からムオンはそう感じているのだった。そして、心の中で呟く。チコリータ、お前頑張れよ。

初めてのキキョウシティは、小さいながらも古風な感じの町だった。中央の柱をマダツボミに見立てて建てられた「マダツボミの塔」、風情のある橋や灯篭、瓦屋根が目を惹く校舎。初めて見るものばかりで、ムオンはつい辺りをキョロキョロと見回してしまう。これが田舎者である。
ムオン(・・・また誰かにバカにされた気がする)
しかし、ムオンが真っ先に向かったのは、そのどれでもなかった。ポケモントレーナーなら必ずぶち当たる試練、乗り越えていくべき壁。ポケモンジムである。ムオンはジムの前に立てられた看板を覗き込む。
ムオン「ここのジムリーダーは・・・飛行タイプか。まぁ、有利でも不利でもねぇけど・・・やってやるぜ!」
と、扉に手を当て、開こうとした・・・その時。ムオンの耳に、ポケモン学校の学生であろう2人の会話が聞こえてきた。
学生A「・・・で、ジョバンニ先生の言ってたことって、ほんとだったのか?」
学生B「ほんとだって!マダツボミの塔のまとめ役してるお坊さんに勝ったら、技マシン貰えたよ♪」
学生A「マジか!よし、今度オレも行ってみよっかな~」
・・・
ムオン「技マシンか・・・ま、持ってて損はしねぇだろうな。いきなりジムってのも、なんか味気ないし・・・先にそっち行ってみるかな」
そう言って、ムオンはマダツボミの塔へと向かう。

数分後。またまた、ジムに挑もうとする少年が一人。
?「とりあえず、やれるとこまでやってみよう!初めてだし・・・」
と、その背後に学生が2人。
学生A「・・・で、ジョバンニ先生の言ってたことって(ry
学生B「ほんとだって!マダツボミの塔のまとめ役してるお坊さ(ry
学生A「マジk(ry
・・・
?「・・・よし!先にそっち行こう、ヒノアラシ!取れるものは盗っておかなくちゃね♪」
ヒノアラシ「ヒノヒノ~!!」
?「え、何か違う?きっと気のせいだよ(笑)」

書き込み時刻2012-10-03 00:10:55

[19] ブイズ使い

ヒビキ性格的に悪いですね、ムオンはどんなポケモン捕まえるのか楽しみです。

書き込み時刻2012-10-03 19:33:57

[20] ワト

★ブイズ使いさん
 この小説のヒビキはこの腹黒さが売りです★ライバルが逆にイジられ役になるという← ムオンの手持ちですか~・・・できるだけ本編に即していこうかと考えているので以下略です(笑)

書き込み時刻2012-10-10 00:18:12

[21] ワト

ちょっと前に久々に友人とバトル(HGSS)したついでに、育成の続きをちょっとやってました~。現在はツボツボの厳選をしてましたが、「え、こいつって♀率高いの!?」と思うほど♀ばっかりでした(笑)そしてジャッジ判定が「素晴らしい」なのにVがひとつも無いという、安定の個体でした★では、更新!



マダツボミの塔。そこは多くの修行僧たちが、自己精神の鍛錬を目的として集う場所である。しなやかに揺れながらも決して折れることの無い強さ・・・そんなマダツボミの精神をぜひあなたたちにも。
―――以上、マダツボミの塔前の看板から抜粋。

ムオン「・・・なんか、思ったよりもフツーの塔だな」
入って早々に、ムオンは親切丁寧な看板さんを全否定した。中央に太く揺れる柱が設置され、その周りで修行僧たちがお経を読んだり迷走に・・・瞑想に耽っていたりしていた。その柱を見ていると、逆になんであんなにも心安らかにいられるのか・・・とムオンは思うのであった。
ムオン「ま、技マシンが目的だからな・・・とっとと最上階まで上がるか」

途中でバトルを仕掛けてくる修行僧は、マダツボミを中心としたパーティだった。タイプ的に不利ではあったが、なんとか勝ち抜き、ついにリーダー格の長老コウセイの下にまでたどり着く。
コウセイ「では、早速お手合わせ願います・・・!」
ムオン「フン、勝たせてもらうぜ!」
2人はこう言葉を交わし、バトルの幕は切って落とされた・・・!

