[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[1203]センター
ワニノコ『番外編の過去編はひとまず、本編の過去編が終わってからだな。ややこしくなるから』
ミズゴロウ『そうだな』
キルリア『それでは、本編です!どうぞ!』
本編
.....痛い。全身が痛い。
アブソル兄『ここは...山脈の入り口か。...ロズレイドは?ロズレイド!ロズレイドどこだ!?』
ロズレイド『ここに...いるよ』
ロズレイドはアブソル兄の下に居た。
アブソル兄『あ!。...悪い』
アブソル兄は直ちにどいた。
ロズレイド『痛たたた。...どうやら逃げることが出来たみたいだね』
アブソル兄『ああ』
ロズレイド『そうだ!宝箱の中身は?』
ロズレイドは宝箱を開ける。
ロズレイド『これは...バッジ?』
アブソル兄『暖かいな』
アブソル兄はバッジを手に取った。
アブソル兄『このバッジは一体なんなんだ?
ロズレイド『ネイティオ鑑定屋に行ってみようよ』
アブソル兄『そうだな』
12/11 16:03
[1204]センター
ネイティオ『ふむ、このバッジは炎技のダメージを半減出来る様だ』
アブソル兄『炎技を半減だと!?』
ロズレイド『つまり、私みたいな炎技が苦手なポケモンでも、これを持ってると効果抜群ではなくなるって事だよね?』
ネイティオ『そう言う事だな。しかし、持っているだけでは効果を発揮しない様だな』
アブソル兄『持っているだけでは効果を発揮しない?』
ネイティオ『そのバッジを装備しないと効果が適用されないと言うことだ』
ロズレイド『なるほどね』
アブソル兄『よし、ロズレイド身につけとけよ』
ロズレイド『ええ!?。いいの?』
アブソル兄『俺が付けた所でそこまで意味ない』
ネイティオ『因みに、火傷や炎に覆われる事もなくなるようだ』
ロズレイド『凄いアイテムだね』
アブソル兄『チートアイテムだろ。炎技半減。火傷無効。炎の渦などの無効と言った所か』
ロズレイド『ゲームバランス崩壊だね』
アブソル兄『ゲーム?なんだそれは?』
12/16 17:57
[1205]センター
アブソル兄『とりあえず、そのバッジを装備しとけば炎は怖くない』
ロズレイド『でもなー。結局アブソルが居なければこのバッジも取れなかったんだよ。だから、本当はアブソルが付けるべきなんじゃ』
アブソル兄『いいから、俺は大丈夫だ』
ロズレイド『わかったよ。ありがとう。それから、助けてくれてありがとう』
アブソル兄『気にすんなって、今度は、俺に何かあったら助けてくればそれでいい』
ロズレイド『うん!。任せて!。今度は私が助けるよ!』
アブソル兄『期待してるぜ』
この時、私はバッジを貰ったのを後悔する事になる。.....まさかあの事件が起こるなんて、....思いもしなかった。
12/16 18:02
[1206]センター
訂正です。
この時、私はバッジを貰ったのを後悔する事になる。.....まさかあの事件が起こるなんて、....思いもしなかった。
ではなく、
この後、私はバッジを貰ったのを後悔する事になる。
.....まさかあの事件が起こるなんて、
....思いもしなかった。
に訂正します。
すいませんでした。
12/16 18:06
[1207]センター
その後、ロズレイドとは暫く会うことはなかった。
どうやら、妹とその友達のポケモンがロズレイドに弟子にしててくれと頼んだので、今は2匹に付きっきりの為、俺と会えなくてなった。
それでも、探検家として着々と名をあげている。
アブソル兄『アブソル!。お前も兄ちゃんと特訓するか?』
アブソル『する!。強くなって、お兄ちゃんの相棒になる!』
アブソル兄『おいおい。俺の相棒になっては困るぞ』
アブソル『ええー!?』
アブソル兄『いずれ俺は遠くの地を旅するんだ!。危険も一杯ある。兄としてそんな所に弟であるお前を連れては行けない』
アブソル『大丈夫だよ!。強くなるよ。お兄ちゃんと一緒に行きたい!』
アブソル兄『なんでこんなブラコンになっちまったんだ』
小声で言う。
アブソル『何か言った?』
アブソル兄『いや、何でもない。...兎に角、一緒には無理だ』
アブソル『ええー!?じゃあ、特訓しない!』
アブソル兄『子供か!』
アブソル『子供だよ!』
.....全くしょうがない奴だな。
アブソル兄『.....お前が大きくなったらな...』
少し小さい声で言った。
アブソル『うん!ありがとう』
満面の笑みで言った。
...はぁ、........俺も甘いな。
12/16 18:29
[1208]センター
1年後。
ここまで来れば平気か?
