[1]bw
【ミジュと共に】
初めまして!bwです‼この掲示板に書き込むのは初めてです。定期的に書き込めるか分かりませんが、よろしくお願いします!
母「ショウタ‼アララギ博士が研究所で待ってるって言ってたわよ!」
「はーい」
俺はショウタ。今日は初めてのポケモンを受けとる日。俺はこの日を楽しみにしていた。
母 「ショウタ、準備できた?」
「もう少しだよ。お母さん。」
母「はい。ランニングシューズ。」
「ありがとう」
バックの中身をチェックする。キズぐすり、ポケモンの本、帽子。
よし、多分大丈夫。
母 「ショウタ、地図持ってるの?」
「あ、持ってないや。」
母 「はい。タウンマップ」
「ありがとう」
よし、出発しよう。 さっきもらったランニングシューズを履く。
母 「あと、これ。ライブキャスター。」
「あ、ありがとう。」
靴ひもを結びながら受けとる。
母「何か困ったらこれで話せるからね。」
「うん。分かった。」
「じゃあ、いってきます!」
母 「気をつけてね。」
「うん。」
バタン。ドアが閉まる音がした。
12/15 10:15
[2]bw
「研究所ってここかな」
うん、アララギ研究所って書いてある。
ピーンポーン
「はーい‼」
ガチャ。キィィィ。ドアが開いた。
アララギ博士(以下 博)「どなた?」
「初めまして。ショウタです。ポケモンをもらいにきました。」
博「ああ、ショウタくんね。さあ、入って。」
「お邪魔します。」
すごい。機械がたくさんあって、いかにも研究所って感じがする。
博「こっちよ。」
???「よう!ショウタ!お前もポケモンもらうのか?」
「え?誰?ってユウじゃんか!!」
そう。ユウは俺の幼馴染で、色々とライバル的存在。運動会の100m走でも1位と2位を競ったし、
学力も同じくらい。(学力に関しては、二人とも成績は微妙だけど…)いろんな意味で親友だ。
ユウ「まさかお前と同じ日にポケモンをもらうなんてな。」
博「二人とも知り合いだったのね。なら話ははやいわ。ポケモンを順番にえらんでちょうだい。」
二人 「はーい」
ユウ「お前が先にえらべ。」
「うん。」
どれにしよう?うーん…
博「いきなりえらべって言われても、難しいわよね。じゃあ、私が三匹の説明をするわ。」
二人「お願いします!」
博「左から順番にいうわよ。まず、この子はポカブ。炎タイプよ。」
ポカブ「カブッ!」
確かに、体全体がオレンジっぽい色でいかにも炎タイプって感じだ。
博「この子はツタージャ。草タイプよ。とてもプライドが高いの。」
ツタージャ「タージャ!」
目が半目で、こっちを見下しているみたいで、ちょっと俺には合わなそう。
博「最後に、この子はミジュマル。水タイプよ。少し天然だけど、まあ、やる時はやってくれるわよ。」
ミジュマル「ミージューミジュマー!」
テッテッテ、ズザァーッ
博「わっ!だっ、大丈夫⁉」
ミジュマル「ミジュー…」
博「こんな感じにね…ドジっ子なのよね。」
今の転び方は凄かった。ホントに天然らしい。
博「ショウタくん、どの子にする?」
うーん…よし、決めたッ!
