[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[692]センター
私はいつになったらここから、出れるの?
もう、何年も経ったよ。
いつになったらここから出してくれるの?
誰か助けて!。
『キル...リアさん』
え?
『キルリアさん』
声が聞こえる。
『キルリアさん!』
...
キルリア『う、うーん』
キルリアは目を覚ました。
ケムッソ『キルリアさん!』
キルリア『ケ、ケムッソ!?どうしたの?』
ケムッソ『い、いきなり倒れるからですよ!心配したんですよ!』
キルリア『倒れた?。...そうか、ここが監獄島ってわかってそれで』
ケムッソ『大丈夫ですか?まだ、震えてますよ?』
キルリア『え?...う、うん。大丈夫だよ。ありがとう』
ケムッソ(僕に心配させないようにと強がってる)
ケムッソ『何かあるなら、話してくださいよ?』
キルリア『あはは、何もないよ。心配してくれてありがとう』
ケムッソ『....』
ケムッソ(僕はまだ、キルリアさんに信頼されてないのかな。...悲しいな)
キルリア(...ケムッソに話したら、ケムッソは泣いてしまうよね。それに、それで、気を遣われたら嫌だし、黙ってる方がケムッソにとっていい方かもね)
07/02 18:07
[693]センター
キルリア『さてと、どうしようか?』
ケムッソ『........』
キルリア『ケムッソ?』
ケムッソ『...は!。す、すみません。ボーッとしてました』
キルリア『あはは、ケムッソの方こそ大丈夫?』
ケムッソ『す、すみません』
ケムッソ(...僕はあなたに助けられた。今度は僕があなたを助けるべきだ。...でも、どうやって助けるんだ?。僕にそんな力はあるのか?。足で纏いじゃないのか?。逆に、また助けられるんじゃないのか?。...僕は無力なんだね)
キルリア『何をするにしても、狭いし何も出来ないね』
ケムッソ(僕は今まで通りの事をするしかないようだね...)
ケムッソ『そうですね。じっと待ってみましょう』
キルリア『そうだね』
ケムッソ『......まだ震えてますね』
ボソッと言った。
キルリア『何か言った?』
ケムッソ『いえ、何も』
ケムッソ(勇気があれば僕にも助けられるだろうか?)
07/02 18:19
[694]センター
全体的に話が暗くなりすぎて申し訳ないです。
ワニノコ『本当だよ!』
ミズゴロウ『もう少し明るくしてくれ』
話の舞台が監獄という、暗い要素たっぷりの場所なので。
ワニノコ『.......』
07/02 18:21
[695]センター
暗い話のせいで、サマヨールの登場が薄れてる笑。
サマヨール『まあ、出るのめんどくせえからいいかもな』
ミズゴロウ『いいのかい!』
本編。
サマヨール『さてと、あいつらの言ってた仲間か....どこにいる?』
部下『サマヨール様どうしましたか?』
サマヨール『さっきの囚人の仲間ってどこにいるかわかるか?』
部下『さっきの囚人の仲間?いえ、私はその囚人すら見てないので仲間がいるのかもわかりませんが』
サマヨール『.....そういや、私1人で行ったんだったな。説明めんどくせえな。あいつらに聞いとけば良かった』
サマヨールのムックルとマッスグマを説明した。
部下『ムックルとマッスグマ以外の囚人ですね?私は見てないですね』
サマヨール『誰か見たやつはいないのかよ!』
部下『見ましたよ』
サマヨール『本当か』
部下『眠ってたのでこちらに連れて行きました』
サマヨール『なるほど、行くのめんどくせえが行くか』
部下『ご案内します』
部下はまさかの、ムックルとマッスグマがいる場所に案内した。
この部下は話を聞いていなかったからだ。
サマヨール『お前さ』
部下『はい?』
サマヨール『話ぐらい聞いとけよ!冷凍ビーム!』
部下『うわぁーー』
部下は凍った。
サマヨール『ちぃ!骨折り損だ!めんどくせえ。自分で探す!』
07/02 18:33
[696]センター
ムックル『うーん?』
マッスグマ『目覚めたかムックル』
ムックル『マッスグマか。俺は凍らされたのか』
マッスグマ『ああ』
ムックル『くそ!』
マッスグマ『しかし、どうする?このまま三年もここにいなきゃいけないのか?』
ムックル『そんなのは嫌に決まってる!脱獄だ!脱獄!』
マッスグマ『やっぱ、そうなるのね』
ムックル『それしか無くね?』
マッスグマ『まあ、そうだな』
