[1]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
【ぼく、バンギラス!】
はじめまして、雷雲猛虎という者です。
★方針
このスレではバンギラスのBraveArmorが旅を通して成長、
最強のポケモン集団を目指すストーリーとなります。
★注意
このスレではポケモンの習得できる技の数を指定しません。
またアニメ同様に技の効果が一部変更及びアレンジされています。
性格や個性はゲーム版とは異なります。
最後になりますが人間は登場しません。
こういった内容が苦手な方は閲覧をお控えください。
★主要キャラクター紹介
BraveArmor:このお話の主人公、とても臆病な性格のバンギラス。シロガネ山で育った男の子。
DrillArmor:主人公の世話役であり、育ての親であるドサイドン。穏やかで優しい性格。チャンピオンロードで生まれ、シロガネ山に移住したというおじいちゃん。
SteelArmor:主人公の親友とも言える仲のエアームドの男の子。陽気な性格でBraveArmorの大事なペースメーカー。シロガネ山の頂上付近で弱っているところをDrillArmorに救われた。
★最後に
私はストーリーの構築や進行が下手なので、
非常に読みにくい内容になると思われます。
ですが、頑張って更新するつもりなので、
どうかお付き合いください。
08/27 22:41
[2]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
★第1話:実力の差
ここはシロガネ山頂上、
今日も吹雪の中で切磋琢磨するポケモンたちがいる。
己の翼で空を舞う者、己の脚で地を駆ける者、己の拳で攻撃する者、
皆、この場では本気でぶつかりあうという。
しばらくして、1体の大きなポケモンがそこにいるポケモンたちに呼び掛けた。
「よぉし、休憩じゃ。」
その大きなポケモンは立派なツノを持ち、
傷だらけのプロテクターをまとったドサイドン、
名前はDrillArmor、このシロガネ山の長老と呼ばれている。
長老の呼び掛けを聞いたポケモンたちは、
お辞儀で挨拶を交わすとそれぞれが休憩の支度を始めた。
丁度お昼、長老がいつも通り、
木の実がたっぷり入った鍋料理を準備してくれていた。
シロガネ山で修行する者たちが、
口を揃えて絶賛する鍋料理を求めて、
行列ができるのはお約束である。
行列から離れたところに2体のポケモンが、
湧水を飲みながら談笑している。
1体は銀色の光を放つ鳥ポケモンであるエアームドのSteelArmor、
もう1体は緑色の巨体を持ちながらも自信の無さげな表情をしたバンギラスのBraveArmorである。
SteelArmor「いよいよ明後日に迫ったなぁ、調子はどうだ?」
BraveArmor「いやぁ、調子が上がらないよ。」
シロガネ山では1年に1度、
山で最強のペアを決めて、
外の世界に送り出す伝統行事がある。
伝統とは言っても、
今の長老がシロガネ山に来たときから始まったもので、
歴史そのものは10年くらいしかない。
しかし、この伝統の裏には、
長老DrillArmorの願いが込められていることを、
シロガネ山の修行者たちは知らないのである。
BraveArmor「イマイチ炎の威力が出ない、冷気も微妙、ストーンエッジもコントロールできてない。」
SteelArmor「仕方ないなぁ、僕が風で援護するから、自信持とうぜ?」
彼らはペアを組んでいる。
BraveArmorが落ち込んでいるところを見ると、
SteelArmorは放っておけない。
このやり取りが実を結び、
今年の最強ペアと噂されている。
08/30 09:11
[3]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
DrillArmor「休憩おしまいじゃ、午後は試合形式で練習じゃ!」
長老はそう呼び掛けると、
補佐役のサイドン2体に赤と青の木の実を配らせた。
こうして山の修行者たちを2つに分けて、
それぞれから1体ずつが選出されて、
練習試合をするのだ。
赤組では…、
BraveArmor「うわぁ、SteelArmorが相手側だよぉ…、どうしよう…」
ゴマゾウA「BraveArmorさん、チーム同じですね、頑張りましょう!」
ゴルバットA「BraveArmorさん、アンタが俺たち赤組のボスだぜ、しっかりしてくれよ?(ニヤリ)」
