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[1]T.T.
【突撃! ガーディ巡査】
どうも初めてスレを立てさせていただきました、T.T.です
今回のテーマは「ポケモン警察団」です。なお、この作品は人間や伝説・幻ポケモンは一切登場しません。
（ポケダンの世界ともまた違います）
駄文ですがどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m では早速設定紹介を↓
『フロータウン』
物語の舞台となる町。ところどころに水路があり、そこを水上タクシーやゴンドラに乗って移動していくという
水上都市。（モデルはベニス）
『フォーティチュード（FT）』
ポケモンの警察団。拠点となる交番は3つあり、それぞれ第一交番、第二交番、第三交番とがある。第一交番はごく通常の
交番で、第二交番は道場、そして第三交番は団長や警部などの地位が高いポケモンから構成されている。
フォーティチュードの主な仕事はフロータウンのパトロール、犯罪の防止・取締りなど。
『ガーディ巡査』
本作の主人公で、第一交番の新米巡査。かなりのめんどくさがりやで、パトロール中にはよく不祥事を起こしてしまう。
しかしその突進力はすさまじく、かなりワイルドなバトルスタイル。今は亡き偉大な元団長・"ウインディ"を父に持つ。
ちなみにいつも公園で野宿をしている。
『ザングース巡査』
第一交番の巡査。顔の迫力がすごいお巡りさんとして知られている。ガーディとは仲がよく、一日の仕事が終わると
よく町の公園で一緒にバスケをしたりする。
『シママ巡査』
第一交番の巡査。瞬発力はピカイチで、犯人の追跡が得意。
『ココドラ巡査』
第一交番の巡査で、ガーディとほぼ同期の新米。犯人や落し物の捜索、地理案内などのあらゆる面でその才能を発揮する。
警察団界の申し子とまで呼ばれる天才。
『フタチマル巡査部長』
第一交番の巡査部長であり、責任者。規律に厳しく、あまり言うことを聞かないガーディにはとことん指導する。また
FT 唯一の水ポケモンなので、町の水路で溺れたポケモンの救助で活躍している。
『ボスゴドラ団長』
FT の団長（地位が一番高い）であり、普段は第三交番で仕事をしている。ココドラを子に持つ、不屈の精神を具える
ポケモン。そのため住民からの信頼が厚い。このポケモンが若いころの上司・"ウインディ"の子であるガーディを一人前に
させようとしている。
10/14 09:00
[2]T.T.
更新しますね^^ このストーリーは完全オリジナルです
第一話 "ポケモン警察団" ~その一~
―夕方・フロータウン第一交番前―
ボスゴドラ「ゴォォルアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
ガーディ「!!!!」
ビリビリ..!
そのポケモンはド迫力の怒号を耳元で聞かされた。一瞬、鼓膜が破れるかと思ったほどだ。
ガーディ「ちょっ...耳元で叫ばないでくださいよ～。あっ! ほら～住民みんなこっち見てますって」
ボスゴドラ「...!!（ブチ）」
ガーディ「だいたいそんなデカい図体してみっともないっスよ。かわいい部下の失敗くらい許してやってもいいじゃ
ないですかぁ」
ボスゴドラ「..!!!（ブチブチブチッ）」
そのとき...
フタチマル「あ」
ド シィー ン !!!!!!!
激しい地鳴りが辺り一面に響いた。ボスゴドラが地面を思いっきり踏み込んだのだ。
ボスゴドラ「元はと言えばテメェがゴンドラを燃やしたのがいけねえんだ!!!!!! おかげで町の交通も麻痺しちまった
じゃねえか!!!!!! 町中大パニックだぞ!!!?」
ガーディ「!.....」
ボスゴドラ「まったく.....オマエの父親はものすごく偉大なお方だっていうのに。なんでその子供がこんな馬鹿に
なっちまったのか....。えェ!!?」
フタチマル「うんうんそれは言えてる」
ガーディ「!!（また..これだ...!!）」
ボスゴドラ「...そしてフタチマルゥ!!!!」
フタチマル「ほェ?」
ボスゴドラ「テメエの管理が行き届いてねえからこんなことになりやがんだ!!!! それでもこいつの上司かボケェ!!!!!」
ドスッ...!!!! ドスッ....!!! ドスッ.....!!
ボスゴドラ団長は頭に湯気を纏いながら帰っていった。
フタチマル「この馬鹿っ!!」
ポカッ
ガーディ「あ痛ぁー!? 何するんスか!!」
フタチマル「お前のせいでオレまで怒られちまったじゃねーか! 今日という今日こそおしおきだー!」
ガーディ「! そっちがその気なら...やってやんぜ!!」
ポカスカポカスカポカスカ!!!......
交番内では格闘が繰り広げられた。
シママ「やれやれ............もうついてけない（泣）」
10/14 17:09
[3]T.T.