???『誰だ、隣で脱獄とかほざいてる奴は?』
ムックル『ん?誰だ?』
???『それはこっちの台詞だ』
ムックル『俺はムックル、もう1匹はマッスグマだ』
???『なるほど、俺はスリープって言うんだ』
ムックル『スリープ?』
スリープ『お前のその脱獄に協力してやるよ』
ムックル『な、何だと?。何故だ』
スリープ『ここに閉じ込めた奴らに復讐する為だ』
マッスグマ『お前はお尋ね者だったのか?』
スリープ『まあ、そうなんだが』
ムックル『自業自得じゃないか』
スリープ『だが、お前らだけで脱獄は無理だ。俺が協力してやる』
ムックル『信用していいのか?』
スリープ『ああ、当然だ。復讐を果たす為にはどんな事もしてやる』
マッスグマ(単純に捕まえられた事に対する逆ギレみたいなものだな)
ムックル『わかった。が、どうやってお前と連携とか、するんだ?こっちや、そっちにはいかないだろ?』
スリープ『それは、考えとく』
ムックル『不安だ』
ここに来て、まさかのスリープ再登場!。
いつ出て来たかはワニノコ、ミズゴロウ編(以降、ウォータズ編と書きます。チーム名がダブルウォータズなので)の第4話あたりを見てくれば出ています。
ワニノコ『随分前だな』
ミズゴロウ『お前が関係してる奴だよ!』
07/02 18:48
[697]センター
キルリア『あなたは?』
サマヨール『私はサマヨール..以下略』
キルリア『それで、何の用ですか?』
サマヨール『ムックルとマッスグマという仲間はお前たちの仲間か?』
キルリア『はい。そうですが』
サマヨール『なるほど、ようやく見つかったか』
キルリア『何かしたのですか?』
サマヨール『いや、何も』
ケムッソ『良かったです』
サマヨール『とりあえず、3年間ここにいてもらおう』
キルリア『断ります。私達何も悪いことはしてません』
サマヨール『ほう、歯向かうか』
キルリア『!シャドーボール!』
出ない。
キルリア『ど、どうして!?』
サマヨール『無駄だ。お前達のいる場所のみ技の封印を掛けたのだ。抵抗されるとめんどくせえからな』
キルリア『そ、そんな』
サマヨール『散れ!シャドーボール!』
キルリア『きゃあー!』
ケムッソ『そんな事させるか!』
ケムッソは庇った。
ケムッソ『うわぁー!』
キルリア『け、ケムッソー!』
07/02 19:06
[698]センター
キルリア『け、ケムッソ!返事して!ケムッソ』
サマヨール『無駄だな、死んではないが気絶している』
キルリア『よくも、やってくれたわね!』
サマヨール『何!?』
キルリア『許さない!。私の仲間を!』
サマヨール『技は封印してある!打つことは不可能だ!』
キルリア『くぅぅぅー!』
サマヨール『ふははは、びっくりさせやがって!めんどくせえがここで倒れて貰おう!』
部下『サマヨール様!大変です!』
サマヨール『何だ?』
部下『囚人達が脱獄しました!』
サマヨール『な、何だと!?』
07/02 19:09
[699]センター
サマヨール『おのれ!。全員止めてこい!』
部下『は!』
サマヨール『こっちはこいつを...いない?』
キルリア『余所見してくれてありがとう!お陰で檻から脱出出来たわ!』
サマヨール『ちぃ!めんどくせえ!シャドーボール!』
キルリア『シャドーボール!』
サマヨール『相殺か。なかなかやるな!めんどくせえ』
キルリア『私は負けない!』
サマヨール『めんどくせえな』
07/02 19:13
[700]センター
700スレ突入!。
第10話。監獄島からの脱出。
数分前。
スリープ『ふう、鍵をサイコキシネスで取ったぞ!』
ムックル『流石だ!』
スリープ『ほら、開けるぞ!』
ムックル『助かった』
スリープ『しかし、ついてる、部屋に技の封印がかかってなかった』
マッスグマ『そうなのか?』
スリープ『ああ、お陰で助かった』
ムックル『よし、脱獄開始だ!』
07/02 19:17
[701]センター
部下『脱獄者を捕らえよ!』
スリープ『お前らにそんな事できんのか?サイコキシネス!』
部下『うわぁー』
スリープ『け!雑魚が』
囚人『おい!おめぇら!俺もここから出せ!』
そうだー!だせー!
スリープ『うるせぇ奴らだな!無視だ無視』
ふざけるなー!
マッスグマ『ここは戦力が多いの方がいいのでは?』
ムックル『仮にも犯罪者だぞ?どうなるかわかるか』
マッスグマ『た、確かに』
スリープ『ま、俺も犯罪者だけどな』
07/02 19:29