[1] 皇貴
なんか思いつきで書きはじ...いえ、何でもありません
2012-12-06 17:53:49
[2] 皇貴
【第一話】
【イッシュ地方の終末!?】
「ふわあ~~~~~。」
大きなあくびをしながら二階の部屋から降りてきた少年はトウヤという。
この作品の主人公である。しかし、とても主人公とはいいがたい格好をしていた。頭には寝癖があるし、主人公の癖して何故かピッピの柄のパジャマを着て、ピカチュウの抱き枕を抱いていた。何故か母親と幼馴染みの、チェレン、ベルまでどんちゃん騒ぎをして、踊っていた。しかも、幼馴染みの中でも冷静なはずのチェレンは、何を悟ったのか、ドジョッチすくいをしていた。それを呆れた様な目で見ていたトウヤは「何があった?」と踊りながら爆笑して、涙まで滝のように流しているベルに尋ねた。
ベル「今日れイッシュ地方が終わるんらって~~~~!」
爆笑しすぎてろれつがまわっていない。ベルはぎゃははははははははははとやはり爆笑している。
トウヤ(どっかで頭でも打ったか?)
不意にTVに視線を向けると、イッシュ地方に向けて落下する隕石のようなものの映像が映し出されていた。
先程まで踊りながらどんちゃん騒ぎをしていた5人はいきなりハンカチを目に当ててしくしく泣き始めた。目を見張る様な切り替えの早さに驚きながらも「何があったんだ?」と尋ねた。
トウヤ母「今日、イッシュ地方が終わるんですって。隕石が衝突してイッシュ地方は海の底に沈むんですって。」5人はしくしく泣き続ける。トウヤもそれに参加する。すると、チェレンは、
「泣いてばかりじゃダメだ!こうなったら余生を思う存分エンジョイしようよ!」
、という訳で、6人はイッシュ地方一周(だじゃれではない)観光ツアーへと踏み出した。
そして、最後(最期)の目的地サザナミタウンにむけて、トウヤ一行はソウリュウシティに辿り着く。すると、何やら人だかりが。よく見ると、カントー、ジョウト地方のチャンピオン、ワタル、ジョウト地方のジムリーダー、イブキ、ホウエン地方の四天王、ゲンジ、イッシュ地方のジムリーダー、シャガとアイリスなど、ドラゴンタイプのスペシャリスト達が勢揃いだった。
すると、トウヤが気持ち悪いぐらい清々しい笑顔で、
「お~~~い!君たちも余生の過ごし方について話し合っているの~~~~~~?」
ビクゥ!!!
ドラゴン使い達は同時に肩を震わせる。トウヤは、
トウヤ「大丈夫ったい!悩みは誰にでもあるもんやさかい、僕に何でも打ち明けてみるだがや!」
と、博多弁と関西弁と名古屋弁が混ざった口調でドラゴン使い達に問いかける。
イブキ「い、言ってもいいの?」
トウヤ「ああ、もちろんさ!」
ワタル「じ、実は…」
アイリス「ドラゴンタイプの技の、【流星群】を練習してたら、たまたまチョーデカイ流星群ができちゃっ…」
ブチッ!トウヤの血管が切れる音がして、トウヤは、アイリスが語り終える前にドラゴン使い達を殴り飛ばしていた。
ドゴォォォォン………………!!!!
アイリス「な、何で殴る………」
トウヤ「当たり前じゃああああ!!!てめこのクソボケカスぅぅぅぅぅぅ!!!!!テメェらのその軽率な行動がイッシュ沈没ってぇ悲劇を招いたんじゃああああああああああ!!!!!!!!!!沈没なんていう悲劇は映画の中だけにしてほしいィィィィィィィィ!!!!!!!そもそもテメェら!!!!!!!!この小説まだ第一話なのにいきなりイッシュ沈没っていくらなんでも酷すぎるゥゥゥゥゥ!!!!!!この小説のタイトル【イッシュ地方ののどかな一日】なんだぞおおおおお!!!!!!!!!!!!イッシュ地方が沈没したらこの小説終わりじゃねえかああああああ!!!!!!!!!!しかも全然のどかじゃねえしいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」
トウヤは罵詈雑言の嵐をドラゴン使い達に投げかける。少しメタ発言が含まれてるが。しかしすっかり落ち着きを取り戻したチェレンが
チェレン「でもポケモンの技なら防ぎようがありますよね」
そこでベルの頭の上に電球が浮かび上がり、「そうだ!!」と叫んだ。
……………………………………………
トウヤがライブキャスターでチェレン、ベルと通信をしている。
トウヤ「こちらトウヤ、準備完了したぜ。二人とも、配置についたか?」
チェレン「OK」
ベル「バッチシV(ピース)!」
トウヤ「よし、じゃあイッシュ沈没阻止&ドラゴン使い共にお灸据え作戦開始!」
チェレンはジャローダ、ベルはエンブオーを繰り出すと、同時に【まもる】をした。それも、超巨大な。【まもる】はイッシュ地方全体を埋めつくし、空中に二つの半円を描いた。【流星群】は【まもる】にぶつかると、その軌道を変えていった。そして、ある一点に集中していった。それは、ソウリュウシティのある一本の木だった。そこには、ドラゴン使い共が縛り付けられていた。そして、軌道を変えた【流星群】は、見事にドラゴン使い共だけに命中した。しかし、アイリスはドラゴン使い共の中でも背が低い方なので全く命中しなかった。
