[1]天空支配龍
【ポケダンスレ(2件目)】
このスレは、元々滝登りさんが開いていたスレなんですが、活動が停止してしまったので2件目を作りました。もしよかったら入ってみてください
08/12 18:59
[2104]黒樹蒼葉
……ミズゴロウのファンって誰だ?
修行場所を検討しながら、俺ーーワニノコは
考えた。そもそもあいつにファンが
いたのか。俺はまだいないのに。その事実に
驚いた。キモリ?リオル?チコリータ?
いや違う。ファンと仲間は違う。参ったな。
こちらは見当もつかない。まあ、後の戦いを
思えば、そんなことを考えている場合では
無いんだが。それより新技だ。まさか
「あいつも」そうだとは思わなかった。
05/09 21:12
[2105]センター
ミズゴロウのファン....
誰なんでしょうか?。
気になりますね。
本編。
チコリータ『やけに気にかけるわね。どういう風の吹き回し?』
ミズゴロウ『チコリータか。........やっぱりキルリアの方がいいか』
チコリータ『は?。どういう事?』
ミズゴロウ『いやー。キルリアって見た目凄く御淑やかみたいじゃん。チコリータと違うなって思ってさ』
チコリータ『どういう事それ!?。私は下品とでも言いたいのかしら!?』
ミズゴロウ『下品なんて言ってない....』
チコリータ『あのねぇ。そう思って無くても相手にそう伝わる様な言い方するんじゃないわよ!』
ミズゴロウ『はい.......』
キルリア『仲いいんだね!』ニコ
ミズゴロウ『笑顔可愛いなぁー!』
チコリータ『単純....。あとなんかキモい』
05/09 21:18
[2106]センター
ワニノコ『記憶を取り戻す.....。でもどうやって戻すんだ?』
ミズゴロウ『ん?』
ワニノコ『どうすれば俺の記憶は元に戻る?』
ミズゴロウ『さあ?』
ワニノコ『考えてないのかよ.....』
ミズゴロウ『とりあえず、あの子の為にも記憶を取り戻すんだ!。それが使命だ!。あ、ちなみに何歳なの?』
キルリア『18だよ』
ミズゴロウ『!?』
ワニノコ『........ミズゴロウ。お前17だったよな?』
ミズゴロウ『年上だったのかー!』
チコリータ『いちいちリアクションが忙しいわね......』
05/09 21:24
[2107]黒樹蒼葉
実はレントラー父との戦いで、一瞬あの技が
脳裏を掠めていた。が、すぐに断念した。
あの技は、「あの時の俺には使えなかった」
からだ。それにリスクも大きく、状況も
整っていなかった。だが、今回ならーー
『……ニノコさん。ワニノコさん』
『……うおッ。イーブイか。ごめん
気がつかなくて。……なんだ?』
『いえ。それが……ワニノコさんに、
お手紙です』
……手紙?俺に?
05/09 21:24
[2108]センター
ピカチュウ『とりあえず。ワニノコの記憶を取り戻して、キルリアと歓喜の再会を祝おうよ!』
レントラー『いいな!』
ヤミラミ『宴だな!』
イーブイ『ちょっと待ってください!!』
イーブイが大声で待ったをかける。
ワニノコ『イーブイ?』
イーブイ『あの、キルリアさんが探してるワニノコさんは本当に私達が知っているワニノコさんなのでしょうか?』
ワニノコ『!』
ミズゴロウ『違うのか?』
イーブイ『わからないですよ。ワニノコというポケモンは私達が知っているワニノコさん以外にも沢山います』
クチート『なるほど。違うワニノコなんじゃないのかって事ね』
イーブイ『はい。それに違うのではという根拠もあります』
05/09 21:31
[2109]黒樹蒼葉
そう言えば年上だったんですね。道理で
しっかりしていると……
ミズゴロウ、チコリータ、キルリア……
三角関係になっている?まさか……
◇
『分かった。すぐ行く。珍しいな手紙
なんて』
『はい。女性の方です。私に渡した後に
すぐに行ってしまいましたけど……』
『……とにかく、読んでみるよ。
見せてくれ』
『はい』
……そういえば紙を読むのは、今日で
2回目か。
05/09 21:34
[2110]センター
あの技....。
どんな技でしょうか?。
教え技のハイドロカノンとかですかね?。
楽しみです。
本編。
クチート『根拠?』
イーブイ『はい。まず、キルリアさんが探しているワニノコさんはD大陸にいるんじゃないですか?。そもそも違う大陸のA大陸にいるってケースが出てこないですよ』
キルリア『うん。普通はD大陸にいるって思うよね』
ミズゴロウ『確かにそうだな』
キルリア『私はワニノコが消えた2年間は修行していた。その傍らでD大陸を歩いてワニノコを探してみたよ。.......結果は全部関係ないワニノコばっかだった。中には、わざと知り合いを装ってお金を騙し取ろうとするワニノコもいたよ』
ミズゴロウ『苦労してるなぁ....』
ゲンガー『..............』
キルリア『情報もないし前途多難で困り果てていたんだ。そこでギルドに入って情報を集めたんだ』
ヒノアラシ『うんうん』
キルリア『暫くして、海賊ライボルトって言うポケモンと出会ったの』
メンバー全員『ライボルト(さん)!?』
05/09 21:40
[2111]センター
キルリア『その反応.....やっぱり知り合いなんだね』
ワニノコ『ああ。まあ色々あってな』
キルリア『ライボルトさんに事情を話したらライボルトさんの知り合いにワニノコがいるって聞いたの!。それですがる思いでライボルトさんにA大陸まで送ってもらったの』
ミズゴロウ『苦労してるなぁ........』
キルリア『もう疲れたよ。いい加減本物のワニノコに会いたい!。だから抱きついちゃった!』
ワニノコ『俺が本物かどうかなんてわからないのに?』
キルリア『でも、ワニノコから本物みたいなオーラが出てる気がするんだよ!』
ワニノコ『ミズゴロウみたいな発言をするな.....』
キルリア『え?』
ミズゴロウ『俺を馬鹿にするな!』
チコリータ『事実よ。事実』
キルリア『だからワニノコは本物!。確信しているよ!』
ワニノコ『............』
困ったな。記憶がないから。
もし記憶を取り戻して全くの別人だったら彼女は.......。
05/09 21:51
[2112]黒樹蒼葉
手紙にはこう書いてあった。
初めましてワニノコさん。
以前にミズゴロウさんにお世話になったもの
です。なにぶん手紙を書くのは慣れていない
ので、失礼なところもあると思いますが
ご容赦ください。まず前に……
……内容を整理すると、こんな感じだった。
05/09 21:51
[2113]センター
ミズゴロウ『にしてもライボルトと会っているとは.....』
キルリア『良かったー!。これって運命だね!』
ミズゴロウ『そうそうこれは運命!。運命!』
チコリータ『ツルのむち!』
ミズゴロウ『いてぇ!。何するんだよ!』
チコリータ『今日のあんた特に気持ち悪いわ。段々とキルリアに近づいたり、やってる事がキモいわよ?』
ミズゴロウ『ほほぉ!。俺に構ってもらえないから嫉妬してるのかな?。可愛い所あんじゃん』
チコリータ『してませんが。....嫉妬してんのはあんたでしょ。ワニノコに』
ミズゴロウ『バレたか』
05/09 21:57