[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[1844]センター
エビワラー『嫌いだからってそんな事して言い訳がない!』
マリルリ『何も知らない癖に』
エビワラー『え?』
マリルリ『嫌いになるだけのものがあるのよ!』
エビワラー『........そんな』
マリルリ『私には理解出来ない。何故、貴方が彼を慕っているのかが』
エビワラー『共に仕事していれば慕うはずですよ!』
マリルリ『私だって共に仕事してたのよ!!』
エビワラー『え?』
マリルリ『貴方がケッキングさんの元で働く前に私は彼の元に配属された』
01/19 22:38
[1845]センター
10年前。
ジバコイル『ケッキングさん』
ケッキング『ん?どうしたジバコイル?』
ジバコイル『見習い上がりの新人ですよ』
ケッキング『新入り?』
ジバコイル『はい!。それでは入ってください!』
ジバコイルが声を掛けると入ってくる。
マリルリ『本日よりこの事務所に配属されましたマリルリと申します。宜しくお願いします!』
ケッキング『おう、宜しく』
ジバコイル『ケッキングさんにはご指導お願いしますね』
ケッキング『は?俺がすんの?。やった事ないんだけど』
ジバコイル『新人育成も大事ですよ。それではお願いします』
ケッキング『お、おい!』
マリルリ『ケッキングさんお願いします!』
01/23 00:47
[1846]センター
確かケッキングさんは、私と違って即戦力として採用されてどんどん活躍して出世したって聞いたなぁ。
....そんな人の元で仕事出来るって事は私も結構期待されてるのかな?。
見習い期間の2年間を頑張って良かった!。
ケッキング『それじゃあ、仕事のやり方を教えるからついてこい』
マリルリ『は、はい!』
....早速仕事を教えてもらうのか!。
頑張ろう!。
ヒソヒソ
小さな声が聞こえる。
ポケモンA『あーあ。あの新人可哀想に』
ポケモンB『それな。あの人の教え方酷いしな。作業スピードもあの人の基準で行ってくるけど無理だって』
ポケモンC『ここに異動してきた奴殆ど辞めてるけど自覚あんのかあいつ?』
ポケモンD『ないない。あったら、あんな教え方しない』
マリルリには聞こえない音量で話していた。
....何だろう?。
01/23 00:59
[1847]センター
ケッキング『これは.....こうして。これはこう』
マリルリ『えーと....。こうですか?』
ケッキング『違う!。こうだ!。こう』
マリルリ『???』
ケッキング『何故わからないんだ!』
マリルリ『すみません』
あれ?。
全然理解出来ない...。
やり方がわからない。
....
数日後。
ケッキング『まだ仕事終わってないのか?。やり方教えただろ?』
マリルリ『すみません。ここはどうすればいいのですか?』
ケッキング『教えただろ!』
マリルリ『もう一度...』
ダメだ。
もう一回聞いても理解出来ない。
01/23 11:00
[1848]センター
〜現在〜
マリルリ『そして、仕事で重大なミスを犯し違う場所に異動になった』
エビワラー『そ、そんな....』
マリルリ『違う事務所でも色々と苦労しだけど頑張って頑張って本部に配属になった』
エビワラー『..........』
マリルリ『ケッキングさんがまともに教えてくれればもっと早く出世出来ていた!』
キュウコン『だからってケッキングに罪はないのでは?』
エビワラー『!。キュウコン!?。大丈夫?』
キュウコン『はい。大丈夫です。ありがとうございます』
マリルリ『ケッキングさんに罪はない?』
エビワラー『それは....』
キュウコン『自分が出来なかった事をケッキングさんのせいしただけじゃないですか!』
マリルリ『なんですって!?』
エビワラー『キュウコン.....ハッキリ言うんだね君は....』
呆れた声で言う。
01/26 19:20
[1849]センター
マリルリ『まだ出来ない仕事をやらせたり』
エビワラー『あー、それは僕も何回も経験済みですね....』
マリルリ『めんどくさがりで自分の仕事をやらせたりする事も』
エビワラー『経験済みです....』
マリルリ『やり方教わっても意味不明な言葉が多かったのよ!』
エビワラー『僕の時もそうでした』
マリルリ『でしょ!?。なら、何故貴方はあの人の元にいるの?』