ドラゴン使い共「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」
こうして、トウヤ、チェレン、ベルの三人は、イッシュ地方を救った英雄として、ドラゴン使い共はイッシュ地方を崩壊寸前まで追い込んだ悪人として末代まで語り継がれる事となった。
続く
2012-12-06 19:53:14
[3] 皇貴
【第二話】
【ダークトリニティ君の初めてのお使い】
プラズマ団の城の一室でポケットモンスターSPECIALと月刊コロコロコミックとコロコロイチバン!を同時に読むというほとんど神業といっていい行為をしているのはプラズマ団の幹部、ダークトリニティである。右手で月刊、左手でポケスペ、左足でイチバン!を読み、右足で自分の左足を掻いている。そんな中、城の最上階から悲鳴が聞こえた。ギャアアアア!!!!!!それはプラズマ団の王、ゲス…間違えたゲーチスのものだった。左手にポケスペを持ったまましぶしぶ最上階に上がるとゲス…あ、また間違えた。もう長いからゲスでいいや。ゲスが何者かと格闘していた。
DT「どーしたんスかー?ゲス様?」
ゲス…じゃなくてゲーチス「うおおおいいいい!!!!作者だけじゃなくててめぇまでワタクシの事をゲス呼ばわりするわけええええ!!!!???」
DT「そんなことよりどーしたんスか?こないだ食った餃子で当たったんスか?」
ゲーチス「ゴ、ゴゴ、ゴゴゴゴゴゴキ、ゴキ、ゴキブ、ゴキブ、ゴゴゴゴゴゴキブロスがでた♀▲♀○%$£★◎▲〒◇★〒●◎¥○⇒▲■□◇♀○〆★◇♀☆★◇★◎◎★◇⇒…」
ここで読者に解説しておくが、ゴキブロスとは、伝説のポケモンのくせに伝説のポケモンらしさを1mmも感じさせないヒードランのことをさす語句である。
DT「はあ、ゴキブロスですか」
ゲーチス「さ、さささささ、ささささささ、殺虫、殺虫、ささささささ殺虫剤買ってきてててててて◎★€¥★⇔▼⇒◎〒%△▼★▽△©@◎★◆■⇔⇒□□%◇◎〒☆◆…………………」
DT「それはいいですけど…」
DTは、手をゲーチスの前に差し出す。
ゲーチス「?ななななななななななな何ですかその手はあああああ………」
DT「金。金よこせ」
ゲーチス「払ううううう!!!!払うから早く買ってきてええええ!!!」
パニック状態に陥っているゲーチスから金を揺すりとると、DTは街のフレンドリィショップに向かった。
DT「これでポケスペの新刊が買える!」
DTがウキウキ気分でフレンドリィショップに向かうと、トウヤを見つけた。どうやら困っているようだ。
DT「どうしたんだ?」
トウヤ「俺のモンスターボールが一個なくなったんだ。あの中に俺の相棒が入ってたのに…」
DT「ひょっとして、これの事か?」
トウヤ「ああ!それだよそれ!サンキュ!お礼に、ゲーチスのプライベート写真を10枚セットでプレゼントするぜ!」
DT(まあ、要らないけど今年の忘年会で発表すれば笑い話にはなるかな)
DTはありがたく貰う事にした。
DTは再び歩き始めた。
チェレンを見つけた。どうやら困っているようだ。
DT「どうしたんだ?」
チェレン「トウヤに大事な用があるんだが…」
DT「トウヤだったら向こうで見かけたぞ」
チェレン「え、本当に!?ありがとう!お礼に、ゲーチスが幼女をナンパしてたっていう証拠VTRをあげるよ!」DT(したっぱ達を集めて皆で大爆笑しながらみたら面白いかな)
これも、DTはありがたく貰う事にした。
フレンドリィショップは目の前。
DTは中に入り、数分後戻ってきた。
プラズマ団の城では、ゲーチスがゴキブロスの大群に追い詰められていた。ゲーチスはついに遺書を黙々と書き始めた。
『我が遺産は、息子Nに贈る。
ゲーチス・ ハルモニア』
すると、いいタイミングでDTが帰ってきた。
ゲーチス「おお!DT!良いところに来てくれました!さあ、その殺虫剤でゴキブロス共を蹴散らしちゃって下さい!」
DT「ゲーチス様、はいこれ」
ゲーチス「?何ですか、これ?」
DT「ゲーチス様って体臭キツイでしょ?だから買ってきました(笑)!」
DTから手渡された物には、『香水体臭がキツイあなたへ!バラの香り』と書かれていた。
ゲーチス「てってめええええええええええ!!!!!!!!!!この野郎オオオオオオオ!!!!!!!!!!!
ア”ア”ア”ア”ア”ア”ァァァァ!!!!」
ゲーチスの体は、真っ黒なゴキブロスに包まれた。
DT「さ、買ってきたポケスペの新刊読もっと!」
その部屋に残されたのは、ゴキブロスに包まれたゲーチスだけだった。
続く!
