[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[2374]センター
クチート『「ニンゲン」の存在を仄めかす事が書かれていたら壊されるって過激ね』
ミズゴロウ『爆破隊みたいな?』
ガーディー『ミズゴロウ.....。黙れ』
レントラー『........』
ゲンガー『「ニンゲン」の存在を隠したいのか、「ニンゲン」を滅ぼしたのがポケモンだという事を隠したいのか』
クチート『それなら前者じゃない?。「ニンゲン」の存在を隠しておけば自ずと滅ぼしたのがポケモンという事実も隠せるわ』
07/11 21:37
[2375]センター
ゲンガー『そんなに存在を隠したいのか』
クチート『ニンゲンを恨んでいた?』
ゲンガー『そんな理由でニンゲンを丸ごと全滅させるのか?』
ワニノコ『そうなるとニンゲンとポケモンに何があったんだろうな』
キルリア『喧嘩したのかな?』
ワニノコ『喧嘩でニンゲン全滅させたのか!?。それは笑えないぞ.....』
イーブイ『お互い支えてあっていたのに喧嘩しただけで全滅させるってのは無理がありませんか?』
キルリア『ごめんね!。私そんなに頭良くないから!』
チコリータ『大丈夫大丈夫。ミズゴロウなんて酷いから』
ミズゴロウ『おい!。なんで奴だ!』
キルリア『うん。ミズゴロウと同列の扱いは嫌かな』
ミズゴロウ『』
ミズゴロウはショックを受けた。
効果は抜群だ!。
07/11 21:53
[2376]黒樹蒼葉
◇ウソッキーの野望
船着場から港町ですか!案外キーに
なったらして……夢がありますね。
◇突然の問答
問1 幼クシオがレントラー父を「お父様」と呼び、敬語で話していましたが……
答1 時期棟梁候補の長男と
いうこともあり、家系上そういう
決まりだったのかもしれませんね。
レントラー『今では死んでもそうしたくは
ないがな』
ワニノコ『色んな確執があったん
だろうなぁ……』
問2 幼リンクの方は何だか
おうむ返しですが
答2 幼リンクは当時2歳なので、言語を
学習中だったのだろうと思います。
問3 番外編、長くないですか?
答3 ……申し訳ありません。
ワニノコ『息抜き程度だったのに……
どうしてこうなった』
07/11 22:02
[2377]センター
蒼葉さんが描くストーリーはほのぼのとしてて癒されます。
自分が書いてるのがアレすぎるのも原因ですが....。
番外編が長い....。
蒼葉さんにとってレントラー父に思入れがあるんだなって思いました。
悪役としてしか描かれていませんでしたが家族想いの父親という一面も描いてもらいレントラー父も喜んでいると思います。
レントラー父『ありがとう!。蒼葉さん!』
コリンク『良かったですね。お父様』
07/11 22:25
[2378]黒樹蒼葉
◇
威厳ある棟梁の「大赤面」という事態。
案の定妻は、忌々しい記録装置ーー
カメラを取り出し構えている。
その瞬間、自らの頭の中を、電気信号が
雷より速く駆け巡る。
先程にも述べた通り、父としては幸せ
なのだが、棟梁としては
全く話が変わってくる。
「これ」を撮ったが最後、
妻は『共有したい』性格上……十中八九
部下に配り回るだろう。
……宴会の悪夢の再来だ。
棟梁としての威厳は今度こそ地に堕ち、
また部下からニヤニヤと見られ弄り倒されるに違いない。そんなことには耐えられん……
何としてでも止めなくては……ッ!
母『うふふ。珍しいからみんなにも見てもらわないと……みんな〜!』
レントラー父『まさか……ッ!緊急連絡システム……?いつの間に……ッ!?』
07/11 22:50
[2379]黒樹蒼葉
◇
本来は急襲されるなどの事態に備えて配置
していたものをまさか……
こんな事に使うとは……
しかもこういう時の妻は
誰に似たのか話を聞かない。
盗賊団の長として、これまで数々の危機に
晒されてきたが、まさか家族に急襲される
とは微塵も思わなかった。
まさに青天の霹靂ーー
古参団員A『いかがされましたか奥様』
母『来て来て〜仰向けで
耳まで真っ赤なレーさんがねぇ、
すごく可愛いのよ〜!』
古参団員A『何ですって!?棟梁様が!?』
古参団員B『意外に部下には優しい一面も
ある棟梁様が!?』
レントラー父『……!?何を受け答え
している!?我々は盗賊団だぞ……
こんな下らぬことで……』
母『うふふ!普段は青いのに真っ赤に
なってる〜!面白〜い!』
古参団員達『『『……分かりました!
