[1]神崎流◆BIyElOVVlY
【とらぶる・とらべる in Europe】
こんにちわ、神崎流です。
みなさんの小説が面白くて、自分でもやってみたいと思い立った次第です。つまらぬ戯言だと思ってお付き合いください。
舞台はヨーロッパ。そこで実際のゲームのように主人公が各地のジムを巡り、ヨーロッパチャンピオンを目指す完全オリジナルストーリーです。地名は現実のもの、登場人物は架空のものとさせていただきます。では、始まりです。
04/06 16:56
[2]神崎流◆BIyElOVVlY
ポルトガル~リスボン~
俺はアレン。あっちにいるのは双子の妹、カレン。
俺たちの村では、15歳になるとヨーロッパチャンピオン目指して旅を始めるのが伝統なんだ。だから今日は特別な日ってわけ。
「アレンってば、はやく~。私先行っちゃうよ?」
「わかったわかった、今行く!」
パートナーになる最初のポケモンは、この村に住んでるヨーロッパでは名の知れた博士がくれることになってるんだ。まだ知らされてないから、すごい楽しみ。
「お待たせ~、てあれ?もう行っちゃったのかよ…」
カレンはいつも俺の先を行く。妹なのに。
今回の旅では負けないようにしないとな。
………
「こんにちわ、エリック博士!」
「やぁ、待ってたよ君たち。では早速君たちのパートナーをプレゼントしよう。」
「楽しみだね、アレン!」
「そうだな、とびきりかっこいいやつがいいな」
「じゃあ、カレンちゃんにはこの子をプレゼントじゃ」
きゅるるる?
「わぁ~ムンナだ!かわいい~♪
ありがとね、博士!」
「は、なんか弱そうだなそのムンナ」
「これこれ、アレンはこいつじゃ」
きゅわん!
「げ、チラチーノぉ?もっと強いのがいいよ博士~」
「文句言う出ない。その子が強くなるか弱くなるかは、お前次第なのだよ、アレン」
「ちぇ。まぁいいや、頑張ろうなチラチーノ!」
きゅん!
「そうじゃな、まずは隣のスペインに行ってみるとよいじゃろう。首都にあるマドリードジムは、トレーナーたちの最初の関門と言われておる。ま、お前たちなら楽勝じゃな、ホホホ」
「よっしゃ!お前にゃ負けねーぞカレン!」
「カレンならもう行ってしまったわい。元気な女の子じゃのう」
くそ、どうしてあいつはいつもいつも…。
研究所のドアを勢いよく開け放ち、俺たちの戦いは幕を開けた。
04/06 17:24
[3]神崎流◆BIyElOVVlY
スペイン~マドリード~
…ふぅ、やっと着いたな。
タッタッタッ…
「ムンナちゃん、大丈夫!?」
聞き覚えのある声。カレンだ。
ぼろぼろになって俺にも気づかず行っちゃうなんて、何があったんだろう…。
ま、もう旅は始まってるんだ。自分のことは自分で、だよな。
「行くぞチラチーノ!」
きゅわん!
ところで俺には仲間が増えていた。といっても道中で変なおじさんに売りつけられたんだけどな。
~数時間前~
「おい坊主、コイキング買ってかねぇか?今なら格安、500円だからよ!」
「すいません、急いでるんで…」
「まぁそう言うなって。こうやって財布開けてな…ほい、毎度ありぃ!」
「ちょっと!やめてください、泥棒じゃないですか!」
「だー、うっせーな。じゃあ特別だぞ?お前には金のコイキングくれてやる!これなら文句ないだろ!」
そんで面倒だから諦めて買ったわけ。しかも金というよりは…
ヒンバスじゃねぇか!!
まぁ大差ないし、きれいにしとくといいことあるって言われたから、一応つれてるけどね。
んじゃ行くか、最初の関門突破しによ!
「ごめんください!ジムリーダーに挑戦しにきたんですけどー」
「やぁ、今日は2人も挑戦者がくるなんて珍しいね。僕の名前はリョウ。ここマドリードのジムリーダーさ。挑戦してもいいけど、僕をがっかりさせないでくれよ?」
「2人って…。じゃあお前がカレンを!?」
「ん?あの子の知り合いかい?まったく素人のくせに挑んでくるもんだから退屈だったよ~」
カレンは小さいころからポケモンの才能があったはずだ。てことはこいつ、かなり強い!!
「くっそー、行けチラチーノ!」
「出てこい、ノズパス!」
………
「はっはっは、やーっぱり君も素人か?岩タイプのノズパスにノーマルタイプの技は効かないんだよ!そんなことも分からないで挑戦だなんて、笑わせるなぁ」
…くそっ、どうすることもできないのか!
「そろそろお遊びは終わりにしようか?ノズパス、岩雪崩!!」
「くそー、なんとかしろ!チラチーノぉぉ!!」
ちらーー!
きぃぃん!
「…なに、…アイアンテール…だと?」
「え、勝ったのか?お前何したんだよチラチーノ!」
ちら!
「…アレン君。君の勝ちだよ。このバッジ、持っていきな。」
「は、はは、やった、やったんだ!」
「まったくまいったね。君の思いがチラチーノを強くしたんだ。君たち、きっといいパートナーになれるよ。次はパリのジムに行くといい。あそこのジムリーダーは僕より強いからね、頑張りなよ。」
「はい、どうもありがとう!」
こうしてなんとか最初の関門を突破した俺たちは、次のジムがあるフランスを目指して道を進むこととなった。
04/07 15:21
[5]イーブイフレンズ
凄く続きが読みたいです!!
もしよければ書いてください!!
08/09 22:23