ガリガリ。
あるポケモンはリンゴをかじる。
そのポケモンはズバット。
....店からなんとかリンゴを盗み出せたな。これで、今日の分は平気だ。
カクレオン『いたぞ!泥棒だ!』
何!?。まだ追いかけてたのか!。
カクレオン『泥棒だー!。皆さん確保にご協力お願いします!』
まずい!。大事になってしまう。
12/22 20:16
[1209]センター
ズバットは逃げた。全速力で。
しかし、
い、行き止まり!。
ズバット『に、逃げれねぇ』
後ろからカクレオン達が追いついてきた。
カクレオン『観念してください。捕まる覚悟は出来てますね?』
ああ....俺の人生終わった。
ズバットが観念したのを察した、カクレオン達はズバットを捕獲しようと試みた。
???『ちょっと待ってください!』
とある、声が響いた。
12/22 20:21
[1210]センター
カクレオン『誰ですか?貴方は?』
???『探検家のアブソルです!。ご存知ですか?』
カクレオン『いえ、知りません』
アブソル兄『あちゃー、まだ無名か』
カクレオン『それで、何用で?』
アブソル兄『そこのポケモンが盗んだリンゴの代金の支払い俺が代わりにしますよ』
ズバット『はぁ!?』
カクレオン『ええ!?。良いのですか?こんな悪党に』
アブソル兄『良いんですよ。代わりに許してやってください』
カクレオン『うーん。わかりました。貴方がそこまで言うのなら』
アブソル兄『ありがとうございます』
カクレオン『そこの悪党さん。このアブソルさんに免じて許して上げます。2度しないでください』
ズバット『......』
12/23 10:38
[1211]センター
アブソル兄『何でこんな事したんだ?。心配するだろ。家族や友達が』
ズバット『ふん。心配する奴なんて居ない』
アブソル兄『どう言う事だ?』
ズバット『俺には家族や友達は居ない。天涯孤独の身だ』
アブソル兄『だからって盗む事ないだろ?』
ズバット『お前に何がわかる!』
アブソル兄『!』
ズバット『俺は弱いからダンジョンでリンゴを取りに行く事さえ出来ない。だからこんな事しないと俺は生きていけないんだよ!』
アブソル兄『..........』
ズバット『この生き方は変えれない。今までそうやって生きてきた』
カクレオン『なんだか惨めな人生ですね〜』
ズバット『惨めな人生なのはわかってる。でも俺にはこれしか出来ない。てか、あんたまだ居たのかよ』
カクレオン『これはまた再犯しますよ』
ズバット『........』
12/23 14:49
[1212]センター
アブソル兄『ズバットって言うポケモンだろ?お前』
ズバット『ああ、そうだよ。だから何だよ?』
アブソル兄『俺とさ探検隊やらね?』
ズバット『は?』
何言ってんだこいつ。
俺が探検隊なんか出来るわけないだろ。
ズバット『無理だ』
アブソル兄『何で?』
ズバット『こんな事やってる俺が探検隊なんか出来るわけないだろ』
アブソル兄『誰がそんなの決めたんだ?』
ズバット『.........』
カクレオン『いや無理ですよ。こんな奴は悪事をしてる時点で無理ですね』
アブソル兄『そうかな?。悪事をしても心から反省すれば別にいいんじゃないか?心を入れ替えてさ』
ズバット『そんな事はわかってる。だが俺は弱い。探検隊として、活躍するのは不可能だ』
アブソル兄『だったら、強くなれば良いんだよ』
ズバット『どうやってだ。俺だって強くなる努力はした。でも弱いままだった』
アブソル兄『だったら、俺が強くしてやるよ!。立派な探検隊として名を上げてな』
ズバット『...........!!』
アブソル兄『だから、俺と一緒にやろうぜ!』
ズバット『........強くなる保証はない。それでも、一緒にやってくれるのか?』
アブソル兄『当たり前だ』
12/23 15:05