[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[2184]黒樹蒼葉
おはようございます。
レントラー盗賊団の紹介
ありがとうございます。
年齢の項目にある享年が悲しい……
まだいっぱいやりたい事が
あったでしょうに……
レントラー(父)は威厳のある声をしている。
声優を挙げさせていただくならば個人的には
島田敏さんでしょうか。良ければ
聴いてみてください。
06/08 08:46
[2185]黒樹蒼葉
壮絶なミスをしてしまいました……
島田敏さんでは無く磯部勉さんでした。
某小学三年生のおじいちゃんは威厳のある声
とは言えませんものね……
06/08 15:33
[2186]黒樹蒼葉
◆
『ここから先は俺に話させてくれないか?
自分のことを目の前で話されるのは……
少しこそばゆいからな』
『はい。分かりました』
……
『あんたを包むシリアスな雰囲気は……
俺が必ずブレイクしてやる!
シリアスブレイカー(仮)の名にかけて!』
出まかせに言ったその名称が定着すると
知らなかった当時の俺は、この変わった依頼に早速取り組んだ。
『まずはそうだな……あんたが悩んでいる
原因について話してくれないか?』
しかし、対象から見れば目の前のポケモンは
予期せぬ訪問者。しかも赤の他人。
素直に話すはずもなく。
『……そうか。言いたくないなら言わなくてもいい。色々事情もあると思うからな。
ただ励ましてくれっていうのなら
それでもいいさ』
この依頼に来る前、あいつに逃げられた前科があった俺は、おとなしく沈黙を
受け入れる。
『じゃあ……名前は?』
とりあえず会話の糸口を掴みたい。そう
考えての質問だったんだが。
『……ムウマージのミィ・ローレルです』
『……え?』
……口から飛び出した明らかに世界観の
異なる名前に、思考が一瞬停止する。
『……ああ。それが名前なのか。
何だかあれだな。中二びょ……
い、いや。忘れてくれ』
喉まで出かけた率直な感想を、
俺は飲み込んだ。
06/08 19:15
[2187]黒樹蒼葉
改めてみてみると、服も着ている。
俺は困惑したが、その姿にうっすらと重なるものがあった。
何かを抱え込んでいる。
そして、その理由を話そうともしない。
その「折れた」姿の中に、
俺は未来のあいつを見る。
誰にも頼ることも出来ずに、ついに
力も気力も尽き果てたあいつを。
いずれはあいつもそうなるのだろうか。
『……あの』
『……ん?どうした?』
そう声をかけられ、我にかえる。
『私、自分で自分が情けなくて……
あの方を強くなって守りたかったのに……
また迷惑をかけて……』
目の前のムウマージが何に悩んでいるのか、
この時の俺は知らなかった。しかしーー
その言葉を、あいつからも
言われたような気がして。
……あいつの悲痛な叫びが、
聞こえたような気がして。
俺は咄嗟に返していた。感情のままに。
『それは違う。それは違うぞ。何度迷惑を
かけられようが、何度足を引っ張られ
ようが、何度死にかけようが……
自分が原因で大切な奴が思い詰めるよりは
何万倍もましだ。
ーーその様子を見れば分かる。あんたは心の底から相手のことを大切に
想っているんだろ?』
脳裏に、この依頼の送り主の文章が浮かぶ。
「お願いします。
たった一匹の、大切なパートナーなんです」
『それは想われる側も同じだ。それだけ
大切にされている奴は幸せ者だよ。
それはもう、そんなパートナーが一緒に
いるだけでもありがたいだろうよ。
十二分に恵まれている』
『役に立つだとか、守るだとか、
何もいらないんだ。何も……』
いつのまにか、声は震えていた。
『この世界に一匹でも、
そんな奴がいてくれるだけで、
笑顔で存在してくれるだけで』
涙声で、絞り出す。
『それは最高の幸せなんだ……!』
06/08 20:53
[2188]センター
こんばんは蒼葉さん。
