[1]ネコ
【Revolution Break Out】
この掲示板に書き込むのは初めてですね。ネコです。
ネコのように気まぐれな人間なので、三日坊主で終わる可能性もありますw
とりあえずよろしくお願いします!
11/25 19:01
[2]ネコ
馬鹿馬鹿しい
何故愚かな人間などに従わなければならないのだ
何故愚かな人間に虐げられても、逆らってはならないのだ
今こそ立ち上がる時だ
革命は、唐突に起こった。
11/25 19:39
[3]ネコ
その日、これから起こりうることとは正反対に、空は青く澄み渡り、また少女の心もそれに比例するように、晴れやかだったーー
「うぅ・・・今日も寒いねぇ、グレン。」
白い息を吐きながら、少女、ティ・バーゼミアはつぶやく。
晴れているとはいえ、まだ空気は刺すように冷たく、暖かな日差しが心地よい。いわゆる小春日和である。
グルルル・・・
と、ティの腕に抱かれた獣が肯定の意を含み、喉をならす。
この獣、子犬のような風貌にして、虎のごとき縦縞の走る紅の毛皮と薄だいだい色のふんわりとした毛の房を持つ。ガーディといわれる種のポケモンである。
ティは、その鮮やかな紅の毛皮から、グレン(紅蓮)という愛称を着け、そう呼んでいる。
まだ朝早い時間、ティとグレンは、田畑を横切る一本の道を歩いていた。
この道はいわゆる通学路なので、しばらくしたらティのような少年少女たちが急ぎ足で通り過ぎてゆくことだろう。
いつも通りの、朝。
それが崩れたのは、ティたちが、道を遮るように流れる川に差し掛かったときだ。
グルルル・・・
先ほどとは違い、威嚇の唸りをグレンは発する。
「グレン?」
グレンは、その言葉が終わる前に、ティの腕から飛び出していた。
11/26 23:51
[4]ネコ
なんか、自分しか書き込んでいないって虚しいですねw
まぁ、そんなことは気にせずに。
今日は、主人公ティとグレンを紹介します。
ティ・バーゼミア
人類がポケモンに虐げられる時代に、人とポケモンが対等に暮らしていた時代を信じて、ポケモンと戦う。
猪突猛進。ひたすらに真っ直ぐで、反面純粋で騙されやすい。
グレン
ウインディ(旧ガーディ)。
昔から愛称で呼ばれるほど、ティとは親しい仲。
人にはポケモンが必要なように、ポケモンには人が必要だ、と考えティに力をかしている。大同小異、グレンと同じく人に対して好意的なポケモンは少数ながらいるようだが、彼等は迫害されている。
簡単に言うと、人間とポケモンの上下関係がかるく逆転してしまった世界での話なので、今までに例が無く、紹介だってのに意味分かんねぇよ!って部分はあると思います。
しかし、その部分も楽しみに小説を読んでいってくれたら…と思います。
あ、まだ読んでくれてる人はいないんだったね(´・ω・`)
11/29 00:23
[5]ネコ
「全く・・・グレン、いったいどうしたっていうんだよ。」
ティがグレンを抱き抱えたとき。
我は、天の者ーー
声が聞こえた。まるで頭に響いてくるような声。周りを見回すが誰もいない。そら耳、か。
(てか、天の者って何だw厨二病か。イタイ子か。)
ティは嘲笑した。
卿等、人間は、人とポケモンは平等であれという、理を犯しすぎたーー
未だ唸りをあげていたグレンは、宙のある一点を見つめ、さらに表情を険しくする。
あるところに、他に類を見ない、知能という力を持つ生物があった。人ーー
またあるところに、その形は多種多様ながら、他を圧倒する武を持つ生物があった。ポケモンーー
空が歪んで、その中心から何かが出てきた。
「マジ・・・か。そりゃ天の者って自称しても、文句をいわれる由縁はないわけだ・・・ねぇ。」
ティは苦笑いし、そうつぶやいた。
神話、といわれるものの中に登場する神。さらにその神の中でも最上位に君臨すると思われる、目の前のそれ。
世界を創りしポケモン。
その名を、アルセウスという。
長いので切ります。
11/29 23:22
[6]ネコ
その二つがぶつかり合えば、世界には大きな傷跡が残ると、我々は考えたーー
そこで我々は、人とポケモンは支え合って平等に生きよ、という、理、規律を創ったーー
原始的な恐怖。
ぶわっ、と冷や汗が溢れ出てくる。その量は尋常ではなく、まるで水に浸ってきたのかという有り様だ。
人が知を以て理想を掲げ、ポケモンが武を以てその理想を現実に変えるーー
そうすることで、今まで、数々の文明が築かれてきたーー
圧倒的な存在。
逃げろ、逃げろ、逃げろ、と体中の細胞が叫んでいる。しかし叫んでいるだけで、動こうと、逃げようとしてはくれない。
人がポケモンを使って文明を築いた、間違ってはいないかもしれないーー
最初は、それで十分に対等な関係が保たれていたが、その使い方が過敏になっていくとともに、均衡も崩れていってしまったーー
それは違うのではないか。
人とポケモンは、今も対等な関係にあるのではないか。
今や、人はポケモンを道具としか思っていないーー
過酷な労働を強いられ、あるいは虐げられ、人の勝手な都合で捨てられるーー
それは一部の人の話。
ティとグレンのように仲良くやっている者も、大勢いる。
中途半端ですがまた切ります。
11/30 00:11
[7]T.T.