みんな「BraveArmorさん、頼りにしてますよ!」
一方、青組では…、
SteelArmor「ハハッ、BraveArmorのヤツ、大丈夫かな?」
クロバットA「ありゃ、持たねぇな、顔青ざめてるし。」
マニューラA「さっさと片付けるわよ。」
みんな「わぁ、クロバットさん、イケメン!」「マニューラさん、イカスぅ!」
このクロバットとマニューラはペアを組んでおり、
彼らもまた最強と噂されるペアである。
こうして、練習試合が始まった。
小さなゴマゾウやヒメグマが懸命にぶつかりあう微笑ましい試合、
ギャロップとゴルバットのスピード感の溢れる試合、
どれも良い試合だった。
ゴマゾウA「BraveArmorさん、勝てました、アドバイスのおかげです!」
ゴルバットA「みんな、すまねぇ。負けちまった…」
BraveArmor「みんな、良い試合だったよ。あぁ、僕の出番だぁ…。」
赤組のみんなに見送られてBraveArmorが、
バトルフィールドに出てくる。
SteelArmor「どうします、僕が出ます?」
クロバットA「いや、ここは俺が…」
マニューラA「アタシが行く、力の差を見せつけるわよ。」
みんな「おぉ!」「すげぇ!」
バトルフィールドに緑色の巨体と、
黒い小さな暗殺者が対峙する。
補佐役サイドンA「それじゃ、始め!」
マニューラA「速攻で倒すわよ!」
マニューラはそう呟くと、姿を消した。
一同、唖然である。
BraveArmor「消えた!?」
BraveArmorが周りを見回しているところに、
すかさずマニューラの一撃が冴える。
マニューラA「どこ見てるのよッ!」
マニューラはBraveArmorの頭上から、
ツメを光らせながら落下してきた。
とてつもない跳躍力である。
マニューラA「瓦割りィッ!」
しかしBraveArmorは臆病な性格も相まって、
反射的に回避した。
マニューラの瓦割りが地面に命中した、
地面にヒビが入ったのを見た一同の空気が凍りつく。
マニューラA「よく避けたわね。」
そう言うと、BraveArmorめがけてダッシュしてきた。
BraveArmor「負けるか、絶対に勝ってやる!」
負けじとBraveArmorがストーンエッジで応戦する。
BraveArmorの特技はストーンエッジ、
それも単なるものではなく、
岩雪崩のように大量の岩を浴びせるという、
非常に凶悪な技にアレンジしている。
マニューラA「あまいわよ、こっちのスピードをバカにしないでちょうだい!」
なんとマニューラは降り注ぐ岩の刃を、
ご丁寧に回避しているではないか。
BraveArmorはその光景にストーンエッジを撃てなくなってしまった。
ここから悪循環が始まる。
BraveArmor「だったら悪の波動で全体攻撃だッ!」
そう言うと、緑色の巨体に黒いオーラを纏った。
そのオーラが爆発のようにBraveArmorの周囲に炸裂した。
全体攻撃なら避けられないはず、
しかしマニューラの姿は無い。
弾き飛ばされた?
十数秒過ぎた頃、
トスッとマニューラが降り立つ。
マニューラ「いくら全体攻撃に転じても、攻撃範囲は割れてるのよ。」
マニューラはツメに力を込めつつ、
こう呟いた。
「いくら長距離攻撃ができても当たらなきゃ意味が無いのよ。」
そして一瞬でBraveArmorの懐に潜り込み、
気合いパンチを放った。
重たい一撃をなんとか堪えたが、
次の攻撃の体制に入ったマニューラの辻斬りを回避できなかった。
補佐役サイドンB「勝負ありィッ、マニューラの勝ちッ!」
補佐役サイドンA「ちびっこたち、BraveArmorに応急処置を頼む。」
ゴマゾウたち、ヒメグマたち「はーい!」
BraveArmorは立ち上がれないくらいのダメージを受けた、
ゴマゾウとヒメグマたちが一生懸命、
救護エリアに運んで行く。
08/30 09:12
[4]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
ここで修行する者たちにとって、
練習試合は練習では無い、
全力で闘うのみ。
その代わり、練習が終われば、
敵も味方も関係なく補助や手当てをするのが、
暗黙のルールである。
ゴマゾウB「これ染みますけど、我慢してくださいね。」
BraveArmor「ぎゃあッ!」
マニューラA「全く、やっぱりメンタルが弱いわよ、ホント。」