ミズゴロウがワニノコの事をしっかりと想ってるいる事がわかりますね。
ワニノコもミズゴロウの事を大事にしているし素晴らしいコンビです。
普段ふざけいるミズゴロウとのギャップが違いますよね。
06/08 21:56
[2189]センター
ワニノコ『さてと、そろそろ出発しようか』
ミズゴロウ『待ってました!。今度の冒険は何が待ち受けるか楽しみだぜ!』
チコリータ『張り切るのはいいけど団体行動は守りなさいよ?』
ミズゴロウ『へいへいー』
チコリータ『返事は一回!。それとその返事はヘイガニかあんたは!?』
ミズゴロウ『へーーい!』
ヒノアラシ『チコリータがミズゴロウのボケのツッコミ役に昇格したね』
チコリータ『嫌よそんなの!』
レントラー『誰もやろうとしないしな。ミズゴロウへのツッコミ』
ミズゴロウ『チコリータが適任だ』
チコリータ『なんであんたが答えんのよ!』
ガーディー『ツッコミだ』
チコリータ『.....あ...』
チコリータは落胆した。
06/08 22:01
[2190]センター
A大陸東部。
ワニノコ『目的地はこの辺の筈....』
クチート『洞窟.....見えないわね』
ミズゴロウ『デマか!?』
ゲンガー『いや、わざわざペリッパーが号外と言うほどの事だ。デマではないと思う』
ガーディー『そもそも今まで見つかっていなかったのだから、見つけにくいのでは?』
ミズゴロウ『なるほど』
06/08 22:07
[2191]センター
ミズゴロウ『見つからん!。帰る!』
ワニノコ『早いわ!』
チコリータ『ワニノコがツッコミした!』
ワニノコ『いや、パートナーだしな.....』
チコリータ『ツッコミした!』
ワニノコ『チコリータさーん?。大丈夫ですか?』
チコリータ『ツッコミした!』
ガーディー『話しかけても同じ事しか言わん.....』
レントラー『NPCか?』
ミズゴロウ『チコリータは村人Aになったんだな。可哀想に』
村人A『誰が村人Aよ!』
ワニノコ『ツッコミだ』
ガーディー『ツッコミだー!』
ヒノアラシ『ええ!?。まだ続けるのこのやり取り.....』
レントラー『夜になってテンション上がってるんだろ』
ヒノアラシ『えぇ.......』
ゲンガー『さっさと戻ってこい。脱線してるぞ』
ミズゴロウ『へーい!』
チコリータ『ごめん.....』
チコリータはしょうきに戻った!。
06/08 22:22
[2192]センター
ゲンガー『情報はないのか?』
ワニノコ『あったら喋ってる』
イーブイ『手当たり次第探っていくしかないですね....』
レントラー『現状それをやっていくしかないか』
ミズゴロウ『手当たり次第って言ってもよ、ある程度場所を絞らないといつまで経っても見つからないと思うぞ』
ワニノコ『そうだな』
チコリータ『あんたがマトモな事言った!?』
ワニノコ『明日は雨だな』
ミズゴロウ『おまえら酷くね!?』
『元から』
皆口を揃えてそう言う。
ミズゴロウ『.........』
ミズゴロウは酷く落ち込んだ。
ガーディー『またギャグ方向に向かってないか?』
チコリータ『ギャグの誘導ね』
ワニノコ『ギャグの誘導士だな。ミズゴロウは』
ミズゴロウ『なにそれカッコいい!』
チコリータ『カッコいいんかい!』
ガーディー『チコリータは...ツッコミ隊長?』
ワニノコ『ネーミングセンス.....』
ガーディー『作者のネーミングセンスは期待するな.....』
06/08 22:34
[2193]黒樹蒼葉
おはようございますセンターさん。
ミズゴロウのセリフを評価していただき
ありがとうございます。
このセリフはルクシオ編の最後、ワニノコに
言ったセリフから思いつきました。
その心中がこんな感じならいいなと。
しかしそれ故に話が恐ろしいほど脱線してしまいましたが……
ワニノコ対ミズゴロウは必ず書きます。
どうかもうしばらくお待ち下さい。
本編の感想はまた後ほど
書かせていただきます。
06/09 08:31