2012-12-07 14:34:54
[4] 皇貴
【第三話】
【トウコvsメイお料理対決!】
トウヤ「は、腹減った…」
トウヤは自分の部屋でうなだれていた。
トウヤ「母さんに何か作ってもらお」
しかし、いくら探しても、母の姿はなかった。トウヤは、テーブルの上に置いている手紙を見つけた。
『ちょっと用事で出かけてきます。
ママより♪』
トウヤ「おそらく三時間は戻るまい…」
トウヤは、棚の中にインスタントラーメンの一つでもないかと探すが、見当たらない。するとそこへ
トウコ「どうやらお困りのようね…」
メイ「そしたら、私達が…」
トウコ&メイ「お料理しちゃいま~す!」
……………………………………………
トウヤ「へ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
、というわけで
ジュ~~~~~~~~~~~~~~~
グツグツグツグツ………………………
トウコ&メイ「ほい!出来ました~!」
メイが作ったのは食欲をそそるいい香りのお吸い物、トウコが作ったのは…
お湯の中に何か……… う●このようなものが入っているもので、容器さえ便器の形に変えたら本物のう●この様に見えてしまうだろう。
これは、溶けていない味噌で、トウコは、おそらく味噌汁を作ろうとしたのだろう。
トウヤ「………………………………」
トウコ&メイ「♪♪♪」
トウヤは無言でお吸い物をすする。
トウヤ「!旨い!」
メイ「良かったです~♪」
一方、トウコの味噌汁は…
トウヤは溶けていない味噌を溶かし、味噌汁をすすった。
トウヤ「!?」
トウコ「♪♪♪」
トウヤ(あ…味が濃い…)
トウコ「どうお?」
トウヤは、ポケットからモンスターボールを取り出すと、やぶれかぶれでこう言った。
トウヤ「え?あまりにも美味しそうだからお前も飲みたい?そうかそうか!」
トウヤは、ボールからダイケンキを繰り出すと、ダイケンキの口に半ば強引に味噌汁を流し込む。
ダイケンキ「!!!!????」
ダイケンキは味噌汁が熱かったのか急に暴れだす。
……………………………………………
続いての料理は主食。メイが作ったのは炊き込みご飯で、トウコが作ったのは………とてもおにぎりとは言えない程形が悪いおにぎりだった。
トウヤはまず炊き込みご飯を口に入れる。
トウヤ「!旨い!」
メイ「♪」(ガッツポーズ)
一方、トウコのおにぎりは………
トウヤ(し、塩辛い………)
すると、トウヤは先程と同じ行動に出る。
トウヤ「え?これもとても美味しそうだから食べたいって?」
トウヤは、ダイケンキをボールから出すと、半ば強引におにぎりを口の中に入れた。
ダイケンキ「!?!!!?!???!?!∂∴→∀∵´†←“→◇▽◎$®¢■△‰$◇★▽〒®仝@◆$□▼ゞ」
ダイケンキは、おにぎりを口に入れた瞬間悶絶し始めた。
……………………………………………
トウコ「」ゴゴゴゴゴゴゴ……………
メイ「♪」
ダイケンキ「」チーーーーーン………
トウコは今までになかった程に凶悪なオーラをかもし出していた。
メイは、自分の料理がトウヤの口に合った事が嬉しいらしい。
ダイケンキは激マズ味噌汁と塩辛おにぎりが効果抜群だったのか、床の上に倒れていた。
トウコ「メイぃ………!次の主菜対決では私が勝つからねぇ……!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………
メイ「!?たたたたたたたたたたたたたたたた対決ぅ!!!!????」
怒るトウコ、パニクるメイ、この二人の最終対決(?)は主菜対決と決まった。
トウコ(料理は愛情なのよ……!それをメイ、あんたに教えてあげるわ…………!!!!)
トウコ「はあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
トウヤ(す…すごい………!!!!)
トウコは、オノノクスに玉ねぎを刻ませ、シャンデラの炎で食材を炒めている。
メイが作ったのは鯖の味噌煮、トウコが作ったのは丸く、平たいまっくろこげな物体だった。トウヤは無言でメイの料理を口に入れた。
トウヤ「うまい!」
メイの料理の評価は上々だった。
メイ「♪♪♪♪♪」
トウコ「……………!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………………
続いて、トウコの評価。
トウヤ(ま、不味い………)
料理は愛情だ。だとか言っていた割にはそれとは不相応な味だった。そして…
トウヤ「ダイケンキ…」
ダイケンキ「!」ビクゥ!
ダーーーーーーーーーー!!!!!!
ダイケンキは一目散に逃げ出した。
トウヤ(チッ………………!!!)
しかし、そこへ不法侵入者が。
N「ん~~。美味しそうな匂い……」
トウヤ「!N!」ピーーーーン!!!
トウヤ(そうだ…!こいつに…!)
トウヤはNにハンバーグ(?)が載った皿を差し出した。
トウヤ「N、これ食うか?」
N「え?本当?」パクリ!
N「ブッ……!!!」
トウヤ「さあ、遠慮しないでどんどん食べて~~!!!! 」
ひえっひえっひえっひえっ……!!!
不気味な笑い声を上げながらNの口の中に料理を押し込む。
N「ふがががががが…………!」
口の中いっぱいに料理を詰め込まれたNは悶絶した。トウヤは悪びれもない顔でやはり
ひえっひえっ…!
と笑っている。
すると、そこにさっき一目散に逃げ出したはずのダイケンキが暴走した状態で戻ってきた。ダイケンキは、Nに泣きつくと、
N「え?なんだって?トウコの料理が不味いからってトウコの料理を僕に食べさせる?」
トウヤ(ギクッ…!)
トウコ「私の料理が不味い…?」
ギクッ…!
N「トモダチ…、いじめちゃダメ…!」
ぎくぎくぅっ………!!!
メイ「トウヤさんがそんな人だとは思いませんでした…!」
ギクギクギクッ………!!!!
トウコ&メイ&N「トウヤああああああああああああ!!!!!!!!!!」
トウヤ「ごめんなさ~~~~いいいいいいいい!!!!!!!!!!」
トウコ&メイ&N「待てコラアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
トウヤ「サヨナラあああああああああああああ!!!!!!!!!!」
このあと、トウヤはトウコの不味い料理を死ぬ程食べさせられました。
完
2012-12-08 12:38:46
[5] 皇貴
第四話
【理不尽!超~~理不尽!】前編
ダイケンキ「はあ~~~~~」
トウヤのモンスターボールの中で溜め息をついているのはトウヤのポケモン、ダイケンキだ。
ダイケンキ「理不尽、超理不尽」
(ダイケンキの言葉はポケモン語と思え)
ダイケンキ「何なんだよ!ったく! ポケモンリーグで優勝しても褒め称えられるのトレーナーだけじゃん!そんで一番頑張った俺たちはおまけ!もうこんな生活やだーーーーー!!!!!………はあ、人間になれればなあ…」
…とそこへ
神「OK!!!」
パアアアアアアアア……………………
おや!ダイケンキの様子が!
ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ~~ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ~~~~~………………………………………
たーたーたーたたたたったたーー!!
ダイケンキは人間に進化(?)した!
人間がモンスターボールに入れるはずもなく、ダイケンキが入っていたボールは粉々に砕けた。
ダイケンキ「きゃっほーーーい!!!これで自由だああああああ!!!!」
翌日………………………………………
トウヤ「おはよう!今日も元気だ、ご飯がうまい!快眠・快食・快便だ!」いつもの調子でトウヤが目覚めた。
トウヤは粉々になっているモンスターボールに目を向ける。
トウヤ「え?これわ………ダイケンキのボールぢゃないか!こりゃあ大変だ!」
その頃、ダイケンキはトウヤの財布から抜き取った金で人間生活をエンジョイしていた。
ダイケンキ「人間ていいな~~!!!初めて妖●人間ベムの気持ちが分かったなあ!
ベム「早く人間になりたい!」
すると、そこへ………
トウヤ「うぉぉぉぉぉ!!!!!!!あいつぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
ギャアアアアアアア!!!!!!!!
トウヤ「!そこの君!」
ダイケンキ(ギクッ!うそ…まさかもうばれた?)
トウヤ「この辺りに背中に『I am 馬鹿』って貼り紙はっつけてあるダイケンキ見かけなかった?」
ダイケンキ「うおおおおいいいい!!そんな貼り紙ワシにはりつけたんかいいいいいいい!!!!!!!!!」
トウヤ「は?」
ダイケンキ(ギクギクッ!!ますますまずい…………)
ダイケンキ「あ…ああ!たしか、むこうへ突っ走ってったぞ………」
トウヤ「おお、サンキュー!あのさ、出来れば名前教えてくんない?」
ダイケンキ(ガ~~~~ン!ますますまずい!)
ダイケンキ「な、名乗るほどの者では…」
トウヤ「たしかにそうだな!」キッパリ!
ダイケンキ「納得すんなああああ!!!!」
トウヤ「それなら教えろよ」
ダイケンキ「え…ええとだい…だい…だい…そうだ!ダイキだ!」
トウヤ「そうか!ダイキか!よろしく!」
ダイケンキ改めダイキ「よ、よろしく…」
トウヤ「それにしてもどこいったんだ?あのオカマロリコンポケモンは……」
ダイキ「だあああれがオカマロリコン変態バカマヌケウンコだあああ!?」
トウヤ「いや!お前のことじゃないんですけど!しかもお前の言ってることの方がひどいこと言ってるぞ!!!」ダイキ「もう許さん!許さん!ユルユルのサンダル!略して『ユルサン』!!!!!このダイケンキ様の名のもとに成敗してくれる!!!」
トウヤ「………って、ええ??」
ダイケンキは慌てて口をつぐむ。
ダイケンキ(し、しまった………)
トウヤ「お前、もしかしてダイケンキ?」
ダイケンキ「ごべんなざいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!そうです!僕がダイケンキですうううううううう!!!!!!!!!!!!許してくださいいいいいいいいいいいいい♂▽★▽◎▼◇▲■■⇔□※※〆®♂▼♀©©◎▼●▽◇♂◆°▽▲♀♂▲▲‰★‰▲□●€♂♂▲▽▲♂©®◎●☆★▲°°▼◇▲◎▲◆◇♂◆◆」
トウヤ「お前ええええ………!!!」
ダイケンキ「ヒイイイイイイ………」
ダイケンキ(や、やばいいい!!!!この殺気、絶対殺られる!)
トウヤ「ゾロアークに弟子入りしたのか!」
ズコーーーーーーーーーーーーッ!!……………………………………………
トウヤ「ところで、どうしてこんなことに?」
ダイケンキ「実は、カクカクシカジカのコレコレのコレというわけで……」
トウヤ「神様、軽っ!!!!!」
ダイケンキ「ともかく、早くどうにかしないと………」
すると、そこへ、
???「あのーー」
トウヤ&ダイケンキ「?」
???「お話、聞かせていただきました。わたくし、元オノノクスの『小野』です。こちらは、元サワムラーの『沢村』です」
沢村「」ペコリ
トウヤ(何………)
ダイケンキ(この人たち…………)
to be contined………
2012-12-20 18:44:25
[6] 皇貴
長い間更新しなくてすみません!ネタが浮かばなかったもので。では!