更新します。コメント受けつけてます^^
第一話 "ポケモン警察団" ~その二~
ガーディとのケンカの後、フタチマル巡査部長も帰っていった。
ココドラ「それにしても父上、相当お怒りのようでしたね.......」
ガーディ「...ったく、だ～から仕事なんてめんどくせーんだ。口うるさい上司しかいないし」
ザングース「おいガーディ。まァたしかにそれもあるがよ....」
シママ「ボスゴドラ団長やフタチマル巡査部長は、み～んなアンタのために叱ってくれているのよ?」
ガーディ「...........」
ココドラ「元気出してくださいっ! 失敗は誰にでもありますよ!」
ガーディ「.....（そうじゃ..ねェんだ）」
ギィ.. ガーディは自分より背の高い椅子に座り考え込んでいた。
ガーディ「（団長や巡査部長も、どいつもこいつもオレを父親と比べやがる....。それが....気にくはねェ..!）」
シママ「?? どうしたのかしらガーディ....?」
ガーディ「ザングーーース!!!!」
ザングース「!? お、おう!?」
ガーディ「..........気分転換だ。バスケしに行くぞ!!!」
ザングース「! へへっ...そーゥこなくっちゃ!!」
ダダーーーーーー!!...........
シママ「あっちょっと!」
ガーディとザングースは穴だらけのバスケットボールを片手に、交番を出てフロータウンの公園めがけて走り出した。
ココドラ「行っちゃいましたね....」
シママ「この書類..今日中にまとめなきゃ帰れないっていうのに。仕方ない、私たちだけでまとめましょ」
ココドラ「ハイ。....でないと父上にぶん殴られますからね（笑）」
10/15 17:27
[4]ラク
お初です！
ポケモンの警察隊のお話、とても面白いです！
更新大変かもしれませんが、
がんばってほしいです！
お互いがんばりましょうね^^
10/16 09:58
[5]T.T.
ラクさん、こちらこそお初です^^ コメントありがとうございますm(_ _)m
おもしろいですか、そう言ってもらえると自身がつきます!
こちらこそお互い更新がんばりましょう!
では小説です。今回ふざけすぎましたねw
第一話 "ポケモン警察団" ~その三~
―夜・フロータウン公園―
バム......! バム....!! バム...!!!
ザングース「さァ来ました来ました! 『サイドラインの魔術師・ザングース選手』。華麗なドリブルで疾走中です!!」
ガーディ「うおおお!!! そこをオレが止めるってもんよォ!!!」
ザングース「おおっとザングース選手最後の一撃は.....ダンクシュートだァー!!!」
ガーディ「!!...」
ゴ チ ン !
ザングース「!? 痛ってェー!?」
ズザァ..... 街灯の照らす公園内では、ガーディとザングースが二匹だけでバスケをしていた。
そのとき二匹はもろに空中衝突してしまったのだが....
ザングース「たしかに痛いけど...やっぱバスケはサイコーだよな!」
ガーディ「ああ!! 嫌なことがぜーんぶブっ飛ぶぜ!」
二匹は鼻血を拭きながら互いに固い握手を交わす。そう、これが彼らの日課であり友情なのだ。
???×3「ぐへへっ.......ずいぶんと楽しそうじゃあないか～～」
ガーディ「?? オマエらは...」
ザッ...... ザッ.... ザッ...
突如、公園内の倉庫の陰から三匹のポケモンが現れこちらに向かってきた。
ズルズキンA「なあポリ公さんよォ～」
ズルズキンB「ちょィと...」
ズルズキンC「こっち来いや........」
ガーディ・ザングース「――――――――――――――――――――――!!!」
―同時刻・フロータウン第三交番―
???1「ありんすりん♪ ありんすりん♪ りんりんり～ん♪」
ボスゴドラ「.....少し黙ってもらえるとありがてェーんだが....」
???1「え? あっハイ......」
ドスッ...!!! ドスッ....!!
???2「あれ? ボスゴドラ団長!」
ボスゴドラ「んん?」
???2「こんな遅くから一体どこへ行かれるザンス!? あっ! ひょっとして夜遊びザンs」
ボスゴドラ「違ェよ馬鹿警部。ちょっくら公園までェ散歩行ってくるだけだァ....。ったく、何考えて生きとんじゃ
ボケェ」
???2「（そこまで言うことないザンスよ...）（泣）」
そう愚痴口言いながらボスゴドラは外へ出て夜の町を歩いていった。
ボスゴドラ「...（さっきはちと言い過ぎたよな....。ガーディの奴、どうせ今頃公園でバスケでもしてるに
違ェねえ。謝ってきたほうがよさそうだ）...」
10/16 17:35
[6]T.T.