BraveArmor「だって、まさかストーンエッジの雪崩が避けられるとは思わなかったから…」
一方、バトルフィールドでは、
SteelArmorとヌオーAが闘い、
SteelArmorが勝利。
クロバットAとリングマAが闘い、
クロバットAが勝利した。
練習試合が全て終わったところで、
長老DrillArmorが呼び掛ける。
DrillArmor「いよいよ明後日、シロガネ山最強のペアを決めるぞ。明日は練習メニュー自体は無くすから、各自調整に努めるように!」
補佐役サイドンA「それじゃ、一時解散、夕飯はいつも通りの洞窟で用意しておく。遅れるなよ~」
みんな「はーい!」
BraveArmorは意識が朦朧としながら、
話を聞いていた。
SteelArmorが近寄り、話しかける。
SteelArmor「ケガは大丈夫か?」
BraveArmor「明日の朝には治るよ、それよりちょっとお願いがあるんだけど…」
相変わらず巨体に似合わない、モジモジした様子でしゃべる。
SteelArmor「どうした?」
BraveArmor「明日の昼間のうちに、ストーンエッジに磨きをかけたいんだ。あとガードの方法も…」
SteelArmor「おう、任せとけ。じゃあ、夕飯食ったら、すぐ寝るんだぜ?」
BraveArmor「ありがとう、頼むよ。(ニコッ)」
そうして夕飯の準備された洞窟へと向かったのであった。
夕飯を済ませた修行者たちは、
各々の寝床で寝息をたて始めた。
「明日は最後の調整だ…」と、
シロガネ山の湧水をがぶ飲みすると、
BraveArmorも眠り始めた。
残された時間は、残りわずか。
第2話に続く。
08/30 09:13
[5]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
★第2話:意思
マニューラに惨敗したBraveArmor、
気落ちしていた彼にも朝がきた。
BraveArmorが寝床から起きると、
雪解け水が溜まった池へと足を運んだ。
彼の寝床は山頂付近の洞窟で、
残念ながら麓の滝まで行くのは時間がかかる。
しかし、この雪解け水は非常に澄んでおり、
湧水や麓の滝に劣らない冷たさがある。
この水で顔を洗うのだから、
ばっちり目が覚める。
朝食が準備された洞窟へと急ぐ、
今朝は珍しい食材が並んでいる。
どうやら、長老の知り合いがとある地方に住んでおり、
その知り合いが栽培してるらしい。
夜中のうちに届けてくれたそうな。
この黄色い食材にみんな満足である。
BraveArmorも黄色い食材を頬張っている。
そこにSteelArmorが合流した。
SteelArmorは緑色の大きな木の実をつついていた。
見た目からして苦い、
それをおいしそうに食べるSteelArmorを、
物珍しげにみることしかBraveArmorにはできなかった。
SteelArmor「この木の実、ドリっていうらしい。君の体の色に似てるね。」
BraveArmor「そんなに濃い色じゃないよ。」
そんなことを話すうちに、
SteelArmorが真剣な表情でこう言った。
SteelArmor「体の調子は戻ったみたいだけど、今日は調整だからね。ムチャはダメだよ?」
BraveArmor「うっ、でも今の状態で勝てるかな…」
SteelArmor「昨日の怪我を考えると、明日の試合を棄権するリスクの方が怖いよ。」
BraveArmor「あ、うん。」
SteelArmor「コンビネーション技も含めて、最終調整だ、頑張ろうッ!」
BraveArmor「おぉッ、頑張ろう!」
気がつくと、朝食を食べているポケモンは彼ら2体を残して、
全員が各々のプランで移動したみたいだ。
しばらくして緑色と銀色のポケモンが、
洞窟から出てきた。
彼らの向かう先は麓の滝壺の近くの洞窟、
正確には滝の裏である。
泳げるポケモン、飛行できるポケモンたちのみが入れる場所である。
BraveArmor「あの場所ならば、誰もいない…、よな?」
SteelArmor「ちょっと様子を見てくるよ。」
(しゅばぁッ、ざばぁッ。)
SteelArmorが滝を突き抜けて、
洞窟へと飛び込む。
中から声が聞こえた。
SteelArmor「BraveArmor、おいでよ。先客はいないよ!」
BraveArmor「わかった、すぐ行くよ。」
(どぼんッ、ばしゃ、ばしゃ。)
バンギラスというポケモンは、
器用なことに泳げるのだ(※ゲーム内で波乗り習得可能なため)。