長老の初手と二番手は、やはりマダツボミ。なんとか勝ち抜くも、ワニノコは苦痛の表情を浮かべる。
コウセイ「これが私の最後のポケモンです。行くのです、ホーホー!」
ホーホー「ホーッ!」
最後の砦はふくろうポケモンのホーホーだ。
コウセイ「ホーホー!つつく攻撃!」
ホーホーの鋭いくちばしがワニノコを襲う。
ムオン「ワニノコ!睨みつけろ!」
ワニノコ「ワ、ワニャッ・・・!」
鋭いくちばしに、ワニノコは鋭い視線で対抗する。攻撃はくらったものの、なんとか瀕死は免れる。と、睨みつけられた反動なのか、ホーホーに一瞬の隙が生じた。もちろん、この瞬間をムオンは逃さなかった。
ムオン「今だ、水鉄砲でトドメをさせ!」
しかし、ワニノコは今にも倒れてしまいそうなほど、ふらふらとした足取りだった。ワニノコの口から放たれた水鉄砲は、わずかにホーホーの脇に逸れる。
コウセイ「形勢逆転ですね・・・ホーホー、行きなさい!」
ホーホー「ホー、ホーッ!!」
再びホーホーがワニノコに迫る。まずいっ!とムオンは青ざめた。しかし・・・

ワニノコ「ワニャァッ!!」

ワニノコの防衛反応が一瞬早かった。攻撃に迫るホーホーを、引っ掻く攻撃で返り討ちにする。引っ掻くをまともに受けたホーホーは、ほーっ・・・と鳴きながらボールに帰っていった。と、同時にワニノコも倒れ、ボールへと戻る。


ムオン「ふーっ、危ねぇ・・・なんとかなったか」
技マシン70「フラッシュ」を長老から受け取り、ムオンは安堵のため息をついた。
コウセイ「参りました。・・・しかし、あなたはキズ薬を持っていなかったのですか?」
ムオン「ん?持ってたけど?それが何なんだよ?」
長老の目が細められ、疑問の色を帯びる。
コウセイ「どうして使わなかったのですか?」
ムオン「だって、あと1匹だったんだぜ?それに、戦闘不能になったら、ポケセン行って回復させて・・・またここに来ればいいだけの話だろ。わざわざアイテムなんて使う必要ねぇよ」
そう言って、ムオンは穴抜けの紐を使い、その場を後にした。ムオンがいた場所を、長老コウセイはしばらくの間見つめていた。
コウセイ「・・・ポケモンは戦いの道具、とでも仰るのでしょうか。柔軟でしなやかな茎は鋭い刃物を受け流すことができますが、頑固で固い茎ほど刃物が刺さるものです。・・・あなたはどう思われますか、少年?」
ふと、長老は柱の影に目線を移した。しばらくの間を置き、やれやれと呟きながら、ヒビキが長老の前に歩み出る。
ヒビキ「どうだろうね・・・でも、なんとなく、『わかってないんじゃないか』ってボクは思うね。『わかる』には・・・きっと時間がかかるよ、あいつ」
長老はポケモンたちを回復させつつ、ふっと笑みを浮かべて言った。
コウセイ「私も・・・そう思います」

書き込み時刻2012-10-10 01:17:38

[22] 空色飛竜◆8/rJfUc/Sc

お久しぶり、そしてこんばんは〜(笑)

では感想を(笑)
相性不利なマダツボミに勝てるってワニノコ結構強いですね(笑)
そして安定の腹黒ヒビキ←これしか言ってない()

文章も上手いし内容も面白くて続きが気になります^^
更新頑張って下さい^^

書き込み時刻2012-10-26 22:21:37

[23] ワト

ふおぉぉぉお久しぶりですうおおぉぉぉ・・・(落ち着け)なかなか更新できず、申し訳ないです(汗)いっそのこと打ち切りにするか悩んだのですがせっかく書いてるので続けますすみません!(←?)