更新します（笑）。急展開です
第一話 "ポケモン警察団" ~その四~
―とある空間―
ザングース「ディ.....! ーディ...!」
ガーディ「ん......ん...!」
ザングース「ガーディ! 気が付いたかよ!?」
ガーディ「! ザングース.....。ハッ、おいここどこだ! 真っ暗で何も見えねェぞ!」
謎めく暗闇の空間から目覚めたガーディは、立ち上がりその場を動こうとするが.....
ガーディ「!!? 体が.....動かねえ!!!」
ザングース「それもそうだ、腹のほうをよーく見てみろ。オレたちの体が鋼鉄製の縄で縛り付けられてあるだろ?
何でこうなっちまったのか、経緯はまっっったく知らんがこの状態じゃ脱出はまず無理だ.....」
ガーディ「そんな....」
そのとき
パァッ!
スイッチの音とともに天井の電球は一斉につき、この物騒な空間は青白く淡い光で照らされた。それと同時に...
ズルズキンA「お目覚めの時間かなァ～? ポリ公さんよォ～」
ズルズキンB「いごごちはよかったかァ～?」
ズルズキンC「暗ァ～い暗ァ～い、夢の中はよォ～......」
10/17 12:34
[7]T.T.
今日は二連続でいきます^^
第一話 "ポケモン警察団" ~その五~
ガーディ・ザングース「!! お前らは.....!」
目の前を三匹のズルズキンで囲まれていた。
ズルズキンA「ここはオレたちのアジト・倉庫だ........」
ガーディ「倉庫!? 公園の中のかよ....答えろ指名手配008号"ズルズキン兄弟"!!!」
ザングース「それに警官のオレたちをこんなとこで縛り付けてどうしようっていうんだよ!!?」
ズルズキンA「ケケケ.....そんなに殺気立たせんじゃねー.....」
トサカの大きさが一番大きいズルズキンが答える。FTの間で俗にこいつらは"ズルズキン兄弟"と呼ばれている。
ズルズキンA「まず最初にオレは公園にいやがったテメーらに忍び寄った.....」
ズルズキンB「その後テメーらに『飛び膝蹴り』を食らわせて気絶させ、縄で縛りアジトへ運び出し...」
ズルズキンC「今、テメーらの息の根を止めるところさ」
ガーディ「!!! 何だとっ..!?」
普通は逆だ。普通は警官が悪党を捕まえ拘束するのだが、こいつらはFTに近づき自ら打ち倒そうとしている。
いかにこの指名手配008号が尋常ではいない悪党か、巡査歴の長いザングースにはもちろん、新米であるガーディ
でさえもすぐに理解できたほどだ。
ズルズキンA「.....で、何で警官の息の根を止めようとしているのか。答えは簡単だァ」
ザングース「簡単!?」
ズルズキンB「目障りなんだよ! 毎日毎日、夜おっっっそくまでバスケなんぞやりやがって....!! オレたちは
不良だが、生活リズムはちゃんと守る主義だ!」
ガーディ「（こっちが動けないのをいいことに好き勝手言いやがって.....。オレが火ィでも吹けりゃこんな縄、
すぐにでも壊せんに...!）」
そう、実はガーディは火を吹けないのだ。だから縛り付けられると何も攻撃できない。
ガーディ「だいたいオレは家がねェーんだ!! ここで野宿してんだからしかたないだろうが!!」
ザングース「それに警官がバスケをして悪い、な～んて法律もねー!! お前たちこそ健全な公共の場にアジト
なんぞ建てるn ? グハァッ!!?」
ズルズキンB「ケケッ、今頃ダメージに気が付いたか.....鈍い奴らだ」
ガーディ「い....痛ェ...!!」
ガーディとザングースは先ほどすでに、ズルズキンの「飛び膝蹴り」を一発食らっている。それに気が付いたころに
は自分たちの体はもううまく機能してくれない....。まさに絶体絶命である。特にノーマルタイプのザングースは。
ザングース「睨みつける....!」
ギロッ ザングースはものすごい形相で睨みつけるが....
ズルズキンA「無駄だァ」
ズルズキンC「安心しろ。今一度オレが.....暗ァ～い暗ァ～いあの世へ連れて行ってやるからよォ。
暗ァ～い暗ァ～い....」
そう呟きながら一匹のズルズキンは、ゆっくりと二匹の顔へ突き出す...!
10/17 13:26
[8]T.T.
すみません。最後の文を訂正します。
ズルズキンCが二匹の顔の前にゆっくりと突き出したのは「膝」です
10/17 13:57
[9]空色飛竜◆8/rJfUc/Sc
こんばんは〜
小説を始めたと聞いて早速やってきました（笑）←遅い！
ポケモン世界の警察のお話ってのが斬新で面白いと思います（笑）
早速ガーディとザングースがピンチですね。そしてズルズキンがなんか恐い（笑）
更新、楽しみにしてます^^
10/26 22:34