2012-12-27 23:58:25
[7] 皇貴
短編その1 【怪談】
N「僕が今からすんごい怖い話をしてあげよう……」
トウヤ(ゴクリ)
トウコ(………)
N「僕が小学生の時の事だ。その日、僕が肝試しのために数年前に廃校になった学校に入ってね、暗くて廊下で道に迷ったんだよ。するといつの間にかトイレに迷い込んでね、誰かに見られているような気がするんだよ、ふとその視線を感じる方向に目を向けると………………………………………………そこにはあるはずのない人の顔が!」
トウヤ「ギャァァァァァ!!!!!」
トウコ「イヤァァァァァ!!!!!」
N「でもそれが鏡に写った自分の顔だったんだよ」
トウヤ「オイオイオイオイ!!何なんだよ!ガチでビビったじゃんかよ!」
トウコ「心臓が止まるかと思ったわよ!」
N「まあまあまあ、それでもやはり気味が悪いじゃん?だから一目散に逃げ出したんだよ。すると、突然歌が聴こえてきたんだよ」
トウヤ「オイオイオイ、これはマジでヤバイんじゃないの!?」
N「まあ、それは僕の携帯の着メロだったんだけどねっ」
トウヤ「うおおおい!!!そのパターンやめろよ!」
トウコ「すんごく紛らわしいから!」N「そしてそのメールをみると、鬼のような形相の女の写メが!!!」
トウヤ「で?」
トウコ「オチは?」
N「僕がゲーチスに頼んでおいた『恐怖映像50連発!』の録画ができましたよ~っていうお知らせメールだったんだよ」
トウヤ「どうせこんなこったろうと思ったよ」
トウコ「ワンパターンね」
N「まあ、最後まで聞くんだ。本当に怖いのはここからだから。するとむこうからゆっくりと歩いてくる男をみたんだ」
トウヤ「んで?」
トウコ「オチは?」
N「帰りが遅いんで心配して迎えにきたゲーチスだった!」
トウヤ「怖えええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」
おしまい
2012-12-28 00:30:15
[8] 皇貴
後編
5秒で解る前回のあらすじ!
トウヤのダイケンキが人間になってチョー大変な感じィ?
……………………………………………
トウヤ「頑張れ!何か良い方法を考えるんだ!」
ダイケンキ「う~ん………?」
小野「そうだ!目には目やに、歯には歯垢ってよく言うでしょ!」
トウヤ「言わねっつの」ビシッ
小野「だから神様には神様というわけでまた神様に頼めばいいんだ!」
ダイケンキ「そういう事なら!」
……………………………………………
ダイケンキが神官的な格好をして念仏(実際は適当に唱えているだけ)を唱えている。
ダイケンキ「ザンマイダーザンマイダースシザンマイダーモウスグトドクゾー…………………………………………神よ!我が願いを叶えたまえ!」
神様「ふん!突如としてこのわしを呼び出し、無理難題をつきつける不届き者め」
ダイケンキ「今朝と言ってることが違えぇぇぇーーーー!!!」ガビーン!
小野「どうすれば我々の願いを叶えて下さるのですか?」
神様「貴様らに試練をさずける。第一の試練!」
トウヤ「」ゴクリ
ダイケンキ「」ゴクリ
ドクンドクンドクンドクン………………
神様「おでんの鍋に顔を突っ込め」
トウヤ「…………………は?」
神様「聞こえなかったか?おでんの鍋の中に顔を突っ込め」
ダイケンキ「何その罰ゲームクオリティ!!!」
、と言うわけで…………………………
トウヤ「まずは言い出しっぺのお前から行けえええええ!!!!!」
小野「うおおおおりやあああああ!!!!!!!ゴブッッッッ!!!!!」
神様「第二の試練、熱湯風呂に浸かれえええええれ!!!!!!!」
トウヤ「沢村、行けええええええ!!!!!!」
沢村「御意!!!!!ギエエエエ!!!!!!」
神様「なかなかやりおるのう。しかし、次の試練に耐えられるか、見ものじゃのう………」
トウヤ「」ゴクリ
神様「全員強制参加、笑ってはいけない24時いいいいい!!!!!」
ダイケンキ「えええええええええええええええ!!!!!!??????」
トウヤ「お、俺は元々人間だから関係ない………よな?」
神様「なーにを言っとるか!全員強制参加じゃぞ!」
トウヤ「だからって何で俺まで!」
神様「神の言うことが聞けないと言うのか!」
トウヤ「ブチ切れたアアアアア!!!!!!!」
ダイケンキ「待て!」ガシッ!
トウヤ「離せよ!」
ダイケンキ「小野と沢村の頑張りを無駄にする気か!」
トウヤ「ハッ!」
(そうだ、せっかくあいつらが頑張ってくれたんだ。俺がここで我慢出来なくてどうする!)
トウヤ「臨むところだ!」
神様「では」
……………………………………………
わはははははははははははははははは
トウヤ、OUTー!
いひひひひひひひひひひひひひひひひ
ダイケンキ、OUTー!
うふふふふふふふふふふふふふふふふ
小野、OUTー!
えへへへへへへへへへへへへへへへへ
沢村、OUTー!