どうもお久しぶりです!
ネコさんの小説って本物の小説みたいに文が上手ですよね^^ 本当にもう表現技法とかが巧みに使われていて^^;
内容も斬新ですし、ティがこれからポケモンとどう戦っていくか楽しみです
お互い更新がんばりましょう♪
12/01 22:55
[8]ネコ
T.T.さん
わわ、初の読者様っ!
それがT.T.さんだなんて、とってもうれしいです(^^)
私の文が、本物の小説並、ですか!?そんなことないですよ!
それはもう天と地の差。むしろ本物の作家様方は天を越え宙へ、私は地に着くどころか地にめり込んじゃいますw
この小説だって、ひたすらに読みにくいし、伏線を張っても回収しきれないし、設定だってややこしいし・・・
でも、そのように言っていただけるなんて素直にうれしいです!お褒めの言葉、ありがたく受け取らせていただき、これからの文の推敲、精進につなげていきたいと思います♪
それでは、お互い更新をがんばっていきましょうね!
12/01 23:43
[9]ネコ
小競り合いから戦争まで、人同士の争いを力で解決するときは、ポケモンが使われたーー
人は指令を与えるだけで、傷つくのはいつもポケモンだーー
さらに時は過ぎて、人は、そのようにポケモンを使って戦うことをポケモンバトルと称し、娯楽として楽しみ、ポケモンは人が知によって生み出した道具、モンスターボールという檻にとらわれ、戦うこと、人間に従うことを強要されるようになってしまったーー
ポケモンは、人間の理不尽な行いを恨みはしたが、人とポケモンは争ってはいけないという理の根本に従い、長きにわたる支配を耐えてきたーー
いつの間にか、ティは心の中でアルセウスの言葉に反論していた。
体を動かす命令はうまく伝わらないのに、思想や感情の逡巡は恨めしいほど頭の中を駆け回る。
しかしそんなティの反論も、このアルセウスの一言を前に言葉を失い、止まってしまった。
「あぁ・・・あァァァああああああああーー!」
反論をすることで狂いそうなほどの恐怖に耐えていたのだろう。
恐怖に耐える術を失って、ティは発狂してしまう。
だが、そんなポケモンたちの忍耐も限界に達したらしいーー
我々も人間に対する処罰を考えていたところーー
また切ります
12/03 23:51
[10]ネコ
人間は我々の決断にあらがおうとするであろう、ポケモンは我々の決断に従おうと、積年の恨みを果たそうとするであろうーー
結果、人とポケモンが争うことになるであろうーー
しかし、それでは我々が危惧していた結果を招くだけで、意味がないーー
我々は事の発端へもどったーー
世界に大きな傷跡が残ってしまうから、争いをしてはならないーー
それほどに大きな争いになるのは、ポケモンと人、両方の種族が、拮抗するとても大きな力を持っていたからーー
では、その拮抗する力に差をつければよいではないかーー
我々はポケモンに、人と同じ知能を与えるーー
そうすることでポケモンは、人の上に立つ上位種族になることができようーー
後は、卿等の判断にゆだねるーー
その日、人間の歴史の幕はおろされた。
人間にとっては、これ以上無いほどの最悪の日。
たいていこのような日は、空は灰色の雲で覆われて、土砂降りの雨が降るのがお約束。
でも、それは心の中だけのようで、現実はそうでもないようで。
その日、最悪の革命が起こったにも関わらず、空は青く澄み渡り、そしてそれに反比例するように、少女の心には土砂降りの雨が降っていたーー
12/04 00:23
[11]ネコ
あぁ・・・あァァァああああああああーー!
やっとプロローグ的なのが終わったぁぁあっ!
プロローグだけでこれだけかかるなんてどーゆうことだよw
どうやら自分の予想以上に前途多難になるみたいです・・・
読者のみなさま、といってもまだT.T.さんしかおられませんが、どうか物語と私、ネコを応援してください。
ただこれが言いたかっただけ。
・・・ぜんぜん人気小説じゃないのに、でしゃばり過ぎました。すみません。
12/04 00:33