[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[922]センター
アブソル『...まあ、ズバットはルリリの事を心配して言ったんだろう』
ズバット『まあな』
チルット『回りくどい言い方しないでストレートに言えばいいじゃないですか!』
ズバット『うるせーな。それだと、あまり効果ないと思ったんだよ!』
チリーン『確かに心配なんだよ!と言われてもルリリさんなら心配は無用です!とか言いそうですね』
ルリリ『そうですね。そうやって言いますね』
ズバット『結果的に成功したのに、なんでそんな事言ったんだよ!』
アブソル『.......色々あるんだ』
ズバット『は?』
02/01 15:15
[923]センター
アブソル『...ルートだが、迂回していく事にした』
ズバット『理由は?』
アブソル『...安全に行くためだ』
チルット『真っ直ぐ行きましょうよ』
アブソル『...危険だ』
ルリリ『そうですよね。何があるかわからないですよね』
アブソル『...だから、出来るだけ安全な道を選ぶ』
ズバット『なるほどな』
02/03 19:50
[924]センター
ズバット『で、どういうルートだ?』
アブソル『...ここから南西の方角に闇の森がある』
チリーン『そうですね』
アブソル『...ルートは、最初は南の方角に向かってそこから、西に向かって動く』
チルット『ここから真っ直ぐ南西の方角に行けば平気です!』
ズバット『それだと迂回してないだろ』
アブソル『...ここから南に行くと赤砂の海岸がある』
チリーン『赤砂の海岸。B大陸のすべての海岸で唯一、砂が赤砂である海岸ですね』
チルット『周りは木々に囲まれていて他の海岸がないですよね』
チリーン『B大陸の観光スポットです』
ズバット『詳しいな』
02/03 23:22
[925]センター
アブソル『...その赤砂の海岸から西に歩いて、闇の森に向かう』
ルリリ『それがルートですか?』
アブソル『...そうだ』
チルット『よし!ついに初仕事です!。行きましょう』
アブソル『...出発は明日だ』
チルット『明日ですか...』
アブソル『...残念そうだな』
チルット『今からでもいいじゃないですか!』
ズバット『チルット。準備しねーと、色々と』
チルット『準備なんていらないです!』
チリーン『チルットさん。備えあれば憂いなしですよ』
チルット『わ、わかりましたよ』
アブソル『...では、各自準備をしてくれ。明日の朝にここに集合』
02/03 23:31
[926]センター
第11話。赤砂の海岸。
次の日。探検隊基地。
アブソル『...みんないるか?』
ズバット『ああ、全員いるぞ』
アブソル『...よし、じゃあ行くぞ』
チルット『ついに私達の初仕事です!』
ズバット『と言っても、アブソルは依頼の仕事ぐらいは何度もやった事はあるよな』
アブソル『...そうだが、今ここで言うことか?』
ズバット『そうだな』
チルット『私だけですか。初仕事なのは...』
チリーン『私とズバットさんも随分前に探検隊の仕事やった事がありますね』
チルット『...やっぱりですね』
ルリリ『い、いえ、私はないですよ!おあいこですね』
チルット『ルリリさん!。ありがとうございます!!』
ズバット『悲しんだり、喜んだり、忙しい奴だな』
02/07 16:25
[927]センター
チルット『赤砂の海岸まで後、どれぐらいですか?』
アブソル『...1時間ぐらいだ』
チルット『えへへ、楽しみです』
アブソル『...あくまで、目的は人質の解放だ』
チルット『わ、わかってますよ!』
ズバット『どーかな?』
チルット『ほ、ほんとですって!』
チリーン『初めてのお仕事と初めての探検に興奮しているんですよね?』
チルット『そうです!それです』
ズバット『ふーん。まあそう言うことにしとくか』
02/09 19:06
[928]センター
赤砂の海岸。
アブソル『...着いたぞ、ここが赤砂の海岸だ』
ズバット『本当に砂が赤いぜ』
チルット『だから、赤砂の海岸なんですよ!』
ルリリ『...綺麗』
チルット『ですよね!綺麗ですよね』
アブソル『...綺麗なのか?』
ズバット『少なくとも綺麗とは思わないな。だって色が赤色だぜ。なんか不気味』
チルット『わかってないですね。普通と違って赤色だから綺麗なんですよ』
ズバット『うーん。色が色々とあるなら綺麗だとは思うが赤一色だとな』
チルット『きっと、ズバットさんと私は分かり合えない存在なのですね』
...なんでそうなる。
02/09 19:12
[929]センター
ルリリ『この砂温かいですね』
ズバット『そりゃあ温かいだろ日差しが当たってるんだぜ』
ルリリ『...ここに日差しってあるんですか?』
ズバット『!?た、たしかに木々に囲まれて日差しが微妙に当たってない!』
チルット『海には日差しは当たってますけど、海岸には日差しが当たってないですね』
...それだけが原因でもなさそうだな。
普通の海岸の砂よりももっと温かい。
ズバット『な、なんでだ!?』
02/09 19:16
[930]センター
アブソル『...原因はわからないが、俺たちの目的はここを調査することではない』
チリーン『そうですね。今は仕事に専念しないと』
ズバット『アブソルの言う通りだな。急がないとダメだな』
チルット『なら、ドンドン進んで行きましょう!』
ルリリ『少しだけ休ませてもらってもよろしいですか?』
チルット『ダメですよ!行かないと』
ルリリ『ごめんなさい』
アブソル『...仕方ない、1時間休憩だ』
ルリリ『ありがとうございます』
ズバット『........』
チルット『........』
02/09 19:22
[931]センター
休憩中。
アブソル『...チリーンは何をしているんだ?』
チリーン『私はこの赤砂を少し持って行こうと思ってるんです』
アブソル『...どうしてだ?』
チリーン『気になるんです。この砂が』
アブソル『...一体なんなんだろうなこの砂』
チリーン『なんでしょうね』
...この砂に何か仕掛けでもあるのか?。
アブソルは赤い砂を手に取った。
02/09 19:31