滝壺で苦労しながらも、
滝の裏に隠された洞窟に辿り着く。
洞窟の内部は真っ暗なので、
SteelArmorが首に下げたカバンからランプを取り出して、
BraveArmorの火炎放射で火を吹き込む。
薄暗いけど、
試合が夜にもつれ込むことを考えたら、
むしろ好都合である。
洞窟内部は以外に広く、
縦にも横にも10メートルほど、
高さは5メートルほど、
どうしたら、こんな空間ができるのだろう。
09/02 14:21
[6]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
BraveArmor「いつ来ても、ここは落ち着くね。」
SteelArmor「わりとみんな来ないらしいね。滝の裏なんて、普通は入らないけどね。」
BraveArmor「それで、何をするんだ?」
SteelArmor「とりあえず、僕が飛び回る。この線香が燃え尽きるまでに、君が僕を撃ち落とせるかどうか、やってみよう?」
BraveArmor「えぇッ、この狭いところで?」
SteelArmor「あまり言いたくないけど、君のストーンエッジは威力が足りてない。同時に僕もエアームドという種族の中では、圧倒的に打撃斬撃に耐性が足りてない。」
BraveArmor「あぁ、前者は否定しないよ…」
SteelArmor「僕は「鋼の翼」という技を完璧にする必要がある。だから、攻撃を耐えつつ、こちらからも仕掛けるから。」
BraveArmor「わかった、それでいこう。」
BraveArmorが線香に火をつける、
そしてSteelArmorに合図を送る。
バトル、スタート。
SteelArmorは一度、羽根を振りかざすことで、
羽根の湿気を振り払った。
この洞窟内部は湿気が酷い。
すぐに空中を飛び回る。
10秒も経たないうちに彼自身の最高飛行速度に達する。
彼はスピードには自信があり、
300km/hは出るらしい。
とにかく、この狭い洞窟で300km/hで飛び回るのは、
非常にcrazy。
BraveArmor「いくらなんでも速すぎでしょ。」
SteelArmor「あぁ? 悪いけど、よく聞こえないんだ。はやく始めようぜ。」
先に仕掛けたのはSteelArmor、
BraveArmorの横っ腹を鋼の翼が切り裂いた。
負けじとBraveArmorがストーンエッジで反撃、
マシンガンのように放たれた岩の刃が、
見事に鋼の鳥をとらえている。
しかし、それらは高い金属音となって、
地面に落ちる。
(カンッ、カンッ、カーンッ)
BraveArmor「(どういうことだ、話が違う。全く効いてない…)」
SteelArmor「(どうした、まだキズが痛むのか。それとも…」
突然、SteelArmorが地に降り立つ。
SteelArmor「あり得ないとは思うけど、聞くね。ペア組んでるからって、本気出せてないとか言わないよね?」
BraveArmor「うっ、否定はできないけど…」
SteelArmor「DrillArmorさんの言葉を忘れるな、闘う以上は命懸けろ!」
そう言い放つとSteelArmorが光に包まれる。
SteelArmor「これを受けて、本気になれッ!」
BraveArmorが言い返そうとした瞬間に、
腹部に激痛が走る。
ゴットバードと鋼の翼を併せたコンビネーション技が炸裂した。
BraveArmorが立ち上がったところに、
ドリルくちばしの乱れ突きが浴びせられる。
SteelArmor「(君が調子を取り戻してくれなきゃ、僕はなにもできないんだ…」
BraveArmorが壁へと追いやられる。
容赦の無いSteelArmorの連続攻撃。
突然、BraveArmorから間合いをとると、
またしても光に包まれた。
そしてBraveArmorめがけて突進するSteelArmor、
ここでBraveArmorがオーラを放ち、
SteelArmorのくちばしを片手で掴み、
攻撃を阻止した。
BraveArmor「悪かった、本気でいかせてもらうよ。」
SteelArmor「(来たッ!)」
BraveArmorの口から至近距離で大文字が放たれる。
SteelArmorも負けじとドリルくちばしの体勢に入り、
高速回転を始めた。
さすがSteelArmor、
回転のスピードも伊達ではない。
BraveArmorの手は摩擦熱に耐えきれず、
SteelArmorを取り逃がした。
