[1]FATONE◆C9GC1UUcIQ
【―セイ ギ―】
どうも、ファトネです^^
ゆ〜…っくり更新を
するつもりです^^;
気長に見てください^^
小説に関する質問は
できる範囲で答えます^^
では、よろしく
お願いします〜^^
05/27 21:33
[2]FATONE◆C9GC1UUcIQ
〜無の国、城下町〜
ここは無の国。
飛の国と同盟関係にある、
十七国のうちの1つだ。
基本はノーマルタイプのみが
入国自由なのだが、
この無の国に限らず
所属している国に書類を
送ってもらえば、その時に
限り誰でも入国ができる。
どの国にも奥には城があり
最上階には国宝がある。
そしてここは無の国の
城下町。賑わっているが…。
テクテク…ドン!!
ニューラ「おっと、ゴメンよ…ヘヘ。」
ミルタンク「あぁ、大丈夫よ。」
???(…!!)
〜路地裏〜
ここは無の国の路地裏。
そこはポケモンが通ることは
ほとんど無いが、
ある1匹のポケモンが
こっそりと入って来た。
ニューラ「えーと…?
お、結構あるじゃん♪
ヘヘ…、チョロイチョロイ。」
そう言ったニューラは大量の
お金を見て、にやついてる。
その様子を見る1つの影…。
???(やっぱりスリか…。)
ババッ!!
ニューラ「さて、帰るか。」
タッタッタッ…。
〜城下町〜
???「マヌケだねぇ、何も
気付かずに帰るなんて♪
お金はこっちなのに。
…って、いたいた。
すみませ〜ん!!」
ミルタンク「どうしたんだい?」
???「これ。」
???はお金を取り出した。
ミルタンク「あら…、
取り返してくれたんだね。
どうもありがとう。」
ミルタンクはそっけない態度で
お金を受け取った。
???(…『取り返してくれた
んだね』?)
???「気付いてたの?」
ミルタンク「そりゃ、あんたを
見たからねぇ。…『泥棒の
泥棒』、イーブイさん?」
ミルタンクは不適な笑みを
浮かべ、イーブイを見た。
イーブイ「バレてたか〜…。」
ミルタンク「あたしは情報屋よ?
泥棒しか狙わないあんたが
さっきのやつを追ったのを
見たらそりゃあいつは
泥棒って気付くわよ。」
ミルタンクは笑顔でそう言うが、
つまりニューラのスリには
気付いてなかったのか…。
僕がいなかったら
どうしたのだろう…。
ミルタンク「まぁ、お礼をさせて
くれ♪あたしが働く酒場が
あるんだ。こっちよ。」
イーブイ「う、うん。」
イーブイは悩ましい表情で
ミルタンクについていった…。
05/27 21:39
[3]ラク
無の国ですかぁ…
ノーマルといえば…イーブイ!大好き!
これからの展開が楽しみです!
更新(ゆっくりでも)頑張ってね♪
05/27 22:16
[4]FATONE◆C9GC1UUcIQ
独特の世界観勘弁^^;
〜酒場〜
ここは酒場。普通に
酒場としてもやっており、
他にも情報屋をはじめ
様々な店がある。
2匹はテーブルに
向かい合って座った。
ウェイターがミルクを差し出す。
ミルタンク「…さて、お礼は
何がいいかね?」
イーブイは少し悩んで、
何か泥棒に関する情報は
ないかを尋ねた。
ミルタンク「そうだね…。
まだ、にわかに信じられて
いないけど、かなりすごい
情報があるよ。」
ミルクを飲みながらチラリと
ミルタンクを見るイーブイ。
ミルタンク「…実は、霊の国の
国宝が盗まれたのよ。」
イーブイ「―ウッ、ケホッケホッ!!」
思わずむせてしまった。
国宝が盗まれた…!?