……………………………………………
神様「よくぞここまで耐え抜いた。そなたらの願いを叶えてしんぜよう」
こうして、ダイケンキ達は見事、ポケモンに戻ることができました。
THE END
2012-12-30 23:14:23
[9] 皇貴
第五話【去年の反省・今年の抱負】
トウコ「今年“も„色々あったわねー」
トウヤ「も!?でもこの小説はじまったの2012年じゃ…」
トウコ「あ~~~!!!あ~~~!!」
トウヤ「?この小説始まったの、2012…」
トウコ「いい加減にしろォォォォォォ!!!」
トウヤ「ぐげっっっっ!!!!!」
トウコのコークスクリューパンチを顔面でもろに食らったトウヤは吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられた。そして崩れる様に床に倒れた。くわばらくわばら。
トウコ「私達は私達で2011年も迎えてるのよ!それ以上のメタ発言はこの私が、」
トウコは一瞬でどこかで見たようなセーラー服姿に変身すると、
トウコ「月に代わって、お仕置きよ☆」
シーーーー…………………ーーーーン
……………………………………………
一同「セ●ラーム●ン!!!???」
トウコ「何!?さっきの間!?」
キョウヘイ「おいおいおいおい!何だよ!ポケモンの小説なのに何でいきなりセーラー………」
トウコ「!!!月に代わってお仕置きよォォォォォォ!!!!!!」
トウコは手にしていたステッキ型の武器でキョウヘイの顔面を殴った。キョウヘイはのけぞるように後ろに倒れた。
メイ「て、言うかキョウヘイ君居たんですね」
N「うん。この小説が始まって以来一度も登場してな……………」
トウコ「!!??月に代わってお仕置きよォォォォォォ!!!!!!」
トウコがNのどてっ腹に蹴りを入れた。Nは2、3回バウンドしながら飛んでいった。
トウコ「全く………」ゼェゼェ…
トウコはいつの間にか元の格好に戻っている。
トウコ「で?皆の2013年の抱負は?」
トウヤ「なるべくトウコを怒らせない様にする………」ボロッ
N「同じく………」ボロッ
キョウヘイ「右に同じ………」ボロッ
ゲーチス「来年の正月まで死なない………」
トウヤ「ゲーチスぅぅぅぅ!!!!!諦めんな!人生諦めんなァァァァ!!!!!」
DT「来年の正月までにプラズマ団主役のゲームを出してもらう!タイトルは『ポケットモンスタープラズマ団の逆襲!!!』だ!」
トウヤ「お~~~い。『ミュウツーの逆襲』とかぶってるよ~~~い」
トウコ「それで私は………」
一同「トウコは………?」ゴクリ
トウコ「この小説での私の出番を増やしてもらう~~~!!!」
この時、トウコは自分の過ちに気づいていなかった。そして………
トウコ「ハッ!!!」
キョウヘイ「ト~~~~ウ~~~~コ~~~~???」
トウコ「ギクッ!!!」
N「月に」トウヤ「代わって、」
トウコ「あわわわわわわわ……………」
三人「お仕置きよォォォォォォ!!!!!!」
トウコ「ギャアアアアアアア!!!!!!!!」
月に代わっておしまいよ♪
2013-01-02 00:47:20
[10] 皇貴
ポケモン最新作発表記念短編!
トウヤ「ポケットモンスターX・Yが発表されたな~」
トウコ「とうとうキョウヘイとメイもお役ごめんね」
キョウヘイ「ったく!新作出来るの早えーんだよ!」
メイ「でも、海外の人達にはまだまだBW2を遊んでもらえるんですよね?」
トウヤ「それは無理な話だな」
メイ「?どうしてですか?」
トウコ「今回のポケットモンスターX・Yは世界同時発売なのよ」
メイ「え!?そうなの!?」
トウヤ「今までのシリーズは何ヵ月か遅れた発売だったんだが…」
メイ「じゃあ、この小説にも新キャラが出ますね!」
N「ああ、楽しみだよ!」
……………
トウヤ「…お前いたの?」
トウコ「空気並みの存在感ね」
N「いや、今来たんだけど………」
トウヤ「出た~都合のいい時だけポケスペクオリティ」
N「………ずっと思ってたんだけどボクの扱いひどくない?これでも一応伝説のポケモンに選ばれた英雄なんだけど…」
トウヤ「ゴチャゴチャうるせーよハゲ。そうだ、英雄なら人を助けんのが英雄ってもんだろ?ほら、ジュース買ってこい」
N「いや、英雄パシリじゃないから。しかもトウヤだってレシラムに選ばれた英雄じゃん?」
トウヤ「古い話をむしかえすな!それでも男か?」
N「この場合男女関係ないじゃん」
トウヤ「うるさいな!ちっ!アニメに出られたからっていい気になりやがって」
N「誉めてくれてありがとう!」
トウヤ(うっ!こいつ心の底から喜んでやがるな)
トウコ「誉められてるんじゃないのよN、ああいうのは嫌味っていうのよ」
N「ふーん」
メイ「ほうはめまひょう。ふがふが…」
トウヤ「え、メイ何食ってんの?」
メイ「近所の駄菓子屋で買ってきたんです。いります?」
トウヤ&N「いるううう!!!!」
トウヤ「おお!?俺これ好き!」
N「へえーこれ食べると色変わるんだー」
トウコ「………ここで一句『二人とも喧嘩騒ぎは何処へやら』」
おしまい
2013-01-19 13:33:40
[11] 皇貴
第六話【イッシュ地方立ヒウン学園】
「おーい皆、席につけー。今日は転校生を紹介するぞー」
「ええーーーーー!!!」
ザワザワザワザワ…………
「入ってきなさーい」
ガラガラガラガラ…………
「今日からこの学園の生徒、トウヤ君だ!皆、仲良くしてやってくれ」
トウヤ(ええーと…何がどうしてこうなったんだっけ?)