エビワラー『......考えた事ないですね』
マリルリ『は?』
エビワラー『僕は、自分にとって必要な事なんだろうなと思っていました。だから、辞めたりとかそんな考えはなかったです』
マリルリ『色々と仕事だって失敗したでしょ!?』
エビワラー『はい。それは勿論。でも、異動とか無かったですね』
キュウコン『マリルリさんの場合は異動。しかし、エビワラーさんは異動なし!?。どう言う事でしょうか?』
01/26 19:31
[1850]センター
マリルリ『「問題児」だったから』
エビワラー『え?』
マリルリ『貴方は「問題児」だったから異動される事がなかった』
エビワラー『も、問題児!?』
キュウコン『エビワラーさんが!?』
マリルリ『貴方が何故、ケッキングさんの所に配属されたか知ってる?』
エビワラー『え?。い、いや知らないですね』
マリルリ『はぁ....。この4年間、キュウコン達が入ってくるまで誰も入って来なくて且つ人が少ない状況で何で考えたりしないのかしらね』
エビワラー『すみません』
マリルリ『貴方が「問題児」で本部のポケモン達はまともな保安官達と同じ所に配属させるのを嫌がった』
キュウコン『え!?』
マリルリ『そこで、人材を潰す「問題児」であるケッキングさんの所に配属させた』
エビワラー『嘘だろ!?....』
マリルリ『言わば貴方が所属する事務所は「問題児」が集まる場所。そこで絶望して保安を辞めてくれれば本部の思い通り』
01/26 19:43
[1851]センター
エビワラー『.........嘘だろぉ!?』
マリルリ『いえ、事実よ。万年見習いの「問題児」、人材潰しの「問題児」、歪んだ正義の「問題児」。貴方達のことよ』
エビワラー『!?。それだと、キュウコンはどうなるんですか?。その3つには該当しない気がするのですが....』
マリルリ『キュウコンは「問題児」ではないわ』
キュウコン『え?』
マリルリ『キュウコンがここに配属されたのは「問題児」達を矯正させる為に配属されたのよ』
キュウコン『!』
マリルリ『誰も矯正なんかしたくないのよ。そこで即戦力で入った貴方に「汚れ役」をしてもらう事にした』
キュウコン『そ、そんな目的の為にここに.......』
マリルリ『即戦力とは言われてるけど特に期待されてないのよ。周りは。まあ入って間もないのにこんな事言うのも可哀想だけど』
キュウコン『.........』
01/27 21:39
[1852]黒樹蒼葉
こんばんはセンターさん。質問に対し丁寧に回答してくださり
ありがとうございました。メタモンはガーディの以前のポケモン
だったんですね。フ―ディン一味については、聞こうとしてすみません。
何匹か忘れてしまったもので…今回は箇条書きで書かせていただきます。
・かなりの悪役ぶりを発揮していたコリンクが土壇場でまさかの
意地を見せるとは。キュウコンを心の底では認めているマルマインと合わせて、不思議と胸が熱くなりました。
・つまり……マリルリはケッキングの元部下だったんだよ!……な、何だってー!まさかまさかの展開です。
・10年前のマリルリはキュウコンに近い雰囲気だったのですね。
・自分の部署は、いわば「追い出し部屋」のような場所だった。
この事実を知らされた二匹心境はいかばかりでしょうか……辛いですね。
個人的にはエビワラ―は良い上司だと思っているのですが。
01/28 22:13
[1853]センター
蒼葉さんこんばんは。
コメントありがとうございます。
フーディン一味の設定については最後の1匹が明らかになった辺りで紹介しようと思ってます。
現在フーディンの一味は、
フーディン、ルカリオ、ハブネーク、ブイゼル。
最後の1匹は以前にも伝えた事があるように既に登場しているポケモンです。
ウォーターズ編第1部の宝島編で登場したアメタマ一味のメンバーは、
アメタマ、ドンメル、ロゼリア(洗脳中)
D大陸編でユキメノコが従えていたメンバーは、
ユキメノコ、アメモース、マグカルゴ。
その内、ユキメノコは仲間に。
アメモースはアメタマの姉で騒動後に逃げられます。
マグカルゴは撃破されました。
この騒動によりムックルが命を落としました....。
悪役についての軽い紹介はこんなものでしょうか。
参考になって頂ければ幸いです。
01/29 21:40