「俺、ミジュマルにします‼」
ミジュマル「ミジュ⁉(ホント⁉)」
博「今のを見たのに、この子にする?まあ、決めたならいいわ。はい、どうぞ。」
「ありがとうございます‼」
長くなったので、ここで切ります。
12/15 13:27
[3]bw
博「ショウタくん、その子にニックネームをつける?」
「そうします‼」
えーと、どんなのがいいかな?うーん…
ミジュマル「ミジュー!」
「 決めたッ!ミジュにしよう!!」
博「うん、いい名前ね‼」
「ミジュマル、これからはミジュって呼ぶからな、一緒に旅をしような!」
ミジュ「ミージュー!」
博「じゃあ、ユウくんはどの子にする?」
ユウ「俺はプライドが高いのが気に入った!!ツタージャにするぜっ‼」
博「じゃあユウくん、どうぞ。」
ユウ「ありがとうございます‼」
ユウ「よろしくな。ツタージャ。」
ツタージャ「タジャ?」
博「ツタージャ、あなたはこれからはユウくんと旅をするのよ。」
ツタージャ「タジャ。タージャ!(旅!?楽しそう!!)」
博「これは、私からのお願い。私は、こうやってポケモンの研究をしているでしょ?そこで、二人に旅をしながらポケモンの生息状況を調べて欲しいの‼」
二人「是非やらせて下さい‼」
博「じゃあ、そのために、これを受け取って!」
二人は、アララギ博士からポケモン図鑑をもらった!
博「あなたたちは、ポケモンジムを知ってる?そこには、ジムリーダーという、とても強いトレーナーがいるのよ!そのジムリーダーに勝つと、ジムバッジがもらえて、それを8個全て集めると、ポケモンリーグに参加できるのよ!二人も是非挑戦してみたらいいわ!」
二人「はい!」
ポケモンリーグか…俺も挑戦してみたいな
12/15 13:53
[4]bw
ユウ「それで、そのポケモンジムはどこにあるんですか?」
博「ジムは、この街にあるわ。でも、ポケモン一匹だけじゃ、ジムリーダーに勝つのは難しいわ。
近くの道路でポケモンを捕まえて、ポケモンを育ててから挑戦した方がいいわ。」
ユウ「なら、俺はさっそくポケモンを捕まえてくるぜ‼アララギ博士、ありがとうございました‼」
ダダダダッ ガチャッ キィィ、バタン。
博「行っちゃったわね… ほら、ショウタくんも負けてられないでしょ?行っちゃっていいわよ。
「はい!博士、ありがとうございました‼」
タッタッタ、ガチャン。
この先は、野生のポケモンのいる19番道路か。これから始まる長い旅。楽しみだなぁ。ワクワクしてくる。
博「ショウタく~ん!」
「博士、どうしたんですか?」
博「いやぁ、ポケモンを捕まえてねと言ったはいいけど、モンスターボールを渡してなかったのよ。多分今頃ユウくんもボールがなくて困ってると思うから、悪いけどショウタくん、モンスターボールをユウくんに渡してくれる?」
「分かりました!」
博「ありがとう!じゃあ気をつけてね~‼」
「はーい」
この草むらにポケモンがいるんだな…
ガサガサ、ガサガサ。
ズバッ!
「わぁ!!」
野生のミネズミだ!
「いけっミジュ!!」
ミジュ「ミジュ!」
「ミジュ!体当たり!」
ドン!
ミネズミのひっかく!
「ミジュ、大丈夫か!?」
ミジュ「ミ、ミジュ。」
「ミジュ、体当たり!」
ドーン! バタン。
ミネズミは倒れた。ミジュはレベルアップした!
「よくやったぞ。ミジュ。」
今日はここら辺で。次回に続く。
12/15 14:34
[5]ネコ
bwさん
主人公のショウタ目線で描かれているので、ショウタの思いがストレートに伝わってきて、感情移入してしまいます!
会話文の方が多いのに、情景や感情がうまく伝えられるってすごいと思います。
私の場合、それを伝えるためには説明文で細かくする方法しか持ってないので、どうしても登場人物たちの会話が少なくなったり、ストーリーの進み具合が遅くなったりしがちなんですよね・・・
新米トレーナーのみずみずしい世界は、どう変化していくのでしょうかーー!?
応援してますね♪
12/16 00:55
[6]bw
ネコさん、ありがとうございます!
今、忙しいので、更新はクリスマス明けになってしまうと思いますが、そこのところはお許しください。
次回:あの赤髪のおじさんにショウタが出会う!?
12/21 19:04