[1]ちびちびチェリー
【木漏れ日の音色】
初めてなのでものすごく緊張しています!
ヘンな所とか自分で設定作った所もあるけれどご了承下さい。
05/30 17:34
[2]ちびちびチェリー
頑張って面白いの書きたいと思います!
05/30 17:36
[3]ちびちびチェリー
これは、小さな小さなポケモンたちの楽団の物語・・・・・・・
ごうごうと音がする…周りは茶色い水が逆巻き、渦巻いている…ゾロアのナディは悲鳴をあげた…
ナディはがばっと飛び起きた。まわりを、心配そうな顔をしたポケモンたちが囲んでいる。
「……ここは?」
頭がずきずきする。ナディは顔をしかめた。
一匹のタブンネが
「頭に大きな傷ができています。動いたらよけいひどくなりますから、動かないで下さいね。」
と言い、何か薬の様なものを飲ませてくれた。
しばらくして、みんなが居なくなり、静かになった時、ナディはやっと眠りについた。
05/30 18:13
[4]ちびちびチェリー
ナディは眠った。でもすぐに後悔した。あの人の事を夢に見てしまった。
昔の事だからよく覚えていないが、生まれてすぐに3、4匹の兄弟か姉妹といっしょに箱に入れられてどっかに置き去りにされた。雨が降ってきて寒かったのは覚えている。
次の日、みんな寒さで死にかけたころ、やっと日が差した。あの人はその朝日とともにやってきた。そして家に連れ帰ってくれた。その人は女の子で、レナといった。6才だった。
レナはナディに名前をくれた。
7年がたった。
他の子はみんな貰われていった。でもナディは彼女のゾロアだった。ずっと。ずっと。レナは中学生になり、吹奏楽部に入ってテナーサックスを吹いていた。レナの両親はお祝いにテナーサックスをレナにかった。レナは毎日サックスを持って学校に行った。 ナディはレナについて学校に行った。レナの友達になでてもらったり、お弁当に入っていたトマトや果物をもらったりした。レナはどんどんサックスの腕を上げていた。毎日がとても楽しかった。しかし、それは唐突に崩れた。
その日、久しぶりに部活が休みで、レナは家でサックスを磨いていた。外には雨が降っていた。
06/08 16:57
[5]ちびちびチェリー
レナがケースの蓋をしめ、金具を閉めた。まるでそのぱちんという音が合図だったかのように
いきなり茶色い水が窓から押し寄せた。そしてあっという間にのみこまれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
06/08 17:08
[6]ちびちびチェリー
しばらくたって、頭の包帯もとれた。ここは、ライキというサザンドラがリーダーの小さな混合群の縄張りらしい。混合群とは、複数の種類のポケモンたちが集まって構成される群の事だ。ナディはその縄張りの隅に巣を作った。
06/08 17:19
[7]蒼葉
初めまして!蒼葉です。
混合群!斬新な設定ですね。
続きを楽しみにしてます!
06/11 17:08
[8]ちびちびチェリー
蒼葉さん、ありがとうございます!
では続きいきます‼
ナディはあっという間に周りと馴染んだ。
チラーミィのグレイという女の子とは、親友になった。
ある日…
ナディが
「川に行きたい」
と言った。
グレイは驚いたようだった。
「えー、えっえぇ~?なんで?」
「だって…レナが…その、えっとあの~」
「なによ?」
ナディはためらいながら言った。
「レナは川で死んだ。だからちゃんとお別れしたい」
「つらくない?」
「うん」
「じゃ、いこっか」
06/25 17:29
[9]ちびちびチェリー
川についた。
「ねぇ、ホントにレナは川で死んだの?」
「うん」
「まぢ」
「洪水で家が壊れてたから99%」
「うー」
「ホント」
「かわいそ」
なんとなく辺りを見渡していたら、黒い箱を見つけた。
懐かしい、あの箱を。
06/25 17:40