[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[1393]センター
ジバコイル『それではこちらも挨拶しますね。私はジバコイルです。階級は保安長です』
ケッキング『あー。俺はケッキングだ。階級は副保安長。んで、隣にいるのはエビワラーだ。階級は保安官だ。了解したか?。キュウコン保安員、マルマイン保安員』
エビワラー『俺にも喋らせてくださいよ...』
ケッキング『お前は下だからダメだ』
キュウコン『了解です。ケッキング副保安長』
ケッキング『あー名前の後に階級つけなくていい』
マルマイン『どうしてっすか?』
ケッキング『自分がどんぐらい偉いのかってのを誇示してるみたいで嫌なんだわ。ケッキングさんって呼んでくれればいい』
キュウコン『了解です』
01/14 15:42
[1394]センター
ジバコイル『それでは君たちはエビワラー保安官について行ってください!。エビワラーさん!任せましたよ?』
エビワラー『了解です!。ジバコイル保安長』
キュウコン『エビワラー保安官宜しくお願いします』
エビワラー『あー、俺も普通にエビワラーさんって言ってくれればいいよ』
キュウコン『わかりました』
マルマイン『それでエビワラー?』
エビワラー『......ん?どうしたんだ?』
今こいつ、さん付けしなかったな。
まあいいか。
マルマイン『俺たちは何すればいいのよ?』
エビワラー『ああ、まずは仕事についての説明だが...』
マルマイン『はぁー?。お尋ね者を捕まえるんじゃないの?』
01/14 15:50
[1395]センター
エビワラー『もちろん。お尋ね者の確保もやるが他にも仕事葉あるんだ』
マルマイン『かったるいな』
キュウコン『他の仕事とは何ですか?』
エビワラー『お尋ね者リストの作成。パトロール。依頼書の作成などだ』
マルマイン『つまんねえな。悪を滅ぼしてこそ面白よがあるのによ』
エビワラー『これも立派な仕事なんだ』
マルマイン『じゃあ、あんたがやればいいじゃん。俺は悪者退治に専念するから』
エビワラー『あ、おい!』
マルマイン『パトロール行ってくるわ!。任せたわエビワラー保安官さん?』
エビワラー『..........』
エビワラーは怒りを抑えた。
何だあいつは!。
仕事を舐めんな!。
怒りたかったが、辞められると困るので言えなかったエビワラーだった。
やっぱ俺って情けねえ......。
01/14 15:58
[1396]センター
キュウコン『エビワラーさん。私は何をすればいいですか?』
エビワラー『ん?ああ、依頼書の書き方教えるから手伝ってもらっていい?』
キュウコン『了解です』
良かったわー。
この子は良い子で良かった。
キュウコン『ここをこうですか?』
エビワラー『そうそう。それで合ってるよ』
キュウコン『では、こういう場合は』
エビワラー『それは...』
この子の仕事の飲み込み半端ないな。
今日初仕事なのにどんどん依頼書の作成を終わらせてるよ。
この量だと残業してたのになぁ...。
01/14 16:04
[1397]センター
数時間後。
キュウコン『終わりました』
エビワラー『ありがとう...』
俺の分を手伝っていたとは言え、1人でやった時は残業して終わらせてたのに、残業しないで終わってしまった。
キュウコン『次は何をすればいいですか?』
エビワラー『え?ああ、もう時間だし帰っても大丈夫だよ』
キュウコン『そうですか。お疲れ様でした。では失礼します』
エビワラー『お疲れ様ー!』
01/14 16:09
[1398]センター
ケッキング『大丈夫かエビワラー?』
エビワラー『だ、大丈夫ですよ』
ケッキング『抜かされないようになぁ?。まだ階級1つ上とは言え』
エビワラー『わかってますよ!』
ケッキング『ところで、もう1匹はどうしたんだ?』
エビワラー『勝手にパトロールしてくると行って出て行きました』
ケッキング『はぁ!?。何してんだよ!。止めろよ!。何かあったらどうするんだよ!』
エビワラー『ご、ごめんなさい』
ケッキング『4年も働いているんだからさ、その辺りも考えろよ?』
エビワラー『申し訳ないです』
01/14 16:13
[1399]センター
ケッキング『....初めてだもんなぁ』
エビワラー『え?』
ケッキング『初めて、部下が来て教える立場になっただもんなぁ』
エビワラー『........はい。不甲斐ない結果ですけど』
ケッキング『いいんだよ。最初はそんなもんだ』
エビワラー『ケッキングさんも同じだったんですか?』
ケッキング『当たり前だ。どうやって教えればいいのか訳がわからなかった。挙句の果てに部下はドンドン辞めてくしな』
エビワラー『........』
ケッキング『俺の部下で1年以上働いたのはお前だけだからな』
エビワラー『え?』
ケッキング『よく俺についてこれたと思ってる。メチャクチャな教え方だったしな』
01/14 16:18
[1400]センター
ケッキング『俺も同じだったから、今のお前と同じでな。俺と違って部下が辞めなさそうなお前に今回の指導を任せたんだ』
エビワラー『そ、そんな!?。僕なんてまだ未熟ですし、それこそ買い被り過ぎですよ』
ケッキング『お前は自信を持て。真面目に仕事に取り組み、毎日欠かさず特訓したお前なら平気だ』
エビワラー『ですが...』
ケッキング『お前なら絶対出来る!。俺を失望させるなよ!。わかったな!。エビワラー保安官!』
エビワラー『.........了解です!。ケッキング副保安長!』
ケッキング『それでいい!。頑張れよ』
エビワラー『はい!』
01/14 16:23
[1401]センター
エビワラーは保安所に戻ってこないマルマインを探していた。
A大陸。トレジャータウン。
はぁはぁ、どこ行ったんだあいつは。
まだ帰ってこないし。
いつのまにかトレジャータウンまで来ちゃったし。
ちょっと聞いてみるか。
エビワラー『すいません!』
エビワラーは通りすがりのポケモンに声を掛けた。
ピカチュウ『はい。なんでしょう?』
エビワラー『この辺りでマルマインというポケモンを見かけませんでしたか?』
ピカチュウ『いえ、見てないですね。すみません』
エビワラー『そうですか。すいません引き留めてしまって』
ピカチュウ『いえいえ、お構いなく』
エビワラーは走って行った。
...
見つからない!。
どこ行ったんだよ!。初日からこんなに迷惑かけて。
ジバコイル『エビワラーさん?』
エビワラー『ジバコイル保安長!?』
ジバコイル『どうしました?随分慌ててる様子ですが』
エビワラー『実はマルマイン保安員がパトロールから帰って来なくて』
01/14 16:41
[1402]センター
ジバコイル『マルマインさん?マルマインさんなら随分前に家に戻られたみたいですけど』
エビワラー『はぁ!?。....あ、すいません!』
ジバコイル『気にしてないので大丈夫ですよ』
エビワラー『か、帰ったどういう事ですか?』
ジバコイル『2時間ほど前に私の所に来て、エビワラー保安官にパトロールに命じられて終了してきましたって言ってましたよ
01/14 16:46