 まずは、お礼を・・・遅くなりましたorz
★空色飛竜さん
 正直ここで負けたら話が続かない・・・ってわけでもないか今考えてみると← 暗い洞窟は勘で進んでもらえばいいわけだし★ヒビキ、安定してますか!それは良かった!(←何)グダグダ更新になってしまい、申し訳ないです・・・書けるときにちゃちゃっと更新しますので(苦笑)

書き込み時刻2012-11-03 15:43:35

[24] ワト

いろんなものが美味しい秋ですねぇ・・・キノコとかいいですよねぇ・・・パラセクトとかキノガッサとか・・・いいですよねぇ・・・え胞子何それも食えるの?
 では、更新!



マダツボミの塔から出たムオンは、とりあえずポケセンに寄った後(←とりあずっておい)、ハヤトのジムの前に立った。
ムオン「なんだかんだあったけど、ようやくジムに挑戦できるぜ・・・行くぞ」
昔の蔵のような扉を開くと、その先に青い和服を着た青年がいた。歳はムオンと近いように見える。
ムオン「お前がジムリーダーか?」
青年に歩み寄って、ムオンは尋ねた。
ハヤト「その通り。オレがハヤトだ。お前は・・・どうやら挑戦者のようだな」
ケッとムオンは笑って答えた。
ムオン「それ以外の何に見えるんだよ」
フフフとハヤトも笑って返した。
ハヤト「それもそうだな・・・じゃあ」
ムオン「始めるか!」

ハヤトの一番手はポッポである。ムオンはワニノコの水鉄砲攻めで、なんとかポッポを突破した。ワニノコの水鉄砲とポッポの砂かけのせいで、ジムの床がなかなか汚くなってしまった。
ハヤト「やれやれ・・・バトルが終わったら、掃除でも手伝ってもらうからな」
そう言って、ハヤトはアンカーであるピジョンを繰り出した。
ムオン(ピジョンが最後か・・・ハッ!つまりこれってp)
文字通り、ピジョンがオオ「トリ」である。なにこれうめぇwww
ムオン(おまっそれはオレが思いついたやつだろうがああぁぁぁ!!)
ムオンは一人悶絶する。そして、それを冷ややかに見つめるハヤトとワニノコとオオトリ。
ハヤト「・・・お前、不審者かなんかか?」
ムオン「・・・!ち、ちげぇよ!!ととと、とにかくだ、そのオオト・・・ゲフッゴホッ・・・ピジョンを倒させてもらうぜ!ワニノコ、水鉄砲!」
ワニノコ「ワニャァ!」
勢い良く発射された水鉄砲だが、やはり外れる。ポッポにかけられた砂は、まだワニノコの目にまとわり付いているのだ。
ハヤト「その攻撃は通用しないぜ!連戦でワニノコもHPを消費してる・・・この攻撃で終わりだ!ピジョン、体当たり!」
ピジョン「ピジョー!」
半ば突進のように迫るピジョン。もはや目が見えないワニノコには、攻撃を当てる手段も避ける手段も・・・
ムオン「・・・!ある!ワニノコ、そのまま攻撃を受けろ!」
ハヤト「なっ!?」
ワニノコ「ワ、ワニャッ!」
ピジョンの体当たりをまともに受けたワニノコは、そのままピジョンをガッチリと捉えた。そして、至近距離から引っ掻くをお見舞いする。
ハヤト「くっ!強引な・・・!だったら、これで終わらせる!風起こしだ!」
ピジョン「ピジョッ!!」
まるで暴風のような風が荒れ狂う。これでは先ほどのような作戦は効かない。どうする、ムオン!