しかし、BraveArmorがストーンエッジの連打で、
SteelArmorを追い続ける。
09/02 14:22
[7]雷雲猛虎◆60z3zZnjvY
SteelArmor「もうじき線香が燃え尽きる。逃げ切らずに、倒させてもらうよ!」
ここでSteelArmorが影分身を使った。
しかし、BraveArmorもストーンエッジに応用を加える。
連打するストーンエッジに、
すかさず火炎放射を浴びせる方法に出た。
岩の刃が炎を纏ってSteelArmorを襲う。
SteelArmorは見事に回避しながら、
攻撃の機会を伺う。
影分身は全て見破られてしまうが、
肝心な彼自身には攻撃は当たらない。
SteelArmor「これで決着だ。」
その翼はエアカッターで、
炎の岩を撃ち落とし、
その翼がBraveArmorとの距離を詰める。
鋼の翼で切り裂く体勢に入った。
一方のBraveArmor、
ストーンエッジも、大文字も、
鋼鉄の不死鳥と可したSteelArmorには、
意味を成さないだろう。
しかし、ひとつだけ策が残されている。
BraveArmorは黒いオーラを纏って、
向かってくるSteelArmorに意識を集中させた。
SteelArmorが翼を緑色のボディに触れる寸前を見計らい、
悪の波動を炸裂させるBraveArmor。
SteelArmorの軌道がずれ、
体勢を崩したことでもう一度旋回を試みる。
しかし、BraveArmorの狙いは、
SteelArmorを旋回させること、
つまり擬似的に逃げている状況をつくることである。
BraveArmor「追い打ちッ!」
追い打ちでSteelArmorを地へと叩き落とす。
SteelArmor「ぐぅ、やられたか。残り時間は…」
2体が線香に目をやろうとしたが、
見当たらない。
時間切れである。
SteelArmor「よし、ここまでだ、君の勝ちだ!」
鋼鉄のボディはキズこそつかないものの、
体力は激しく消耗していた。
それでも、立ち上がってBraveArmorに笑顔を見せる。
BraveArmor「これだけ闘えれば、明日も頑張れるかも。ありがとう。」
不器用な笑顔で答えた。
しばらく洞窟で休む2体。
お昼時、山を登ろうか。
補佐役サイドンたちは、
毎日欠かさずに料理を準備している。
2体は洞窟を出ると、
山を登り、
食堂である洞窟を目指した。
彼らは昼食を終えると、
山の中腹の草原に行った。
SteelArmorは倒れた朽ち木を持ちながら、
空を飛び回って筋トレ。
BraveArmorは巨大な岩石を、
ストーンエッジで割るという試みをしていた。
コンビネーション技についても打ち合わせ、
明日の試合への準備を整える。
日が落ちる、
彼らは食堂洞窟で夕飯を食べる。
食べながら作戦を練った。
あまり長く居座ったので、
補佐役サイドンたちに怒られてしまった。
渋々外に出てSteelArmorが口を開いた。
SteelArmor「明日は朝9時に試合が始まる。トーナメント方式で、相手は明日になるまでわからない。」
BraveArmor「じゃあ、明日は6時には起きて、早めのご飯だね。」
SteelArmor「そうだね、あと会場入りする前にオレンの実を採りに行こう。」
そして、それぞれの寝床へと向かう。
明日の試合に向けて、
やるべきことを洗い出し、
眠ることにした。
悔いの残らない闘いをッ!
第3話に続く。
09/02 14:23
[8]空色飛竜◆8/rJfUc/Sc
こんばんは〜
コメントしに来ましたよ〜←
上手い文章で読みやすいです(笑)
はぁ、文才がある方がうらやましい←
いよいよ最強タッグ決定戦ですねバンギ君とエアームドには頑張ってもらいたいです(笑)
駄コメ失礼。
09/02 21:28
[9]ワト
★雷雲猛虎さん
こんばんは!臆病なバンギラスが主人公とは・・・まず、その設定に驚きました(笑)このバンギラスが今後どんな成長を見せてくれるのか、楽しみです!相棒のエアームドともいいコンビですね♪友情って・・・いいです★更新頑張ってください!
09/02 23:54
[10]ジャスティン・ロウ◆YkIgIufP86
ばんは~
久々に小説掲示板を覗いたら、小説を始めててびっくりしやした(笑)
オリストからの変わらない文才が発揮されて今後の展開が楽しみダスww
更新楽しみにしてまーす^^
頑張って下さいp(^^)q
それでは~ノシ
09/03 22:30