至急全員で向かいます!!』』』
レントラー父『貴様らあああぁぁあッ!!』
母『後で写真を渡すわね〜』
パシャシャシャシャシャシャシャッ!
レントラー父『連写するなあああッ!!』
07/11 23:30
[2380]黒樹蒼葉
◇
レントラー父『ま、まずい止めろ……!
壊れる……棟梁として何かが壊れる!』
も……もうなりふり構ってはおれん……!
レントラー父『幼、幼リンク……?兄さんと
好きなだけ一緒にさせてやるから、
その身体を離してくれないか?』
僅か2歳の幼児に許しを乞う大悪党の姿は、
滑稽なものだっただろう。
だが、愛娘からの返答は無情なものだった。
幼リンク『いや!今はまっかな
パパがいい!』
レントラー父『何故なんだ……!?
そうだ、我が妻よ!今までもこれからも、
子供達と同じくらいお前を愛している。
子供達の前で言うのもあれだが、
望むのなら抱きしめるし、く……口付けも する。だからその身体を離してくれ』
母『だ〜め。やめちゃったら……
来たみんなが残念がっちゃうからねぇ。
……後でお願い』
レントラー父『……ッ!?』
07/11 23:55
[2381]黒樹蒼葉
◇
レントラー父『こ……こうなれば
幼クシオ……お前だけが頼りだ……
夜が怖いならば一緒に寝てやるし、
悲しいことがあったのなら抱きしめてやる。
「国境なき盗賊団」も何時間でも
付き合うし、家族旅行にだって
行かせてやる。
欲しいことは……望むことは
なんでも叶えよう。
何なら棟梁も継ぐ必要は無い。
私に全ての罪を被せて
平和に暮らしたっていいのだ。
お前達三匹は私の全てであり、お前達の
幸せ以外には何も望まない。全てを……
命を投げ打ってでも……お前達を護る』
その笑顔は引きつっているだろう。
汗もだらだらと出ているだろう。
気が動転して、最早自分でも
何を言っているのか分からない。
もしかすれば、大赤面よりも遥かに
恥ずかしい事を……本心を口走って
しまっているのだろうか。
レントラー父『だからどうか……
どうかその身体を離してくれないか……?』
ただただ、土下座をするくらいの
気持ちだった。
しかし……帰ってきた返答は。
幼クシオ『……へたれ親父』
目を逸らしながら一言、それだけだった。
レントラー父『ーーッ!!』
レントラー父の せいしんに
いちげきひっさつ!!
レントラー父の 心は 壊れた!!
レントラー父『わ、私はただ……
写真でいじられたくない
だけなんだあッーー!!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ……!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ……!!』
古参団員『奥様!ただいま
到着しまし……!?』
古参団員達『『『……ゔぇッ!?』』』
精神が限界に達した私の慟哭と、
それを見た古参団員達の素っ頓狂な
叫びは、同時だった。
07/12 11:24
[2382]黒樹蒼葉
◇
古参団員A『……幼クシオ様が生まれる時、動揺して船から盛大に落下した棟梁様が』
古参団員B『例え棟梁になろうとも、家族や部下に毎日の挨拶やありがとうは決して
忘れない棟梁様が……』
古参団員C『子供や女性、お年寄りからは
盗まずに結構紳士的な棟梁様が……?』
古参団員D『照れ屋で人の話をあまり
聞き入れないけれど、威厳たっぷりな
棟梁様が……!?』
古参団員E『部下を駒扱いしている割に
その危機には真っ先に駆け付ける
棟梁様が!?』
古参団員F『そして最近そんな一面が発覚
し出して悪名があまり轟いていない……
どころか隠れファンも少なくない
棟梁様がッ!?』
古参団員A〜F『『『大声を上げて
泣いているッ!?!?!?』』』
私は慟哭を上げる一方で、「お前達
仲良いな」とどこか冷静に考えていた。
07/12 19:43
[2383]黒樹蒼葉
こんばんは。センターさん。
うーん。思い入れがあるというのも
あったんですが、それ以上にいたたまれなく
感じたんですよね……息子とすれ違った結果戦うことになり、娘を操られ、ほとんどの
部下を失い、代々受け継いで来た盗賊団まで失ってしまう……悪役とは言えども、
せめて何か書けたらなと思った結果、
勢い余って今回の過去編を始めて
しまいました(苦笑)おおよそ盗賊団という
キャラではないレントラー母を登場させた
のも、少しでも幸せな時を作れたらという
思いからです。
07/14 20:30