書き込み時刻2012-11-03 17:04:25

[25] ワト

長くなったので分けました(笑)



咄嗟にムオンは叫んでいた。
ムオン「ワニノコ!床に水鉄砲だ!できるだけたくさんの水を出せ!!」
ワニノコ「ワニャ?」
ムオン「いいから早く!」
ワニノコ「ワ、ワニャアアァ!!」
ワニノコが出した大量の水は風にあおられ、大きな水しぶきへと化した。それも・・・
ハヤト「床に残ってた砂を巻き込んだ泥の雨だと!?」
ピジョン「ピジョーッ!」
降り注ぐ重い泥水に耐え切れず、ピジョンは墜落し・・・そして、ボールへと戻った。ワニノコにもわずかにダメージはあったようだが、そこは水ポケモン。しっかり耐えてくれたようだ。
ムオン「ウイングバッジ・・・いただいたぜ!」

ムオン「・・・おい、なんでオレも掃除しなくちゃいけねぇんだよ」
ハヤト「オレたち2人の責任だからだ」
理不尽な・・・とか思いながら、ムオンはハヤトとジムの掃除をしていた。
ハヤト「・・・まぁ、このジムは父さんから受け継いだ大事なジムだからな。大切にしないと」
ムオンの手が一瞬止まる。
ムオン「・・・お前、親父さんのこと尊敬とかしてんのか」
ハヤト「あぁ。父さんは立派な人さ」
ムオン(立派・・・ね)
自慢げなハヤトを、ムオンは横目で見る。
ハヤト「鳥ポケモンとの旅が大好きなんだ。ココ最近は会ってないけど、それでも時々鳥ポケモンに手紙とか持たせていろいろ教えてくれて・・・」
ハヤトはとても嬉しそうだ。
ハヤト「前なんか、いかりまんじゅうも送ってくれたんだ。ほら、フスベのお土産で有名なやつ。それは父さんのオニドリルが運んできてくれたんだけど・・・」
ハヤトはとても・・・
ハヤト「手紙には『5個持たせた』なんてあるけど、実際は3個しかなかったんだよな~。まぁ、つまりはオニドリルが2個つまみ食いしたってことなんだけどさ!きっと父さんはオニドリルのそんな性格も考えて、5個持たせたんだろうな!で、オレの分も残るようにって気を配ってさ・・・父さんは本当に凄いんだ!!」
とても・・・
ムオン「・・・・・・あのさ、ハヤト。お前・・・」
言えないよ ファザコンなんて 言えないよ byムオン



ハヤトの一人称がわからないorz

書き込み時刻2012-11-03 17:07:13

[26] ワト

↑いかりまんじゅうってフスベじゃなくて、チョウジでしたよね!?すみません(苦笑)

書き込み時刻2012-11-03 17:09:49

[27] 空色飛竜◆8/rJfUc/Sc

お久しぶりです^^

1つ目のジム無事にクリアですね^^
ハヤトの一人称は俺でいいと思いますよ。そしてハヤトのファザコンっぷりw
ワトさんのネタはいつも面白いです(笑)
これからもお互い頑張りましょう^^

書き込み時刻2012-11-17 20:20:13

[28] ワト

・・・お久しぶりです(苦笑)
 最近、滅多に更新できず・・・申し訳ないです!いろいろと忙しい年ということで、なかなか手が付けられず(汗)このままダラダラと半端な状態でやるのは、あまりにもよろしくないので・・・ここで更新打ち切りとさせていただきます(汗)コメントくださった方はもちろん、「コメなんてしねぇが見てやんよ」というホエルオー並みの広さ(?)の心を持った方々には・・・もう土下座しかありません・・・すみません・・・

 ・・・コメ返いたします!
★空色飛竜さん
 上記の通り・・・頑張れなくて申し訳ないです(汗)毎度毎度コメントしてくださったのに・・・orz
 どうしても・・・ね・・・ハヤト=ファザコン(=アンズ)なイメージが(笑)どんな父親なのか、ぜひゲーム中で見たかったところです←

書き込み時刻2012-12-16 16:44:51

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