トウヤはどうしてこんな状況に陥っているのかを冷や汗ダラダラで回想していた…
アデク『お前に頼みがある』
トウヤ『何でしょう?』
アデク『イッシュ地方立ヒウン学園という学校を知ってるか?』
トウヤ『そりゃもちろん知ってますとも!凄く有名な進学校ですよね!?』
アデク『うむ、そうなんだが…』
トウヤ『その進学校がどうしたんですか?』
アデク『その学校で今、大問題が起こっていてな?不登校の生徒、非行を犯す生徒もいれば学校内でいじめも起こる。そこで、学園の校長がお前を抜擢したんだ』
トウヤ『へ?何がですか?』
アデク『学園内にはこびる問題を英雄のお前なら解決出来ると判断したらしい』
トウヤ『?????????』
アデク『良いか?頼んだぞ』
トウヤ『いや、あのー』………………
トウヤ(あの時はほとんど押し付けられた感じだったな)
トウヤ「あれ、そういえばトウコも一緒に入ったんだっけ?」
……………………………………………
トウヤ「よっ!トウコ!」
トウコ「あ、トウヤ」
トウヤ「部活とか入んの?」
トウコ「うん、拳法部にね」
トウヤ「面白そうだな、見学に行ってもいいか?」
トウコ「うん」
……………………………………………
拳法部員「え?あの世界大会ウルトラ・アルティメット・ハイパー・スーパー・デラックスのマスター大会優勝者のトウコさん?」
トウヤ「お前そんな大会出てたのか?」
トウコ「そうよ、知らなかったの?」
普通なら、強い人が入ってきたー!っといって喜ぶのが普通と思うのだが。
部員A「アンタ、相手してやんなよ」
ガタガタブルブルガクガク……………
部員B「嫌よ!絶対!!!」
ガタガタブルブルガクガク……………
部員C「噂じゃ、五歳の時にヒグマを絞め殺したって………」
ガタガタブルブルガクガク……………
トウヤ「…………………ホント?」
トウコ「そんなわけないでしょ!!!」
部員A「トウコさんは『鬼神』だとか『般若』だとか呼ばれてたんですよ」
???「ふん!情けないね!こんなちっちゃい女にびびるなんて!」
身長が5mくらいある女(???)が出てきた。武道館の天井に頭がつきそうだ。
トウヤ「………強そうな女の子(?)だね…(ひげ生えてる)」
部員「彼女は出怪象邪子(でかいぞうじゃこ)さんよ。男子部員、女子部員合わせて束になっても敵わない化け物よ」
出怪象邪子「そのかわいい顔をグッチャグチャにしてあげるわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
邪子の拳がトウコに迫る。
トウコ「あらよっと!」
邪子「ホゲエエエエエエエエエ!!!!!!!!」
トウヤ達の目にはさほど力入れていないように見えたのだが、邪子にとっては大ダメージだったらしい。
吹っ飛ばされた邪子は武道館の壁をつきやぶり、遠くの民家を次々倒壊させた。
トウヤ「トウコ、もうス●パーサイ●人100ぐらいの強さになってるんじゃ………………、ポケモンいなくてもバトル出来るんじゃね?」
???「ちょいと待ちな!拳法部にはこの鬼龍院舞子がいるんだ!」
お面を被った小柄の女が威風堂々と出てきた。
男子部員「ゲ!ついに出た!!!拳法部最強の女、鬼龍院舞子………死人がでるぞ………!!!」
トウヤ「次々と強い奴が出てくるなぁ。バトル漫画の王道パターンだわ」
次回!!男子部員の意味深な発言とは!?そして鬼龍院舞子の実力はいかに!
注意!
これは、ポケモンの小説であり、バトル漫画ではありません。
2013-02-09 01:33:23
[12] 皇貴
第七話 VS鬼龍院舞子
トウヤ「何だ?お面を被ってる」
トウヤは鬼龍院舞子の顔を見ながら言う。
トウコ「そんなに強そうには見えないけど」
トウヤ「弱そうに見えて実は強いってやつかな」
じぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
舞子「いやんっ!見ないで恥ずかしい!」
トウヤ「?」
トウコ「あれってどういう事?」
女子部員「舞子ちゃんは凄く恥ずかしがりやでいつもお面を被ってるの」
トウヤ「お面被ってる方が恥ずかしい気がするけど…」
男子部員「あいつの顔を見たことがある者はおらんのだ。恐らく人様にお見せ出来ん程酷いのであろう」
トウコ「ふーん…どれどれ?」
トウヤ「えっ?トウコさん、一体何を…」
トウコ「うおぉぉぉぉぉぉるぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
トウヤ「ええええええええええ!!!!!!!」
パリーーーーーーーーーン!!!!!
パカッ
舞子のお面が割れて開いた。すると…
男子部員「かっっっっっっ!!!」
舞子「キャーーーーーー!!!!!恥ずかしいーーーーーー!!!!!」
男子部員「かわいいっ!!!」
舞子「いやあああああ!!!!恥ずかしいよおおおおお!!!!!」
男子部員「大丈夫だよ!!!舞子たん!!!俺達がついてる!!!」
トウコ「『たん』はやめよ!『たん』は!」
恥ずかしさのあまりもはや戦闘不能状態に陥った舞子の代わりに拳法部の四天王とやらがトウコと闘うことになった。
トウヤ「………帰るか?ダイケンキ?」
???「まずは私が相手をさせていただきます」
府理座空羅(フリーザクウラ)!!
とある緑の人間達が住む星を壊滅させたとかさせてないとか………とにかくヤバイ人物だ!
トウヤ「こういう危険なネタはやめよう!!!ねぇ!」
府理座「この私に刃向かおうとは何とも無謀な人間もいたものだ。いいでしょう、あなたのその勇気に敬意を表して私のフルパワーを見せてあげましょう」
トウヤ「何こいつ。ただの中二病じゃねぇか」
府理座「はぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」
あまりの強力なパワーに武道館の屋根が剥がれてとんだ。
府理座「どうです?恐怖のあまり声もあげられませんか?それでは…………
行きますよッッッッッッッ!!!!!!!!」
一瞬だった。一瞬で勝負は決まった。
府理座「ぐあああああああああ!!!!!」
トウコ「ゴチャゴチャうるさいのよーーー」
トウコは笑顔でこう言った。
トウコ「良く覚えときなー。私はね?恐怖で声が出なかったんじゃなくてー」
府理座「!!!???」ゾクッ!!!
トウコ「あきれてものもいえなかったんだよおおおおおお!!!!!!!!」
ぎゃあああああああああ!!!!!!