ミルタンクはこうなることを
予想してたのかおしぼりを
取り出してこぼれたミルクを
拭いてくれた。
ミルタンク「他国の国民は話が
大き過ぎて信じちゃいない
けど、これは本当よ。
現に霊の国から暗雲が
消えてるのよ。」
聞いたことがある…。
国の国宝が無くなると、
その国に不幸が訪れると。
霊の国ではいつも暗雲が
立ち込めていた。暗雲は
光が苦手なゴーストタイプを
守っていたのだ。
その暗雲が無くなったと
いうことは、霊の国に
とっては災害に等しい。
ミルタンク「まだ日は高いから、
今日中に盗むとしたら
霊の国の近くにある、
『超の国』かしらねぇ…。」
イーブイ「…ありがとう。」
イーブイはそれ以上聞かずに
酒場を出ていった。
06/14 22:44
[5]FATONE◆C9GC1UUcIQ
〜超の国付近〜
超の国、そこはエスパータイプが
住んでおり、特殊な磁場に
満ちている。そしてここは
その国の近く。
イーブイは今そこにいた。
国に入るにはエスパータイプで
あるか、国から許可を
貰わなければならないが、
イーブイはエスパータイプで
なければ、国から許可を
貰うには時間が掛かるので
今回は許可も無い。
他に国に入る方法は、
浸入するくらいのものだ。
イーブイ(侵入…ねぇ。それも
面白そうだけど、わざわざ
やることじゃないね。)
イーブイは空を見上げる。
太陽の位置からして昼前。
そして、イーブイの身体が突然
光の玉に包まれた。
その玉はすぐに割れたが、
そこにイーブイの姿は無く、
代わりに違うポケモンがいた。
エーフィ「ふあ〜。…行こうか。」
〜超の国、城下町〜
ポケモンで賑わう城下町…。
その奥へ進めば、最上階に
国宝がある城につく。
最上階前には国王がおり、
国宝を、国を守っている。
エーフィは城の様子を遠巻きに
確認した。城の入口の前に
警備兵が1匹いる。
エーフィ(国宝を盗んだ
犯人はまだ来てないね…。
それか犯人は
うまく侵入したのかね…。
…どちらにしろ城の中に
入らないとわからないね。)
エーフィは警備兵が
見える草むらに移動した。
そして自身の身体から
白煙を放ち、小さな爆発を
起こした。
ポフ…
白い煙が晴れると、エーフィは
城の入口の前にいた。
警備兵はそこにはいない。
エーフィ(…ふあ〜、警備兵が
戻る前に中に入ろう…。)
タッタッタッ…
ガサガサガサ…
警備兵「…はて?私は何故
草むらの中に…?」
06/26 18:32
[6]FATONE◆C9GC1UUcIQ
〜城の中〜
エーフィが城に入って少し
時間が経った。城の中を
パトロールする兵士に会ったが
現在誰にも狙われてない。
どうやらエスパータイプなので
この城の兵士だと
思われているようだ。
こちらとしては好都合だ。
ちなみにこの超の城の中、
特殊な磁場が極めて強い。
この磁場はエスパータイプの
ポケモンの力を強めてくれる。
エーフィ(自分も例外じゃ
ないんだけ…ど…お?)
突然、部屋の片隅に思わず
目が止まってしまった。
ここは階段のある部屋。
その部屋の隅っこに、
不自然に大きな穴がある。
そして穴からは大きな
足跡が階段に続いている。
エーフィ(…!?)
何か嫌な予感がした。
エーフィは階段をかけ上る。
〜王の間〜
ここは王の間。
城の最上階のひとつ手前。
王の役割は、最上階にある
国宝を守ること…。
超の国の王、フーディンは
静かに目を開いた。
目の前にはマントを羽織った
謎のポケモン。そいつの顔は
フードで見えなかった。
フーディン「来たか、貴様…。」
???「…。」
フーディン「ふむ、貴様の力…、
とくと見せてもらうぞ…。
…さぁ、来い!!」
07/22 15:58