トウコ「私が嫌いなものベスト3はね、3位が憎たらしいポケモン、2位が納豆、1位が中二病の奴なんだよっっっっっっ!!!!!!!!」
ドゴーーーーーーーーーーーーーーン
トウコ「ふん、口ほどにもないやつらめ」
結局、四天王全員病院送りにしてしまったトウコは捨て台詞を吐いた。
トウコ「後はあんただけね。舞子!」
舞子「………」
↑テープで割れたお面くっつけた
「「勝負っっっっっ!!!」」
トウヤ「あーーーもう帰ろ。母ちゃんに風呂掃除しろって言いつけられてたんだ。行くぞ、ウォーグル、『そらをとぶ』!」
トウヤは空へ飛び去った。
トウコ「あんたの弱点は解ってる!」(ズバリ弱点はあのお面!)
トウコ「くらえええええええ!!!!!」
舞子「馬鹿め!さっきの二の舞にならないようにお面を二枚被っておいたのさ!」
トウコ「なにっ!?」
舞子「覚悟!」
トウコ「あまいっ!空中じゃ急には回避できないでしょう!」
二人の視線が交錯する。トウコの腹に衝撃が走るのと同時に舞子の顔面にも衝撃が走った。
トウコ「ぐっ!!!」
舞子「ううっ!!!」
二人とも武道館の床に大の字に倒れこんだ。拳法部員達は戦いを終えた二人の姿を見つめていた。
オマケ
N「ボクをそろそろ登場させてくれえええええ!!!!!」
トウヤ「ワガママ言うなよ。学園コメディ物になってからお前を登場させるきっかけができないんだから」
THE END
2013-02-11 22:34:23
[13] 皇貴
第八話 バレンタインの憂鬱
バレンタイン、それは、男の戦いである。いかに多くチョコをゲットすることが出来るか、それを競う熱い男のバトルである。
しかし!やる気マンマンの男たちに紛れて、バレンタインが憂鬱だと思っている男がいた。その名も………
女子生徒「黒崎君!」
トウヤ「ほえ?」
女子生徒「これ、受け取って!」
女子生徒は手に持っていたものをトウヤに手渡すと、顔を赤らめながらそそくさと教室を出ていった。
トウコ「………」
トウヤ「何だよトウコ。俺をじっと見て」
トウコ「あのさ」
トウヤ「うん」
トウコ「あんたって名字あったんだ」
トウヤ「ってそっちかよ!あるわ!名字くらい!」
トウコ「それにしてもすごい量ね」
トウヤ「さっきので37個目。これ全部食いきれるかな?」
トウコ「ポケモン達にやっちゃえば?」
トウヤ「………そうする」
男子生徒「お?いいな~黒崎!」
トウヤ「良いもんか!」
男子生徒「?何で?」
トウヤ「これ全部食わなきゃだしホワイトデーにはお返ししなきゃだし………」
トウヤは「はあ」と溜め息をついた。
と、その時
?「わかる!わかるぞその気持ち!」
謎の声の主はクラス一のモテ男、望月だった。
望月「お揃いだね!君達!」
トウヤ「俺の気持ちがわかるってどういう事だ?」
望月「僕もチョコレートは沢山貰ったさ!しかもその中には………」
トウヤ「え………?」
望月「男からのチョコもあった!」
トウヤ「えええええ!!!!!」
トウコ「何それ?ただのホモじゃん」
望月「これがその現物だ」
ドサッ!望月が出したチョコレートの数は軽くトウヤの数を越していた。恐らく50個程だろうか。
トウヤ「こいつぁスゲーや」
トウコ「?このチョコ何かカチカチいってる?」
トウヤ「え?どれどれ?」
カチカチカチカチカチカチカチカチ………
なるほど、確かにいっている。その時トウヤはある映画のワンシーンを思い出した。
トウヤ(もしかして、これ………)
トウコ「?どうしたの?トウヤ?」
トウヤ「おい!ヤベーぞ!伏せろ!!!」
トウコ「え?え?」
トウヤ「ダイケンキ!ハイドロポンプでこれをなるべく遠くまで飛ばすんだ!」
ダイケンキ「ダイッ!!!」
チョコレートの箱がハイドロポンプの水圧で飛んでいく。すると、
ドッゴ~~~~~~~~~ン!!!!!
突然チョコ(?)が爆発した。
トウコ「え?何がどうしてどうなったの?」
トウヤ(………何か嫌な予感がする)
トウヤはこれは一波乱起こりそうだと心中で思っていた。
つづく
2013-02-16 01:28:17
[14] 皇貴
第八話(の続き)バレンタインの事件簿前編
前回のあらすじ
第八話を読め!!!
トウヤ「え~………俺が思うにはだな、科学部の奴等が怪しいと思うんだ」
バレンタインの事件の後、トウヤ達は特別捜査本部を設置していた。
トウコ「そうよね、火薬なんて扱えるの科学部の人しかいないもんね」
トウヤ「もしくは先生という線もある。動機はわからないがな」
トウコ「それならNと………あれ、あのアホ毛に協力頼んだら?」
トウヤ「ああ、アフロマね」
アクロマ「アクロマです!」
トウヤ&トウコ「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!」
トウヤ「はあ…はあ…」
トウコ「ぜえ…ぜえ…いつから居たの?!」
アクロマ「『俺が思うにはだな…』のあたりからです!!」
トウコ「人が入ってくる気配しなかったけど………」
N「僕もいたんだよ♪」
トウヤ&トウコ「ええええええ!!!!!?????どのあたりから!?」
N「爆発騒ぎの時から」
トウコ「すげええええええええ!!!!!!!」
N「というわけで………」
N&アクロマ「我々が助太刀致す!」
トウヤ(また面倒くさそうなことになったなあ)
続く
2013-02-21 15:48:21
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